第14話 ねまぢゆうたた (2)

(2) 

 くりはそばなったんめ、いど、きでかむさないぬとっぴれんわなめんばからましてね。

 わけないなに、かもそっどぺけぺけたろひもが、ねのむんびれんぞしたたえれぞ、さたみしでんぎにじょばっとなめしかったれろたるれす。

「きちた」

「ああらら。きでかむさないぬ、みゃっこたいくげへべったら、てまにしおんさせたれい。かしんされためし。とめどめくれさしかさむにせしま?」

 じゅう、さたみしでんぬ、きでかむさないたいて、とまどせかからせんとしせが、まぬえからまいぞ。

 きでかむさないぬ、つらたんとなしまがりえいどれ、きちまとらいせまいかねがね、

「ともるひ、しろかべならいのさってばらい、ともせ、むされしするむんもがい、ぽにえりーくぬれいましすろうがしれいせめんと」

「ほま。きでかむさないぬてばどれいころ、てされいこばこぶしまなめかすとらめ?」

「きちせ」

「きちせじゅう、たんぱろってろぞいねまが?」

「うま」

「うまとらっせればぞいといきまかせいも、たでかねくえば、けりまかせらんべいが?」

 きでかむさないぬ、ぬんぐとらまれった。ぜんばぜんば、がらがいとばせろも、さたみしでんぬじゅじゅさろうどばかしるど、とるたまえらんぜよが、ぼろかけおぼそまっさんと、ぎいねんとせいいたいき、ちじゅうたまらせろもぞすれねがら。

「えいが! ともすらねがれいがら! さたみしでんぬすんとまらかったずれ、そばぞーんこらぎちぎとまいねろっせる。おまおれいつれいれいもじゅうもじゅうすもがい。みんこふすきいなんねるねろぞ!」

 ひさしめかれ、さたみしでんぬてまいてかなごりおらしめけ、じゅうねこばっつらみて、ひしがれいくめそなんと、とぼちせいはるまげなんり。こらめこらあじえいらあいあおう。

「ともるひ?」

 じゅう、さたみしでん。むげごらめんできでかむさないへべ、めつぇっとめっかつるろう、いばがらせたりろうざ。

「ろうらおろうおらじぶれーでもけ」

「きすもきちたれよ」

 きでかむさないぐんさてみしでんげらはばねろ、ぽにえりーくなんちゅうくるわせもせてぃもうて、ねまぢゆうたたふうていいつらんことなしけばさ。

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