病室のアオハル

SHR 内容

”登場人物”

愛染純･･･都内の高校へ通う高校２年生の女の子。平凡以下の根暗さで同級生達から酷いいじめに遭っていて、耐えきれず自殺を試みるが失敗。昭斗と出会い、生きることの大切さを知っていく。

瀬野昭斗･･･白血病を煩う純より一つ年上の１８歳。自殺を図った純を引き留め、友達になるよう促す。天真爛漫で時々小学生のように駄々をこねる。

橋本恭平･･･昭斗が入院する病院の看護師。昭斗がはしゃぎすぎないように行動を監視している。

志崎萠夏･･･純と同級生で同じクラスの女の子。学級委員を務めていて、いじめられっ子の純のことを気にかけるようになる。

愛染真純･･･純の母

瀬野妙子･･･昭斗の母

瀬野洋介･･･昭斗の父

”あらすじ”

学校なんてくそったれ―　平凡以下の根暗な女子高生、『愛染純』は同級生からいじめを受けていた。孤独で苦しい学校生活に耐えきれなくなった純は、駅のホームから飛び降り自殺を企てる。しかし、その計画は一人の青年によって憚れてしまった。彼の名前は『瀬野昭斗』。「僕と友達になってよ。」半ば強引に友達宣言をされた純はその後病院にて再会を果たす。昭斗は白血病の重症患者であった。そんな昭斗の望みはただ一つ。「学生みたいに青春を楽しみたい。」病人であることを知った純は、そんな昭斗の夢を叶えようと学生生活を楽しんでもらえるよう協力することにする。純は昭斗との時間を過ごす内に昭斗の人間性に惹かれ、今生きていることの喜びを身にしみて感じていく。しかし、昭斗に残された時間は刻々と削迫っていて迫っていて・・・。誰にだって青春を謳歌する権利がある。人生一度きりの学生生活。これは２人が、限られた空間の中で、生きている理由と生きていく理由を見つけ出す純愛青春ストーリー。