第54話決意
「こんにちはー」
「少々お待ちください」
「こっちはまともだね」ボソッ
「真面目な人だって聞いてる」
「そうなんだね」
「お待たせした。」
「いえ、初めまして。冒険者をしているルイスというものです」
「私はユリアです」
「ルイスさんとユリアさんですね。私はも人学者のパーカーと言います」
「よろしくお願いします」
「よろしく」
「今日は魔人についてお話が聞きたくていつならお話を伺えるかの確認に来ました」
「なるほど。しっかりしていらっしゃるようで。早い日時だと3日後、一週間後、10日後、18日後が空いている」
「それなら3日後にお伺いしようと思います」
「了解した。」
「ではまた来ますね」
「あぁ」
「失礼します」
「失礼します」
「あー何もしてないけど疲れた」
「まぁ普段しないことだったし緊張してたんだろ」
「そうかもねー」
「今日は早く休もう。明日は話を聞きにいかないとだしな」
「そうだね。ご飯食べて寝よう!」
「よし。今日もおいしいものを食べよう」
「さんせーい」
「では今日はよろしくお願いします」
「お願いします。早速説明させていただきますね、前にも言ったんですけど一般的には魔力の濃い場所に長く住んでいる動物が変異することによって生まれるといわれています」
「そうですね。」
「はい。しかし、魔王が誕生するとそれに変化があります。それについても前回話しましたが覚えておられますか?」
「はい、覚えています」
「まだギリギリついていける...」
「ここからだぞ。」
「話を進めます。少し話は変わりますがまだ解明されていないことのほうが多くその一つになぜ経験値を得ることができるかと言うことです。これについては動物が長年にわたり吸収した魔力が経験値に変わるなど言われていますが、魔力国濃い地域の人が経験値が上がりやすいなどないですし、理由がわからないことから生まれる苦しい理由付けですね。私は魔物について代々受け継いできている者の一人でこんな感じですが結構ちゃんとした研究家のルーツです。その研究結果から言いますと、神が関係していると思われます、」
「神様ですか...」
忘れかけてたけど俺も神様に転生させられた身だ。
可能性としては高いだろうし正解だろう。
《さっちゃんこれについて正確なことはわかるか?》
《いいえ。簡単な魔物についてのことはしていますがこの世界の辞書的存在なのでこの世界で解明されていないことについて正確な答えは持ち合わせてはいません》
《わかった》
「そうです。あまり驚かれないのですね」
「まぁ色々探したり経験したりしてきたので」
「修羅の道を歩むことになるでしょう。これをお渡しします」
「これは?」
「師匠から譲り受けたものです。神に挑戦するものが現れたら渡せと」
「神に挑戦。しかし、こんなにもあっさりと何の確認もなしに渡して大丈夫なんですか?」
「選定は済んでいます」
「そうですか。わかりました、ありがとうございます」
「いいえ。良い報告が聞けることを願っています」
「これなに?」
「これは神魔法に対する体制の大幅強化するものだ」
「本格的に戦うことになるんだね」
「まだ決まってはいないが可能性は高いだろうな」
「そのためには仲間を集めないとね」
「そうだな、まぁめぼしはついている。」
「うそ!だれ!?」
「まぁお楽しみだ(笑)」
「え~、気になる~」
「予想してみろよ。そーゆー力も大事だぞ」
「考えとく」
「まぁ当たってても正解は教えないけどな、感じ取れ」
「いじわる。」
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