楽しい日々

その年の夏休みのこと。

陽葵に「7/25〜7/27にお泊まり会しない?」と言われて、私と陽葵でお泊まり会をすることにした。


場所は陽葵のおばあちゃんの家で、2泊3日のお泊まり会になった。


いよいよお泊まり会の当日になった。


遊園地に行った時と同じ駅前で待ち合わせして、陽葵のおばあちゃんの家に電車で行った。

電車の中では、何をするかを決めていた。今日は海に行く、明日はひまわり畑にピクニックに行く、明後日は陽葵のおばあちゃんの家でトランプなどをすると決めた。


陽葵のおばあちゃんの家に着くと、自分の荷物を置かせてもらって服の下に水着を着て早速海に行くことにした。


海はとても綺麗で太陽の光が反射して水面がきらきら輝いていた。

私達は、上に来ていた服を脱いで水着姿になった。そして、2人で海の中に入って、泳いだり、水をかけあったり、海の家でお昼ご飯を食べたり、砂浜で買ったアイスを食べたりなど色々なことをした。

陽葵と行った海はとても楽しかった。


夕方になって、もう暗くなるからそろそろ帰ろうという話になって、明日は何をするかという話をしながら、陽葵のおばあちゃんの家に帰った。


おばあちゃんの家では、夕ご飯を食べた。陽葵のおばあちゃんが作ったご飯は凄い美味しくて、ほっぺたが落ちそうだった。


次の日。

私と陽葵は、陽葵のおばあちゃんの家の近くにあるひまわり畑にピクニックしに行くことにした。


その場所に着くと、ひまわりが沢山咲いていてとても綺麗だった。

私が「凄い綺麗だね〜!」と言うと、陽葵が「ね!凄い綺麗✨」と目を輝かせてながら言った。


そのあと、私達はひまわり畑の中に入ったり、お昼ご飯を食べたりした。

あの沢山のひまわりに囲まれて太陽の光によって輝いていた君は、どこか切なくて今でも忘れられない。


その次の日。

私達は神経衰弱やスピードなどをやった。

神経衰弱は圧倒的に陽葵が勝ち、スピードは私がギリギリ勝った。


午後になると、それぞれの家に戻るため荷物をまとめた。

荷物をまとめた後、電車に乗った。

行きは何をやるか決めるのに集中していて、2人とも電車から見える景色をきちんと見ていなかった。

でも、帰りは2人で電車の窓から見える景色を見ながら、8/13の夏祭りに一緒に行くと決めた。

すると、電車の窓から見える景色の中にあのひまわり畑が飛び込んできた。

昨日見たひまわり畑だ。でも、見方が違うからか、また違うひまわり畑に見えた。


私達の家の最寄り駅に着いた。そして、私の家の前に着くと、「楽しかったね〜!!」と陽葵が言った。私は、「うん!次会うのは夏祭りだね!楽しみだなぁ〜」と言った。そうしたら、「うん!うちも楽しみ!!じゃあ、またね!」と陽葵が言って、「バイバイ!」と言って別れた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る