俺の家に誰が手紙送ったの?

てと

第1話 昨日手紙が届いた……

今日は俺の入学式だ。

新しい高校生活が始まろうとしていた。

新学期が始まると言う楽しみと謎の手紙で昨日は全然寝付けなかった。

なぜなら昨日俺の家のポストに入っていた物が気になるからだ。

その手紙には

「こんにちは。私は貴方が好きです。同じ学校なので楽しみにしています。私を探してみてくださいね。」

と言うのが届いた。差し出し人が不明の……

一体誰がこんな手紙を送ろうとするのか?

そうして考えてるうちに朝になり、妹は俺を起こしにきた。

「おはよ お兄ちゃん。今日は学校だよ。ご飯できたから食べるよ。」

俺たちの両親は出勤が早く、妹がいつもご飯を作っているのだ。

「んーおはよ。朝日。」

妹が作ってくれたご飯を食べた。

「いってきます!」

二人で誰もいない家に告げた。

「お兄ちゃん、今日何か楽しそうだけど、なにかあるの?」


昨日の出来事を言うか考えたが辞めた。

「い、いや別に。高校生活が楽しみなだけさ。」

本当に誰がこんな手紙を家に送ったのであろう……。そんなことを考えていたらもう学校に着いてしまった。

そこで妹とは別れてようとしていたら

「あの子美人だよね。」

「芸能人とか何かの人かね。」

などの声を聞いた。その人たちの目線は俺の妹だった。やっぱ可愛いんだなと思ってしまった。絶対妹は渡さないぞと決意した。教室に着いて妹とは別れた。

俺の名前は言い忘れていたけど、依咲 結城。

「あ」から始まる人がいなければ毎回前である。

でも「あ」がいると困るから一様見ておくことにした。そうして席に着くと、横の席の子に声をかけられた。

「おはよう。よろしくね!結城くん。私の名前は桐生綾音。」

「1年間よろしく……。」

なんで綾音は俺の名前を知っているのか……

まさかこの人が俺に手紙を送ってきたのか?……

でもまさかこんな可愛い女の子に話しかけられるとは思ってもいなかった。

高校生活にばんざーい!

初めて女子に話しかけられたのが嬉しくて手紙の事はすっかり忘れてしまった。

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