思い出は心の中

ズルいと思うみんな


だってみんな外に出て、色んな人に出会って

道を開く力を付けているんでしょう?


いいなって思うとってもいいなって

だから私一歩一歩追いかけていくけど

みんな誰も捕まらないで

ずっと先を歩いているんだと思う


私は落伍者、1人で彷徨う

夢なんて捕まらなかった

夕焼けの空、ピンク色でむらさき

なんでそんな色で焼けるの?


私の空を飛ぶアヒルの群れがいる


家に着くまでにとっぷり

濃紺になった空に浮かぶの

私のお月さま なんでそんなに細い?


靴を脱ごうと転げて 頭を打って見上げて

あなたと目が合うと

笑いが込み上げた


私にはもういるから 君という人がいるから


ズルいなんてもう言わない

思い出は心の中

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