番外編 断章 吾輩はモブである!名前はまだない

【断章】本来なら存在しない書き下ろし

家政婦魔将軍は見た!


魔将軍

「いや、俺は見る気は無かったんだよ!

本当だ!助けてくれ!」



シャドウ様が帰還して!

中ボス級の巨大ムカデを探して居たらしい

何処に居るのか問いかけに応えた

魔族は既にシャドウ様に消されて居た!


たまたま巨大ムカデを処理する処を目撃!

シャドウ様が【証拠隠滅】

小声でつぶやいて居るのを聞き更に


シャドウ様が陶酔するかのように

「全ては尊師の心のままに・・」

何かに祈りを捧げている!


更なる【上位存在?】

洗脳でも受けてパシリでも

されている様な有様


最近の突然の粛正劇【深淵の渦の底】

謎すぎる単語が思い浮かばれる


バレることなくここは凌いだのだが!

そこから【不可解な半端な任務】が

言い渡される!


この作品の本来の

【シナリオライター】により

魔族、魔物は悪い奴の印象づけが必要


村に行って適当に村人2.3人殺して

帰ってこい!


私が出向くまでもないので

配下の魔族を1人村に派遣した!


だが、既に今は亡き北方将軍が

【壊滅させた村】のはず?


シャドウ様直々の【機密の指令だったはず】

よせ!考えては駄目だ!

真相にたどり着くと間違いなく消される



そして

【送り込んだ魔族が帰って来ない・・・】


次の日に調査に2名送り込むも

【送り込んだ魔族が帰って来ない・・・】


その次の日調査に4名送り込むと・・・

【送り込んだ魔族が1名

滅多斬りの状態で血だらけのまま帰還】

「あの場所に来てはいけない!」

言い残して事切れる!


怪奇なホラーである!

将軍であっても寒気が走り

【気が狂いそうになる!】


モブゥルフRPG

『SAN値チェック』に入ります!

「狂気に至るまでの数値」


具体的に、どのような時にSAN値が減るのか、

 一例を用意しました。


 0/1D2   めった切りにされた動物の死骸をみて驚く

 0/1D3   人間の死体を見て驚く

 0/1D4+1  めった切りにされた人間の死体をみて驚く

 0/1D6   目覚めたら棺桶の中に閉じ込められている

 0/1D6   友人の非業の死を目撃

 0/1D6   グールを目撃する

 1/1D6+1  死んだはずの者に出会う

 0/1D10   ひどい拷問にあう

 2/2D10+1  切り取られた巨大な頭が空から落ちてくるのを見る

 1D10/1D100 大いなるモブゥルフを目撃する


【SAN値チェック成功!】

狂気に落ちて気が狂うのは免れる!

魔将軍


流石にあの村が魔族でも噂になり出して

誰も調査に行くものがいない!


周りの視線が痛い!

立場上私がいかねばならないところまで

追い詰められる


少数精鋭!特に優秀な配下二名引き連れて

直々に調査に出かける


多少ビビりながら到着すると

【破壊された廃村!】ここまで酷く

破壊できるのか?という有様!


人などいるように見えない!

何か【邪悪な意思】が働いてなんらかの

儀式が行われたのでは?

勘ぐりたくなる!


【禍々しい 神聖な儀式の痕跡】

多大なるマナが消費された空間を見つける


うちらの儀式とは規模が違いすぎる

残り香が聖域として残るレベル!


シャドウ様で対抗できるかどうかの

【神クラスの痕跡!】


何が起こるかわからない危険な地域!

一刻も早く撤収したいのだが、

調査にあたっている

仲間の【豚顔の悪魔】が戻らない!


そして一件の家から

炊事の煙が上がっているものを見つける


「今日は豚カツよ!」

「地母神ガイア様にお祈りを!」


そこで

笑顔で人間に【捕食】されている!


思わず私はその場で嘔吐!

馬顔の配下は怒り狂い

即時に武器を引き抜き人間に襲い掛かる!


惚れ惚れする太刀筋!


人間の大人2名と子供2名

危険度から大人2名を即時に解体!


男は頭を二つに割られ

女は動体を二つに割られる!


そこからは悪夢だった

女の子供が飛びついて

仲間の動きを拘束


男の子は包丁で即時に同僚を解体する!

太刀筋が見えない!何をされたのか

遅れて理解する!


「コレは馬刺しかな?」

子供が場違いなセリフを吐くと


死んだはずの父親が蘇りよしよしと

頭を撫ででいる


「ゾンビ?再生者」

リジェネェター化物の部類である


恐慌をきたし叫び声を上げながら

そこから離脱して一昼夜逃げ回る


最後は気力や体力も疲れ果て

行き倒れる


続く

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吾輩はモブである!名前はまだない かんがる @kanngaru

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