連夜雨散り

激しい雨音を

打ち払うように

凍りついた光で

馴れ合うように

言葉が歌い続ける






トランペットの音は嫌なのか

壊れやすい朝日が近づいて

僕は繰り返し幕をあげた



キミを笑った奴を追って倒す

なんてくだらない

輩にも雨は降ると思えば

せいせいして

ちょっと可愛くなる


ヘッドホンの下で暮らしている

歌わなければ

しんどい思いをしそうだね


ハートの形の

恋人馬鹿にして

魂のことと

真実のこと

嘲笑い続ける


君が悲しい笑みをするから

分かっていたんだ

中には何もないって

交わした言葉

僕のが一番

あほらしい


馬鹿にされなかったから

僕は踊っていた

振る舞いかたを探すうちに

どうでもよくなっていた


外へ行けば

怖いやつがいる

悲しい人だと

笑われて

泣きながら

パンを食らうだけの

日々なら

君といた方が良かった
















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