2
「そしてその神話はまだ終わりません。
現在17歳となったお二人は、
人類初の宇宙学園の生徒に任命され、
今また新しい神話を
その姿は
この二人は今、
高みに昇ろうとしています。
我々は今、
神話の目撃者となっているのです」
それとは
それも無理はない。
15歳から入学を許された学園で、
特別すでに17歳で入学を許されたのは、
前を行く双子だけなのである。
後に続くのは若干15歳の、
少年少女ばかりなのだ。
とは言え決して無能と言うわけではない。
いやむしろ誰もが
IQ 200越えなど普通の、
世界規模の受験を勝ち残った、
その国を代表する生徒ばかりなのだ。
言うなればここにいるのは、
受験オリンピックの、
メダリストばかりなのである。
そんな
前を行く双子の
人間の偉業は神の偉業の前では、
かき消えてしまうものだ。
それほどこの双子の
だが不思議とこの双子に
それはそうである。
人が神と
この二人は
ただ見上げ
人を
生徒達の中でも、
そんな15歳の生徒30名の行進に、
フラッシュのシャワーが
そしてその行進が通りすぎると、
その後に続くように年少の少年少女が
宇宙船から降りたって来た。
その
再びアナウンサーが
「高学年30名の入場に続きまして、
キッズ部門の入場です。
こちらは若干13歳にして宇宙に降り立った
12名、未来を
宇宙に降り立った
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます