5月20日号 完結作品特集!

今回は連載以外はすべてSFのSF作品完結特集です!


普段はSFを読まない人も、短編の作品を前の方に置いておきましたので、この機会にぜひ読んでみると新たな発見があるかもしれません。


<最後の缶詰> 作者様 犬屋小烏本部

「そろそろ開けてもいいんじゃない?あの缶詰」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054947119403


環境悪化などの理由で外出禁止となった未来の世界。

交流手段はメールだけ。

世界を缶詰に例える「俺」。例えではなく、本当に缶詰なんだと言う「ボク」。

本当の外はどうなっている?




<電波拾い> 作者様 津嶋朋靖

「もしも光の速度を超える技術があったら、こんな使い方もある。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354055108401029


ワームホールによる宇宙旅行が実現し、恒星間文明圏を形成しつつある未来世界。

零細ワームホール業者の黒丸時空株式会社はもう何年も赤字が続いていた。開くワームホールがクズ穴ばかりなのだ。そんなある日、井上という老人が会社を訪れ、ワームホールを借りたいと申し出る。

 いったい井上氏はなんの目的でワームホールを借りるのか?




<壊れかけたあなたへ【短編】> 作者様 F

「赤錆の世界で、彼女は彼を見つけた」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816452221320584229


人類の文明が滅びて数百年後。

赤錆の砂に覆われた世界で、珍しい生身の少女はサイボーグの彼と出会い、暮らし、共に眠った。

これはそんな、彼女の短い物語。




<不治の病> 作者様 ポテろんぐ

「病気を失った世界に現れた不治の病」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889179548


 出産を控えていた夫と妻は、医者の紹介である母親の話を聞きに行く。

 その母親から子供を産むことの素晴らしさを説き伏せられた二人。彼女の幸せそうな顔を見て夫は安心する。

 その帰り道、夫は妻にお腹の子を中絶しようと提案する。

 彼らの子は医者から「5歳までしか生きられない」と宣告されていた。夫はお腹の子供の記憶を消してもらい新しい別の子供を受精してもらおうと思っていたのだ。


 妻は「5歳までしか生きられなくても、この子を産みたい」と夫の提案を拒否する。

 夫はそんな妻にため息をもらす。

 二人の間の子供はある病にかかってしまっていた。それは病気が無くなった世界に現れた新しい不治の病であった。




<失楽園のネクロアリス ‐Garten der Rebellion‐> 作者様 雪車町地蔵(そりまち じぞう)

「──星の雫を知っているか?」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054883284770


文明は滅び、幾星霜──

地には毒素がみち、珪素と重金属に蹂躙されていた。

地獄のような環境で、人類は〝神樹木〟と呼ばれる存在に頼り、わずかな日々の糧を手に入れていた。


荒野をいく影はふたつ。

ひとつは巨大な棺桶を背負う、牧師のような長身の男。

ひとつは小柄な、長い銀髪の少女。

少女を人間にするために、彼らはいかなる手段をもってしても請い求める──奇跡の結晶〝星の雫〟を!


少女の暴力が、殺到する屍人の群れをなぎ倒し、

男の構える棺は変形し、銃弾をばらまく!


これは──楽園に終止符が打たれるまでの物語。

超高濃度の、ハードボイルドSFアクションをあなたへ!



<竜星機 オルディウス> 作者様 鋼鉄の羽蛍

「人類と邪神の運命の戦いも佳境!視界を埋め尽くす幾億の敵を討て救世主達!」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054887009554


人類が愚かなる業にて蒼き大地を蝕む時

宇宙の深淵より恐るべき狂気を従えて

訪れる這い寄る混沌が、人類文明へと審判を下すであろう

その狂気を屠るは、星の意志を纏いし竜星機と……

因果に導かれた救生者だけである――


西暦2020年代——突如として英国上空に現れた謎の機体。

襲い来るそれらを迎え撃つは、古の技術を受け継ぎし機関マスターテリオン機関。

しかしその中にあって、機関最大戦力となる〈星の意志を抱く竜巨人〉は未だその搭乗者を確保出来ずにいた。


そんな中——英国国内で自由気ままを生業とする青年草薙界吏は、愛車を駆り宗家へ引き戻そうとする組織のSPから逃げ回っていた。

さらに機関内でオペレーターからも距離を取る女性が、自らに圧し掛かる罪と対峙する日々を送る。


そして審判の時が訪れたる時——青年と女性の因果と、星の意志を抱く竜機が邂逅を遂げる。



ここからは、月刊カクヨムから連載してくれている方の作品です。


<化け物運び屋、氷の上でキツネを釣る。> 作者様 オロボ46

「寒さを感じないことは、悲しさを感じないことは――辛いか、幸せか。」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816927863043615378


「ソノ写真……アナタガ人間ダッタコロノ?」

「ええ。昔から好きだったんですよ。ワカサギ釣り」


まるで雪男のような姿となり、小屋の中で人知れず暮らしている男性。

そこに、「化け物運び屋」と名乗る少年「ケイト」とその仲間たちが訪れる。


「……ワカサギを誰かと一緒に釣るなんて、久しぶりですからね」


配達物である水槽を届けたケイトたちに、雪男は釣りに誘う。

まるで、失った寒さを、取り戻そうとするかのように……


2話完結の短編です。


<Eternal talesースピリットシャーマンー> 作者様 mystery

「~少年少女達は、血と魂に刻まれた宿命に翻弄される~」

作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/16816700427098486751




《始まりの世界》。そう呼ばれるこの世界には様々な種族、生き物が存在し、数多の世界の主軸となっている。


 ライフ、フリー、ファンタジア、エターナルと呼ばれる四つの大陸が存在し、エターナル大陸のルーナ地方にある山に囲まれた『恵みの村』で生きる、記憶をなくした少年黄昏ヨキは幼馴染の薬師ケイ、未来マリと共に過ごしていた。


 ある日、恵みの村に『ヘルシャフト』と名乗る黒い翼を持つ謎の集団に襲われてしまう。


 ヨキ、ケイ、マリは急いで聖なる祠に逃げ込むが、ヨキが祭壇にある謎の石に触れた事で謎の竜巻が起こり、三人はバラバラにされてしまう。


 ヘルシャフト、謎の石、そして、スピリットシャーマン。


 ヨキはケイとマリの二人と再会するため、自分が何者なのかを知るために、ケイもまた、ヨキとマリの二人と再会するため、二人が無事であると信じ旅に出る。


 これは、過去から続く血と魂に刻まれた宿命の物語


 そして血と魂に刻まれた、宿命の中で、自分の答えを見つけるための物語。

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