仲間探し

第18話入学式

今から入学式。

冒険者を育てる学校は基本入学式などないがこの学校には存在する。その理由は学力にも力を入れているので裕福層の子供も入学してくるのでそういった行事を行っている。

ちなみに冒険者カードには出身校が記される。

基本意味はないが貴族などの護衛の場合は学力も重視されているような学校を卒業している人を護衛につかせるためだ。依頼者側が礼儀も必要か、あるいは強さがあればいいなどの条件を出す。

礼儀が必要ないとしたのに無礼だと死刑にされそうになる場合は冒険者ギルドのウソ発見器で事情を聴くことが一般的とされているのでそこのトラブルは基本的にあまりない。


うちの両親は入学式には来ていない。

忙しいのである。

兄の時はさすがに同行していたが貴族が多く集まる学校なので考慮されていて一般的に業務が少ないときに行われる。

だから王都に行ったのは(兄と両親)別々の時期だ。


入学式が終わりクラスに移動する。

A,B,Cの三クラスがあり。Aから順に優秀とされている。

クラス替えはないが特待生、つまりお金が免除される成績に上がる場合だけAクラスになりAクラスでの再開が下のクラスに落ちるシステムだ。

年間にかかるお金は金貨1枚と少し高めだ。

私は特待生なので払っていない。

両親からは代わりに半額のお金つまり大銀貨5枚を1年に1回もらっている。

そして寮に入らず一人暮らしをしている。

大銀貨1枚の少し大きめの部屋だ住もうと思えばもう一人くらい住めるだろう。

が、今のところパーティーで行動するつもりはなくこの部屋に人が来ることもないだろう。フェルもいるし


そんなこととは裏腹に魔法使いは重宝されるので周りにはパーティーになろうという人たちが集まっている

もちろん全員断った。


授業では野営の仕方、どの職業でも基本的な剣術、弓術、体術の授業がある。

これは自分自身でも知らない才能があるかもしれないからと言ことだ。

2年になるとくなる。

さらに冒険者同士の接し方。ランクについて。依頼の受け方。依頼を受けれるランク。冒険者ランクについてなどの授業があるそうだ。


最初のほうに全部学んでいく。

夕方まで授業がある。週6日中5日がこの生活。

残りの1日は狩に出ていることが多いそうだ。

そういう生活が1か月続くと週3の授業で昼までになる。

始めに教えて死なないようにするためである。


今はランクについての授業だ。

F,E,D,C,B,A、S、SSの冒険者、依頼、魔物のレベルがある。

まぁ知っていたことだが。

そして依頼は一つ上の依頼まで受けることができる。


そして実技では


「ルイスは弓以外できんだったよな。だから弓の練習をしててもいいぞ。」


「いえ、一緒に学びます。」


「そうか。わかった。」


などのやり取りがあったりしながら日々を過ごす。


休みの日は観光したり。

ゆっくりしたり。

フェルと戯れたり。

魔物狩ったりしていた。

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