「ファウナの庭」作者 白武士道 様

おはようございます。

最後の感想、二十二作目は、 白武士道 様の「ファウナの庭」https://kakuyomu.jp/works/1177354054886118162 についてです。


キャッチコピーに「異世界どうぶつ奇想天外」と入っていたので、もしかして最近はやりの「モフモフ」系かと思いましたが、全然違いました。


むしろ違ってよかったです。

実際のモフモフは好きなのですが、小説としてモフモフはあまり好みじゃなかったので。


脱線しそうになりましたが、さて感想。

最古の狩人ーー猟師ミラン。

冒頭から彼の凄腕が描かれ、硬派はイメージたっぷりで始まりました。

けれども、2話目、賢者ファウナと出会うところから、物語は違う方向へ……いえいえ、「異世界どうぶつ奇想天外」の世界へ誘われます。


ミランとファウナを中心に展開する物語で、二人の生きざまがはっきり書かれているところが魅力です。背景がしっかり書きこまれていて、その葛藤などが本当にこちらに伝わってきました。


ファウナの可愛らしい部分がコミカルな要素を持って、シリアスとコメディがいい具合で交ざっていたと思います。


ミランの最古の狩人としての力量、ファウナが賢者足る部分も、詳細に書かれていたので、首をかしげることなく、さすが凄腕猟師、これだけの知識力、さすが賢者と思わせてくれました。


と思わず書き手の面から感想を書いてしまいました。


読み手としては、ミランは強いしかっこいいし、ファウナは頭が良くて可愛くて、ああ面白かったです。

その後に登場する女性陣も魅力的で、あの湖での描写は激しく楽しかったです。あれは美少女/美女図鑑?

昨今はやりのハーレム、エロ要素がまったくなくて、そこがまた好みでした。


この度は、自主企画にご参加いただきありがとうございました。


次は、あいさつで締めようと思っています。





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る