2022年8月20日 完結作品特集 夏休み作品すぺしゃる

今月の完結作品特集は夏休み特集! もうすぐ終わってしまう前に小説でも夏休みを楽しみましょう。


<鏡鑑の夏と、曼珠沙華> 作者様 水無月彩椰

「──あの夏の眩しさだけは、覚えていた。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054895912792


文芸部員の雨宮彩織は、夏休みの終わり際、"夏"を探しに田舎へと帰省する。その先で再会したのは、かつての幼馴染であり、彼の初恋の相手──椎奈あやめだった。そこで彩織は、彼女に『自分の色を分ける』ことを決意する。昔とは少し違う夏休みのなかで、ただ夏だけを描き続けた幻想綺譚。どこか懐かしくて物悲しい、狂おしくも儚い夏物語。


『縁なしの紺青の空、ただ立ち昇るだけの入道雲、アスファルトに霞む夏陽炎、降り注ぐような蝉時雨──僕は存在しない虚像の夏に、焦がれている。』



<バドミントンの幽霊> 作者様 ヤ糖明美

「ガールミーツゴースト、罪滅ぼしの1日。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817139557911764171


女子高生、灯織の元に、彼女のバドミントン部の先輩、日岡の幽霊が現れる。日岡はかつて灯織が恋をして、灯織が「殺してしまった」人だ。日岡は「成仏したい」と言う。女子高生と幽霊の、罪滅ぼしの1日が始まる。



<8月31日の夜に。> 作者様 おきな

「みなさんは、「死にたい」と思ったことはありますか?」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817139557977400939




<足りない夏休み> 作者様 m.orion

「すみませんね、お客さん。夏休みが足りなくて…」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817139557928593628




<Gのストラテジー ~俺は、刻の涙を見た!~> 作者様 猫鰯

「閲覧注意のノンフィクション問題作!」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817139555062618252


え~と……

Gが出てきます。 苦手な方は読まない様にしましょう。




<甘さの決まる夏> 作者様 藤咲 沙久

「蝉の鳴き声がその横顔を縁取る──炭酸が、弾ける。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816927860329148705


再テストさえ合格すれば終われる補習で、荒牧は最後の一人まで残っていた。ようやく帰ろうとした渡り廊下、ふと学校に響く“夏休みの音”へ耳を傾ける。

──ペタリ、ペタリ。そこに迷い込んでくる足音。


「なんで荒牧がいんの?」


顔を上げた時には、先ほどまで聞こえていたものが嘘みたいに消え、彼女の声だけが荒牧の胸に届いていた。

この場所で過ごす最後の夏。炭酸が今、走り出す。




<惜別> 作者様 深川夏眠

「噛めば噛むほど味が出る、その硬さが友情を表しているとしたら……。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054891301224


人魚をモチーフにしたショートショート。少年同士の友情物語ですが、少しひねくれています。




<化け物バックパッカー、自転車を盗んだのか疑う。> 作者様 オロボ46

「波の上でささやく無邪気な声が仕掛けた罪も、知られなければ問題ない」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16817139555966468010


「見よう見まねで乗れるようなもんじゃないぞ、自転車は」


複数の島をつなぐ橋たち。

その橋を、ふたりのバックパッカーが自転車で渡る。


ひとりは顔の怖い老人。

もうひとりはローブを身にまとった化け物。


そんなふたりは、橋の真ん中で自転車を留める。

違和感を、感じて。



1話完結の短編です。


化け物バックパッカーシリーズ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999




<Eternal talesースピリットシャーマンー> 作者様 mystery

「~少年少女達は、血と魂に刻まれた宿命に翻弄される~」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816700427098486751




《始まりの世界》。そう呼ばれるこの世界には様々な種族、生き物が存在し、数多の世界の主軸となっている。


 ライフ、フリー、ファンタジア、エターナルと呼ばれる四つの大陸が存在し、エターナル大陸のルーナ地方にある山に囲まれた『恵みの村』で生きる、記憶をなくした少年黄昏ヨキは幼馴染の薬師ケイ、未来マリと共に過ごしていた。


 ある日、恵みの村に『ヘルシャフト』と名乗る黒い翼を持つ謎の集団に襲われてしまう。


 ヨキ、ケイ、マリは急いで聖なる祠に逃げ込むが、ヨキが祭壇にある謎の石に触れた事で謎の竜巻が起こり、三人はバラバラにされてしまう。


 ヘルシャフト、謎の石、そして、スピリットシャーマン。


 ヨキはケイとマリの二人と再会するため、自分が何者なのかを知るために、ケイもまた、ヨキとマリの二人と再会するため、二人が無事であると信じ旅に出る。


 これは、過去から続く血と魂に刻まれた宿命の物語


 そして血と魂に刻まれた、宿命の中で、自分の答えを見つけるための物語。

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