第8話出会い
「ルイス。私は能力が高いことはもちろん喜ばしいことだと考えています。しかし、そのせいで様々な厄介ごとに巻き込まれてしまう可能性もあると心配もしています。あなたは好きに生きていけばよいと思老いますが力を持っているものとしてどういう行動をすべきかということもよく考えなさい。あなたは賢いですけどそれが逆に心配になります。良い仲間を見つけ1人で抱え込まないようにしなさい。」
「わかりました母上。よく考えます。」
「もう一度言いますが、私はあなたの能力が高かったことを一番うれしく思う人間であるでしょう。何かあればすぐ相談してきなさい。」
「ありがとうございます。」
能力が高すぎて家族にどう思われるかなんて、失礼なことを思ってしまった。これからはいろいろと相談していこう。
翌日の朝。
兄と一緒に素振りをしている。兄はそのあと父とも模擬戦。
私は少し兄より多く素振りをして模擬戦を観戦する。
あさご飯を食べて休憩してから魔力消費を抑えて魔法を使う練習をする。今では初級は魔法は5くらい使える。
しかしそもそも魔力の消費が何になれば優秀かわからない。練習する前から少ないというパターンもあるだろう。
中級はまだ削減できていない。上級はやったこともない。騒ぎになるからだ。
そこで考えたのが瞬間移動である。これを習得すれば上級魔法を使えるだろう。
ということで午後から練習しているのだが。結論から言えば簡単にできたが一回行ったことのあるとこじゃないとだめというらしい。
どうしよう。
王都にいく途中休憩で止まった草原いなら移動できるけど。あそこを私たちが通ったということはあそこををぐちゃぐちゃには出来ない。
んー。とりあえず明日行ってみよう。
さて無事これたわけだが。
いい場所はないだろうか。よく考えてみれば森の中だろうと瞬間移動ができるようになったからと言って上級魔法を使えば何かあったと噂になってしまう。
魔法創造で次元空間的なものを作ろう。
圧倒的に魔力が足りない。
あとはおとなしく中級で我慢しよう。
と考えつつ森のほうへ歩いていたら。
クーン
犬だ。そー言えば今の年齢か。
おいでーといいながら肉を見せる。
これはいつか会うだろうと思いアイテムボックスに入れいたものだ。
クンクン。
ムシャムシャ。ワン!
お礼を言っているのだろうか。
「一緒に来るか?」
ワン!
犬。いやハクが仲間になった。
名前の由来?白い子犬だったからに決まっている。
家に戻った。
父が外の庭で紅茶を飲んでいる。
「父様犬を拾いました。飼いたいのですがよいでしょうか」
「確か個性に動物から好かれやすいとあったな。動物は好きか?」
「はい。好きです」
「いいだろう。責任をもって世話をするのだぞ。」
「ありがとうございます。」
テイムみたいな感じの魔法あるかな?
「ハク今日からここが家だぞ。」
「ワン!」
かわいい。
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