Japanese hentai
「るんるんるーん♪」
やっぱりお風呂に入ると鼻歌歌っちゃうよね。音が反響して、なんだか気分が上がっちゃう。
昔はお兄ちゃんと一緒にお風呂に浸かりながら歌ったりしたなぁ……。
成長と共に一緒に入らなくなるのは当然なんだけど……正直寂しい。また一緒に入りたいなぁ。
私はお兄ちゃんにならその……見られてもいいし。
「……顔、真っ赤」
お風呂のせいにはできない。鏡に映る私の顔はどこからどう見ても恋する乙女。お兄ちゃんと一緒に入る所想像して、恥ずかしくなってしまった。
頭を左右に大きく振って、煩悩を追い払う。
頭は洗ったから、次は体。
最初に首回りを洗って、肩、腕、脇、胸……胸。
「やっぱり、ちっちゃいよね……」
お兄ちゃんに気に入って貰えるように毎日マッサージしてるんだけど……鳴かず飛ばず。
麻紀ちゃんとか、お兄ちゃんの誕生日会に来た栄美子さんとか、大きいから……。
下乳を持って上に上げてみるも、そこに重厚感は無く……
「女の子の魅力はおっぱいだけじゃないもん!」
自分に言い聞かせるように声に出す。こうでもしないと不安になっちゃうから。
パパッと体を洗い終わって、最後にお風呂に浸かりながら歯磨き。このシャンプー、体、歯磨きの流れはあんまり崩した事が無い。
そっと足を入れて湯船に浸かる。あったかくて気持ちいい……。
「歯ブラシ……歯ブラシ……あった!……ってこれお兄ちゃんのだ」
間違えて取ってしまって、慌てて元の場所に戻そうとして、ふと思った。
「……この歯ブラシ、いつもお兄ちゃんが使ってるんだよね……」
いつもお兄ちゃんの口の中で、唾液と絡まりながらお兄ちゃんの歯を磨いてるこの歯ブラシ。
「お兄ちゃんの、歯ブラシ………」
歯ブラシをジッと見つめる。そうしたら、なんだか変な気持ちになってきた。
今までこんな事、無かったのに。
歯ブラシに魅力を感じるなんて、無かったのに。
気づけば私は、お兄ちゃんの歯ブラシを頬張っていた。
一度タカが外れたら、もう止まらない。
「お兄ちゃん……お兄ちゃん……」
お兄ちゃんの歯ブラシを舐って舐って沢山舐る。
「お兄ちゃんと間接キスしてる……あっ……」
下腹部が疼くのを感じた。
「私、女の子の喜び、感じてる……」
自然と歯ブラシを持っていない右手が下半身に伸びる。
「あっ……だめ……」
駄目だとわかっているのに、止まらない。
「ん………お兄ちゃん………」
一回熱に侵されると、人間何を考えるのか分からないもので。
「歯ブラシ……お兄ちゃんの……」
私はいつの間にか、歯ブラシをお兄ちゃんのモノだと想像して咥えていた。
いじめにあった時はもっとリアルなウィンナーだったのに。あの時は本当に辛いだけだったのに。安物の歯ブラシでも、お兄ちゃんのモノだと思うだけで、興奮が止まらない。
「お兄ちゃん……あっ、んっ、気持ちぃ……」
その興奮に応えるかのように、右手の動きが加速していく。
「ダメ……イっちゃう……………!!!」
自分でも驚くぐらい背中が反れた。
それに、こんなに早くイっちゃうなんて……正直自分でも驚きを隠せない。
「はぁ、はぁ……」
徐々に鮮明になっていく頭で、一つ思う。
「私……変態なのかな……」
賢者タイムならぬ聖女タイムに突入し、冷静になった私は、自らの痴態を思い出して自分をそう総括した。
……けど、お兄ちゃんが魅力的なのが悪いよね。
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えっちな光が通りますよっと。
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