ダークファンタジーは、大人向けとされる。バイオレンスもセックスもサラリと語られるハードな世界だ。時にだましだまされ、罠にかけてはかけられて、手酷く傷つけ傷つけられては、残酷な現実に血を流し、屍を足場に、彼・彼女は先を行く。そこにリアリティを持ち込むならば。流血の惨事を好むものなど、いないだろう。正義が何処にあろうとも。正しくリアリティを抱く本作品の主人公の目で、恐れながら、厭いながら、裏社会を生きる活劇を体験してみない?
世界が息づいていて、キャラそれぞれに生きて来た重みを感じる、中々無いとても味わい深い作品だと思いました。ただ完成し切っている分、キャラの人となりが筆者に追いつかず、走り気味に感じましたが、それが背景を深読み出来る余白になってもいる様にも感じました。タイトルからも読みどころを感じるとても良い作品だと思います。世界観に浸りたい方は是非。
しっかりと作り込まれた世界観、個性豊かたなキャラクター達が織り成す物語。全てが魅力的でいつの間にか物語の中に引き込まれ、惹き込まれ、どっぷりと浸かっています。いま一番大好きで推しな作品です。これからの展開がとても楽しみです!!