第21話達成

よし結構狩れたな。(ケルベロス15匹)

ワン!


依頼達成するために戻るか。


ガヤガヤガヤ


「依頼達成の報告ですか?冒険者カードの提示をお願いします。」


「はいそうです。わかりました。」


「ヒーリア草の依頼ですね。では納品してください。」


「わかりました。これです。」


「多いですね。そんなに時間もたっていないようですが。ひとりでやったんですよね。」


「運がよかったんですよ。一人でやりましたよ。」


「わかりました。更新します。」


「待てください。買取も一緒にやっていただきたいのですが。」

買取は基本冒険者カードに功績として記録してもらう。それにより次のランクに上がりやすくできるからである。

しかし水晶(嘘がわかる)があるので冒険者カードを絶対に提示しないといけないというわけではない。普通提示するが、身分を明かしたくなかったので前は提示しなかったし、カーナさんも私と一緒に狩った魔物の買取の時もカーナさんは提示していなかった。

しかしこれからは少しずつ行動しようと思うので隠れて買取をするようなことはしない。


「大丈夫ですよ。」


「これです。」

ホーンラビットとケルベロスとラウドウルフである。


「え、こんなにも!しかも試しの森じゃなくて冒険者の森に入ってんですか!?」


「はい。テイムしている魔物もいるので問題ないと思いました。」


「そ、そうですか。わかりました少々お待ちください。」


「では先に仮冒険者カードをお返しします。ランクがCになりました。あと1つ依頼を受けたらBランクです。」


「ありがとうございます。結構上がりましたね。」


「正直学生のレベルじゃないですね。」


「ずっと訓練してきましたから。」


「んー。そんなレベルじゃないと思うんですが。あ、換金が終わったみたいです。では依頼のほうは手数料がないので分けてお渡しします。ではそちらから大銅貨5枚です。」

「素材のほうは手数料の大銅貨9枚を引いて銀貨9枚になります。」


「ありがとうございます。」


合計銀貨9枚と大銅貨5枚か

3日間連続して稼げばそれなりになるな。

まぁそこまでお金に困っているわけじゃないしあまり考えないようにしよう。


ちなみに学生がパーティー(1年生の4人組)が稼げるのが1日大銅貨2枚くらいだ。



よし。今日も依頼受けるか。

今日は魔力回復薬とかにしようかな~


「えっと。ルイスさんですね?」


「あ、そうですけど。」


「少し別室でおなしいいですか?」


「大丈夫ですよ。」

あの程度で呼ばれるのか?

少し予想外だ。

覚えておこう


「こちらは当ギルドマスターのファーラインです」


「よろしく」


「よろしくお願いします。」


「昨日はかなり狩ったみたいだな狩。」


「まぁテイムが使えるので。」


「うん。そんな問題の量じゃないんだが少しずれているようだな。ここに呼んだのは卒業後にここを拠点にしてほしいという相談だ。多く素材が枯れる冒険者がいるとギルドも潤うからな。」


「なるほど。ずいぶん早くから声をかけるんですね。」


「あぁ他にもいないわけじゃないぞ?そんなにたくさん狩ってきたやつはいないけどな(笑)」


「そーなんですね。ここを拠点にするかどうかはまだわかりませんが、する可能性は低いです。何らかの事情で卒業後も少しだけ残る可能性もありますが未開の森がある地域で活動するつもりです。」


「やはりそうか。冒険者を育成する学校が近くにあるとまじかで学生を見れるからいち早く誘えるんだが、未開の森がないからそういう人材は出ていくことがほとんどなんだ(笑)」


「そうなんですね。でもすみません。長く残るつもりはないです。目標もあるので。」


「そうかわかった。気を付けて活動しなさい。」


「はい。」


「それともう1つあるんだ。これはDランク以上の学生に行っていることなんだがゴブリンが最近急増したから買ってくれないか?高いランクの冒険者はあまりやりたがらないし人手が足りないんだ。今は報酬も高くなっている。」


「いいですよ。」

ゴブリンはきもいし、食べれないし、素材が取れなくし、依頼料も安いから狩ってこなかったんだけど冒険者ギルドに恩を売るのも大切だろう。

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