第2話 隣の席の子に誘われた!?
学校が始まって一週間がたった。
俺は委員会と部活に入った。将棋部、風紀委員。
風紀委員は横の綾音さんと同じになった。
午前授業が終わり昼食の時間になった。教室はまだなれてなくて中庭で食べていた。あの謎の手紙を事を考えていたら、
「結城くん。ここにいた〜。」
「綾音さん。」
「こっち向いてよ。」
俺は綾音さんに言われて、右を向いた。
そうしたら綾音さんの人差し指が頬に当たった。
「痛……。」
「嘘つかない。優しくした方だよ。」
「バレたか。俺に何か用でもありますか?」
「あ、そうだった。可愛くて見惚れるちゃった。」
まさか俺に手紙送った人は綾音さんなのだろうか……。
「明日土曜日暇?。」
「はい。暇ですよ。」
「なら良かった。土曜日10時にデパートでどう?。」
え、え、まさか俺にこんな時がくるのか!!。
初めて女の子に誘われたよ?。やっぱこれ手紙くれた人は綾音さん!?。
「はい!分かりました。」
「じゃあまた教室で。」
誘われてお昼は終わった。
俺はこの事でいっぱいで授業に集中できずに放課後になった。
妹と家に帰るために正門で待った。
10分ぐらいたってから妹がきた。
「ごめんね。お兄ちゃん。待たせたかなぁ??。」
「いや大丈夫だよ。さっききたところ。」
これはネットで調べて、こういう時はこうやって言うと知った。
「朝日、俺隣の席の女の子に明日デパート行く話になったんだけど……。」
「え、まさか、お兄ちゃんがデートに誘われるとは……。」
「デートではないよ。あくまで誘われただけでデートとは……。」
「それをデートって言うんだよ。」
朝日は少し口をどがらせて言ってきた。
「何か相談でもある?。」
「初めてだからこうやって誘われるのは、だからどうやって接していいのかが……。」
「そういう事ね。まずは、女の子が着てきた服とか色々褒めることだね。」
「褒めることか……。」
相談をのっててもらっていたらもう家に着いてしまった。
「相談乗ってくれてありがとう。」
その夜、ご飯を食べていた。
父親が俺たちに告げたのであった。
「明日から、家に家族が1人増えます。」
「美人だから寝癖とか色々結城は直しといてよ。朝日はしっかりしてるから大丈夫だけどね。」
「は?、待って何々、1人増える?どういう事だよ。頭の中で何もかも整理できてない。」美人は言い過ぎでしょなんでも。
「そういう事なんでよろしく。」
父親はそう言った。
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