第14話大きな進歩

一度外に出ることができたので転移して魔物を狩ることができる。

もちろん前王都に行ったときに通ったとこには行けたのだが、そこは魔物のレベルがわからなっ方ので一応やめておいたのだ。

レベルが低く簡単にやられてしまう可能性があったからだ。

今はレベルが上がり森のレベルが高くないという情報も得ている根で気軽に外で魔物狩りができる。

なぜそんなにも魔物を狩りたいかというともちろんレベルを上げるためでもあるが今はそんなに気にしていない。


ならなぜかというと、フェルの食事だ。

うちは貴族だ。だから食べさせることができないわけではないがすぐに成長するので食べる量がどんどん増えていく。食事代がばかにならないのだ。

サイズ調整で小さくしているが既に3メートルになっている。

両親もなぜこんなにも食べるのかと疑問を持っていたが太る気配もなく食べさせないわけにもいかないので大量の食事を与えている。

しかし私が外で魔物を狩れるようになればそれも解決するだろう。

今はフェルのご飯用に騎士たちに肉をとって来いと命令してるくらいだし早く何とかしよう。


ということで今は外にいる。フェルも一緒だ。

運動をしているといっても小さい体のままだしあまりはしゃげなくてストレスがたまっていたのだろう。

その証拠に今私のアイテムボックスには大量の魔物が入っている。もちろん自分で狩ったものもある。


もちろんすでに試練の森ではない別のとこにいる。通称冒険者殺しの森である。

ここはそこまで強い魔物がいるわけではないが、試練の森の次に来るところで少し浮足立った冒険者が多いため死んでしまうことが多いとのことだ。


え?

なんでこんなことを知ってるかって?


さっちゃんである。サポートちゃんの略称らしい。

疑問を頭の中に思い浮かべると答えが返ってくるまったくもって便利な能力だ。


私は鍛錬をしていないのにレベルを上げるのは少しもったいないと思っているので少し狩る量を抑えているのだ。フェルは久々のレベルアップだし好きにさした。


名前 ヴォルス=ド=ルイス 10歳

辺境伯爵家次男

人族 レベル22 1500/3150


体力 19620/19620

力  99125

魔力 818075/818075



魔法適正

火、水、風、土、闇


スキル

アイテムボックス、鑑定、剣術(7)、体術(7)、魔法創造(10)、詠唱無効、必要経験値1/3、経験値10倍、さっちゃん


個性

動物から好かれやすい



ステータス フェル

名前 フェル 6歳

ルイスのフェルリン

フェルリン レベル11 3150/4500


体力 4160/4160

魔力 2750/2750

力  8200


魔法適正

火、雷


スキル

サイズ調整、咆哮(10)、能力開放、


個性

王の資質


フェルは久々のレベルアップだから結構上がったな。逆に私は全然上がってない(ステータスが)。

それにしても必要経験値3分の1と経験値10倍がなければすぐにフェルに抜かれそうだ。

ちなみにアイテムボックスには、オーガ、ラウドウルフ、サイクロプス、ゴブリンキング、ホークスがそれぞれそれなりに入っている。そして冒険者殺しの森では珍しいバイコーンも入っている。


しかも解体がめんどくさいから魔法創造で解体をできるようになったので全部解体済みである。

肉はフェルにあげるとして、ほかの素材はいつか売ろうと思っている。

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