第4弾 異世界日ノ本でバトルファンタジー
今回の作品
Against 〈human〉:『想像/創造』世界の神を墜とす恋色の蝶
作品はこちら→https://kakuyomu.jp/works/1177354054889991705
はい、私の作品なんです。
そもそも自分の作品を入れるべきかはかなり迷ったのですが、4という数字を他の人の作品に使うのは少し怖いというのと、私の作品も入れたいという欲望があってこうなりました。
まずはこの作品で推したい点をアピールしたいと思います。
・少年漫画ばりに戦う、戦闘シーンたっぷりのバトルファンタジー!
戦いの描写がエンターテイメントになることは私から言うまでもない事実。私はそのエンターテイメントで楽しんでもらうことだけはこだわってます。
特に『驚き』と『迫力』と『感動』を感じてもらいたい。主人公の明奈と、明奈の仲間が必死に自分に迫る悪と必死に戦う、その『戦い』そのものを楽しんでもらいたい。
別に世界観とか、設定とかわかんなくても、『明奈が頑張ってるのを見るのが楽しい』という感じでいいと思ってます。
・他?
魅力は語ろうと思えばいくらでも語れるつもりですが、ぶっちゃけ↑に収束するのかなと思ってます。
厳しい世界の中で繰り広げられる『明奈』の旅を、タダで見れるファンタジー映画を見に行こう、みたいなノリで見てほしい。まずは細かな設定が分からなくて飛び飛び見てもOK。雰囲気でまずは楽しんでもらいたいなって思ってます。
さて、ここまでを見ると今回は自分の作品なので自画自賛になるのでは? と思った方もいると思います。
そこで他の方から頂いた感想を見てみましょう。
・『万能粒子テイル』というアイディアが秀逸
・物語を読んでいると暗い場面も出てきます。
・架空であるにもかかわらず、「歴史小説」を読んでいる感覚に陥ります。勿論人類史と内容は異なりますが、我々人類の行ってきたことに通づるものを感じる。
ここら辺に少し言及していきたいと思います。
まず万能粒子『テイル』について。作中では以下のように説明されています。
『ある一定以上の具体性が保証されている自身の想像を現実化させる力を持つ粒子』
つまり自分がした想像が、このテイルという粒子によって実体となって現実世界に現れるということです。
オリジナリティを追跡した結果というわけではなく、これは『魔法』ついて私が考えたところから始まってます。
魔力とは何なのか。魔法とは何なのか。不可思議な力でも神秘的でいいと思いますが、ここに一歩踏み込んだ記述にするだけで、他の作品とは大きく異質な感じを出せるのではないかと思いました。
人間の想像力ってすごいんですよ。この世にないものを創り出す源は想像力から来ている。考えようによっては、世界に影響を与えるための『何か』を人間から生み出しているということになる。なら、その『何か』が実際のエネルギーとして現実に本当に影響したら……?
そしてそれをバトルに転用してしまったんですね。はい。
次に暗い展開が出てくるという話がありましたが、私はこれをそんなに暗い物語とは思ってないです。
ちょっと悪い人が悪いことをして、人が傷つくところが目立つだけです。
でも、これは我々の世界でも同じことだと思ってて、被害者か加害者にならない限りは見えないだけで、そこらに見たくない『暗い』ことっていくらでも起こっている。
そんな登場人物にとって『暗い』展開を超えるために戦う。この世界ではそれが武力による衝突という形で表れている、というつもりで書いてます。だからこそこの物語はバトルファンタジーです。
〈人〉という強大な存在は、下位的存在である人間に理不尽な迫害や弾圧をすることもあれば、合法的であるものの、酷い仕打ちをすることがある。さらには人間の中でも悪に加担する者がいます。
このAgainst〈human〉という作品は、そんな相手と戦って何かを守ったり、理想を貫いたりする物語なので、勧善懲悪の物語になっているのです。
3つ目の感想を抱いて頂いたのも、まさに上て語ったこととリンクしていると思います。人間社会はどう言いつくろっても、強者と弱者が居て、弱者がどこかで苦しい思いをするようになってます。
強者を〈人〉、弱者を人間とこの物語では置き換えているので、そのように見えることもあるのだろうと思います。
だいぶ多くを語っていると思いますが、やはりそれは私自身、物語に置くすべての要素に、『なぜそうなったか』という経緯を考えているからだとは思います。
一気見は必要ありません。気が向いた時に5話ずつ読んでいただければいいんです。コツコツ奥まで見た時に、読んでよかったと言わせるつもりは満々なので。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます