尻からバグアイテムを産みだすと社会的死を迎えることになってしまったVRデスゲーム
宮古遠
尻からバグアイテムを産みだすと社会的死を迎えることになってしまったVRデスゲーム
が!
そこへ悲劇は
突如あたりで異変が
そうしてそのモンスターの一体が、ミツヨシの背後へ
が!
リュウはそのことに、まったく気付いていなかったのである!
「あッ!」
「ミツヨシ!?」
そのせいでリュウは、モンスターの、
「ぐわーッ!」
「ミツヨシーッ!」
リュウは叫ぶことしかできない!
「ううーッ!」
腹が変形するほどの一撃を受けたミツヨシは、そのままずるりと地面へうち
が!
「う、う………ッ!」
「ミツヨシ!」
日頃から身体を厳しく
「ミツヨシ生きてるか! 大丈夫なのか!」
「ああ、なんとかな………うう」
しかしミツヨシは虫の息。
しばらくは動けそうにない。
「待ってろ、いま
そのときである!
ミツヨシの内部で、なにやら
「う―――ううッ!?!?」
「ミツヨシ!?」
なにやら
「うげーッ!」
「ミツヨシ―ッ!」
「キャー!」
「ワーッ!」
仮想世界は、大変な
そこらじゅうで人々が
しかし事件は、それで終わりではなかった!
はじまりに
―――ブウン
「な、なんだ!?!?」
なんと現実世界のミツヨシだった!
「あ、あれは………!
ミツヨシの
現実世界で頭に
「う?! ぅうッ!?!?」
「ミツヨシ!?」
「ううーッ!」
「ミツヨシイイイイイイイイーッ!!」
ありとあらゆる角度から映し出された現実のミツヨシは、ビクビクと身体を
「ううーッ!」
「ミツヨシーッ!
そうしてもう!
アッという間に!
「うーッ!」
「
現実世界のミツヨシは、仮想現実のアバターミツヨシと同じように!
―――
「ううーッ!」
「
無数のえげつないシロモノを、自身の
「はあああああああああああああんッ!!」
おみまいしていったのであるッ!!
「ミツヨシうわーッ! うわああああああああああーッ!!!!」
群衆も叫んだ!
「きゃーッ!」
「うわーッ!」
そうして
「ああーミツヨシああー! ああーッ!」
リュウは
「うッ、う、ぅうッ、うッ………」
ひくつくまま、
しかし―――
しかしそれで、ミツヨシの死は終わりではなかった!
まだまだミツヨシは、死んでゆかねばならなかったのである!
―――ピピ、ピーピーピーピー
―――ピガー
―――ピロピロピロピロピロピロピロ
―――キュイイイイイイイイイーン!
「な、なんだ………」
そうして辺り一面に映し出されていったのは―――
「あ………ああ! ああーッ!」
ミツヨシの
その、すべてだった―――
「ああーッ! ああーッ!」
叫ぶリュウの目の前で、今度は、一体どこから入手したというのか、ミツヨシのいろいろの、ちょっと人様にはどうしたってみせるもんではない、
「やめろーッ!」
検索サイトでのニッチなエッチ
「あ、ああ………ああああああああああああーッ!」
リュウは叫んだ!
ミツヨシの
「うわああああああああああーッ!」
けれどいくら叫んだって、
―――そうして。
そうして
「あ、あ。………あぁ―――………」
言葉なくバグアイテムの
「ミツヨシッしっかりしろ! ミツヨシ!」
リュウはミツヨシに
あの、そこはかとないパワーを感じるサイド・トライセップスからの微笑み———
その微笑みをもう、リュウは二度とみることができないのだ………。
「ミツヨシ………ミツヨシィッ! うう! ううーッ」
ミツヨシの身体が
ミツヨシのガワ。
美少女ロリケモ貧乳アバターだけを抱えている
リュウにはそれがどうにも、ミツヨシが本当に死んでしまったように、感じられてならなかった………!
「ちくしょう………ちくしょう! いったいなんの
そのときである!
『―――
「ハッ!」
混乱するリュウたち群衆の
『我が名は
それが後に云う、世にも恐ろしいVRデスゲームの始まりだった………!
七日間―――
タイムリミットが来るまでに、
もし倒せなければ全世界に、全国民の個人情報と
そこへ追い討ちと云わんばかりに、
社会的に死に!
物理的に死ぬ!
逃れるすべはない!
「俺がテメエをぶっ
『かかってくるがいい! そして
「くそおおおおおおーッ! くそおおおおおおおおーッ!」
リュウは動かなくなったミツヨシを抱え叫んだ!
ミツヨシの
パソコン内部に納められた、
「うお――—ッ!!」
果たしてリュウは、この戦いに、勝つことができるのか!
最後に笑うのは人か!
それとも、自我を持ったデータか!
人類の未来は、仮想空間へ閉じ込められた、彼らの行動次第である………!
TO BE
CONTINUED………?
尻からバグアイテムを産みだすと社会的死を迎えることになってしまったVRデスゲーム 宮古遠 @miyako_oti
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