第23話謝罪
なんか町が騒がしいな。なんかあったのかな。ゴブリンが異常発生したのとかも関係してたりして(笑)
...ゴブリンが異常発生。
超ド派手に倒した。
超ド派手に埋葬した。
...ま、まさか(笑)
集落は結構深かったし。
うん。違う違う。
とりあえず冒険者ギルドに行こう。
ザワザワ
「結局竜巻も炎も収まったのか?」
「あぁただし緊急依頼は継続らしい」
「お前ら!この町に何かあっても守り抜くぞ!!!」
「「「「「「「オオォォォォォーーーー!!!!!!!」」」」」」」
うわー。。。
「すみませんいいですか?」
「あっご無事だったんですね!よかった。顔色悪いですけど大丈夫ですか?もしあれなら神殿で治癒してもらってください。今は忙しいので失礼します!」
「そ、その騒ぎについてお話ししたいことが!!!!」
「へ、ま!まさか!わかりましたすぐ来てください。」
「ギルド長!ルイス君です!」
「今は忙しいのがわかっているだろう!後にしてくれ!」
「いえ、この騒ぎについて知っていることがあるそうで。」
「はぇ?」
「改めて話を聞こう」
「単刀直入に言いますと私がやりました。なのですぐに緊急依頼を解いてください。」
「すまない。バタバタしていてまだ冷静に理解できていないようだ。もう一度話してくれ。」
「ゴブリンの集落をつぶすためにはなった私の魔法です。」
「あぁ。うん。水晶が壊れているのか?あんなことはSランクの魔法使いでもできないことだ。水晶を何個か持ってきてくれ。」
「水晶が壊れているというのは物理的な外傷がない場合以外では聞いたことがありませんがわかりました。」
「ルイス。嘘をついてもなにもいいことはない。現実を直視できないようなことを見てしまったのかもしれないがそれならなおさら正確な情報が必要になる。」
なんだこのおっさん全然信じないな。
ヘルファイヤーで殺してしまおうか。それならあの世で真実だったと納得するだろう。
「嘘ではないんですが。」
「水晶を5個持ってきました。さっきまで使っていた正常なものです。」
「あぁすまんな。ではもう一度頼む。」
「はい。あの魔法はゴブリンたちをせん滅するために私が放ちました。」
「ひ、光らないな。本当なのか。国王に報告しないといけないな。」
「報告ですか?」
「あぁ。優秀な冒険者がいた場合報告してほかの国の冒険者にならないように契約するんだ。これは国から出られないようにするというわけでなく、戦争などがあったときに必ずこの国につくようにするものだ。これを無視すると死より残酷な目にあうだろう。」
「なるほど。家族もこの国の人間ですし問題ありませんよ。しかし動きを拘束されるのであれば。今この瞬間に亡命します。今のタイミングなら問題にならないでしょう。」
もちろん自分が貴族なら問題になる、が冒険者登録するときや冒険者学校に入学する場合は訳ありなことが多いので身分を隠せるのだ。
私は貴族ということがわからないようにしたいといっているので貴族だとはばれていない。
「そのようなことはないから安心してくれ。」
「わかりました。破られるようなことがあれば全力で滅ぼします。」
「わかった。」
「混乱しているだろうから問題なかったと町に知らせてくれ。領主様にもだ。頼んだぞ。詳しいことは言うな、後で俺が対処する。」
「わかりました。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます