V作戦の主役たち・バアアアルカン!

 それは最もカッコいい頭部バルカン砲の発射シーケンス。

 まあモビルファイターの場合、引き金を引くわけにもいきませんしね。


 ガンダムの武器の中で、どうしてもツッコまずにはいられないのが頭部60ミリバルカン砲です。

 大きすぎて入らないとか二門いらないとかはコアファイターと同じですので繰り返しません(と言いつつ繰り返してますが)。

 これをもう少し合理的にするならと、最初に考えたのは対人兵器です。戦車同様、MSにとってもロケット砲を抱えた歩兵は脅威でしょうから。

 となるとイスラエルのメルカバのように、7.7ミリか12.7ミリの機銃を一門と60ミリ程度のグレネードランチャーを一門という所か。


 …とも思ったんですが。

 本編でのザク撃破シーンとかが無しになってしまうのは寂しいですね。

 という訳で一考。


 開戦前、連邦には豊富な通常兵力があった訳ですから、歩兵対策は同じ歩兵やその他装甲車両の火力で賄う事として、ガンダムの主武器は全て対MS戦を想定したものとする、という線でしょうか。

 となれば、60ミリの通常形式機関砲を二門搭載が自然な線でしょう。いささか短砲身になりそうですが、ロケットアシスト弾を用いるなり、タンデム式成形炸薬弾を用いるなりすれば、ザク程度には一定の効果が見込めそうです。

 いや、それ以後のモビルスーツであっても、切り結んだ際に相手の頭部に打ち込んで、カメラやセンサーを破壊する事は出来るでしょう。つかそんなシーンをランバ・ラルのグフ戦で見たかった。


 そうする事で逆に、歩兵の支援が見込めないWB隊において、ガンダムが敵の歩兵に苦戦するという展開もありうるわけです。っていうかそれ第十四話「時間よ、止まれ」や。

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