第3話 綾音さんとデートする

次の日朝早く目が覚めてしまった。

昨日綾音さんに誘われた事が嬉しかったのと、

新しく家族になる人が来ると言われて……。

「まだ来てないか。」

まだ新しく家族になる人は家に来ていなかった。

俺は朝食を食べて家を出た。

「女の子を褒めるかぁ。 」頑張ってやってみようと心で思い込ませた。

9時55分に待ち合わせの場所に着いた。

綾音さんはもうここにいた。

「綾音さん、来るの早いですね。」

「そういう結城くんだって早いじゃないの。」

「そうですね。服可愛いですよ。」

「あ、ありがとう。」

少し頬が赤らめた。

デパートの中に入った。

「ちょっと行きたい所あるんだけどいい?」

「いいですよ。俺は今日綾音さんの連れなんですから。」

本屋に行くことになった。本屋には沢山の種類の本があった。

「何かいい本でもありましたか?」

「んーこの本とかいいよね。」

「ミステリの本好きなんですか?」

「ええ。結構好きだよ。」

俺は手紙ついて知りたかったから、探りを入れてみた。

「ミステリでも手紙のとかはいいんじゃないですか?。」

「んー……手紙のとかね。ちょっと気になるから買って見ようかなぁ。」

「俺も手紙のとか気になるんですよね。家のポストに差出人不明のやつが……。」

「そうなの。それは興味深い聞いてもいい?。」

これは綾音さんじゃないの確定だ。

俺は手紙の事を全て話した。

「差出人不明ね。それも探して見てかぁ。学校が始まる前だから、身近の人とか15年間であったことあったりする人じゃないかな?。」

「そうなると自分記憶で探さないと行けないのか……。」

「まぁいつでも相談のるからね!」

「ありがとうございます。」

ミステリの本を買いながら話した。

「あ、財布置いてきちゃったから本屋に取りに行ってくるから待ってて。」

「わかりました。」

数十分待ってみたが、一向に帰ってくるかんじがなかったので本屋に行ってみたら……。

ー可愛いね。どこかいかない?

ーご飯とかどう?

「辞めてください。大丈夫ですから。」

綾音さんの声が聞こえた。男2人に絡まれていた。

俺は急いで助けに行った。

「これ、俺の女なんで、辞めてもらっていい?。」

「結城くん。」

ーち、男持ちかよ。

俺は綾音さんの手を取ってその場からすぐにいなくなった。

「結城くん、助けてくれてありがとう。」

「俺が一緒に行けばよかった。綾音さん可愛いから。」

「ごめんなさい。せっかくのデートが……。」

「大丈夫ですよ。」

「結城くん肩にゴミが付いてるよ。ちょっと屈んで。」

俺は綾音さんが言うとうりに屈んだ。

そしたら、頬に唇があたった。

「え、?。」とポロっと声が出てしまった。

「助けてくれたお礼と今日付き合ってくれたお礼。」

俺は一瞬頭の中が真っ白になった。初めてキスされた。めっちゃ嬉しい!!。

「結城くん、もうこんな時間だし帰りましょ。」

綾音さんは俺の手を繋いできた。

「どうしました?。」

「また、男の人に絡まれたくないから……。」

「これは俺が恥ずかしい。」

「お願い……。」

顔がめっちゃ赤くなった。綾音さんめっちゃ可愛すぎる。

このまま家に送りに行った。

そして自分の家に着いた。

「ただいま。」

ドアを開けた瞬間に朝日が飛び出してきた。

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