第29話 反逆者
我が王国は今や魔界からの軍勢(自分の命令で召喚した勇者が指揮する軍隊)に占拠されている....こんな、500年も続いた我がハスタルを滅亡させるわけにはいかない...
と、なんとも勝手な国王である。なんと戦争をしている隣国さらには海を越えてエーリャン大陸の各国に助けを求めたのである。実際国王自身も同盟国であるウリナン連合国に避難していた。
「.....やっぱり......」
桜から国王が居ないと無線で言われたときは、何事⁉と心配したが....
「いや、この王様馬鹿すぎだね?こんな密書を隠蔽しないとか...」
いや、罠かもしれないけど連合国の正式な印がしてあるし...
「はぁ、めんどくさ」
そして予想外が
緊急事態を告げる鐘がなる。そして憲兵が慌てて来る。
「閣下ぁ!大変だぁ、ウリナン連合軍に今まで敵対してたキャリュー王国軍が撃ってきた!」
「口遣いに気をつけろといつも言ってるでしょエドス憲兵少尉......はぁ、状況は?」
「も、申し訳ねぇ。だ、だけどよ...しかし、やつら俺たちが売ってたカルバリン砲やら、火縄銃やらに魔法込めて撃ってきたんです。修復中の北門から入ってきて真っ直ぐ中央区に進軍中!」
「あ、エドス、車持ってきて」
「え?あ、はい、了解しやした」
もう治らんなこいつは.....
***
「お、できたんだ。」
完成した機関銃を手に取る。鉄資源が少ないので極限まで鉄を節約した。一一式軽機関銃.....だいぶ戦力アップ、更に15.5㎝艦砲も完成したし....配備するには....戦車に載せるか。
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