【番外編】この作品について、と今後の補足
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お久しぶりです皆さん。
思い返せば、こうやって私から直接皆さんへ語りかける事はいつぶりでしょうか?
確か……『音速兄さん』の事を少し補足した『後書き』以来だった気がします。
さて、それでは改めまして。
本作品の《妄想主》とでも言うべき存在の、三ノ宮くろすけ です。
大学受験を間近に控えた高校3年生であるにも関わらず、日々怠けて、自由気ままに過ごしている私ですが、気が付けば本作品の投稿をカクヨム様にてスタートし初め、はや5ヶ月を過ぎて参りました。
今回に至るまでの期間、ノンストップで投稿を続けてこれたのは、実に飽きが早い私にとって、それこそチャレンジ校に合格する位に奇跡的な事態である訳ですが、その奇跡を起こすに至れた事は、ひとえに皆さんの応援があっての次第です。
改めて、ありがとうございます。
前置きが長くなってしまいましたが、そろそろ本題に入りましょうか。
本作品【ツンデレな彼女の育て方 in 1994】にて、特筆すべき重要なキーワードとなっている『タイムトラベル』と『世界線跳躍』についてですが、果たして水城ちゃんと山瀬が交わした会話でどれ程理解して頂けたでしょうか?
恐らくですが、「何言ってるかわかんない」と言うのが大半の読者様の感想ではないかと想像しております。
今後、くどいと言われる程触れていく本話題ではありますが、一度ここで皆さんに補足説明をしておこうかと思いこうやって筆を走らせている次第なのです。
(筆とは言いつつ、その実はただのタイピングだけれど)
さて皆さんは、
【過去へタイムトラベルを行う事は可能である】
と思いますか?
作中でも触れている通り、実は
【不可能】
なんです。
びっくりですね。
本作品では何を隠そう、主人公の元いた時代から32年も昔の1994年へタイムトラベルをした時点からストーリーが始まっているのに、実は過去へのタイムトラベルとか無理無理(ヾノ・∀・`)
と鼻で笑われてしまったら、これまでの茶番劇は一体なんだったんだ……と言う話になってしまいます。
しかしこの、リアルでも通ずる
【過去へタイムトラベルを行う事は不可能である】
と言う悲しき事実が、本作品でも適用されているのは周知の事実かと思います。
はっきり言って、清々しい程の矛盾ですね。
では、一体どういう理屈で山瀬や水城ちゃん、未だ分からぬ事件の犯人は理論の壁を越えて過去へタイムトラベルをしているのか?
答えは余りにも非情です。
限りなく現世界線に似かよっている別のパラレルワールドへ、世界内の擬似的タイムトラベルを起こした水城ちゃんを含めて、元来この時間にいなかった人間全ての記憶を上書きしているのです。
これは主観的にはあたかも過去へタイムトラベルを行ったかのように思えますが、実際には現世界線の過去へ時間を遡ってなどおらず、別の世界線の似たような時間に移動しているだけの主観的タイムトラベルなのです。
少し難しいので要約すると、実際には別の世界線に移動しているだけで、助けたい四夜ちゃんが殺された世界線はそのまま変えられずに続いているんです。
では、そもそもどうして過去へタイムトラベルを行う事が不可能なのか、次はそれについて話して行きましょう。
ですが、ここで一つ注意しておかなければいけない事があります。
それは過去へタイムトラベルを行うとされる方法と、未來へタイムトラベルを行う方法は全くの別物だと言う事です。
実は未來へタイムトラベルを行う事は過去へのタイムトラベルと違って理論上とても簡単。
それは、アインシュタインの相対性理論でも示されている通り、重力によって時間の流れが変わる場所、要は時間の流れが遅くなるへ行けば良い、ただそれだけなんです。
青色の猫型ロボットが出すタイムマシン何かで過去へも未來へも同じ方法で飛ぶ事は出来ないんです。
では、不可能とされる過去へのタイムトラベル理論は如何なる物なのでしょうか?
と、言いたい所では有りますが、これ以上ネタバレしてしまっては作品の【チョ~大切】な伏線をここで回収してしまう事になるので、今回はここまででお預けです。
ここで少しだけ予告(ネタバレ)が出来ると言えば、今後そう遠くない内(年内)に2章が完結……する事は無いだろうと言う事と、3章からは四夜ちゃんと水城ちゃんに次ぐ3人目のヒロインが登場すると言う事です。
名前のヒントは、白衣を着た中二病の自称マッドサイエンティストさんが主役の作品と、異世界に突然飛ばされた挙げ句、右も左も分からない天衣無縫の無一文から死にゲーを繰り返す煽りニストさんが主役の作品で、どちらにも共通して登場するとあるキャラクターの名前を模しております。
(筆者は上記2作品の熱狂的なファンファンなので、思わずやってしまったと。悪気は無いので責めないでください……)
それではまた、いつかのネタバレでお会いしましょう。
それでは。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます