悪霊 Evil spirit ――歓喜の歌が響くとき――

作者 霧里さつね

212

72人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!


どこまでも作り込まれた世界に浸るならこの作品!

丁寧に作りこまれた世界は距離を表すテリテ、ミーレなど独自の単位系まで及びます。(僕の身長は1.15テリテくらいです)他にも強さの一指標でもある実存強度もエーテル結晶石を基準として規定されたり、この世界に遍く存在するエーテル、カロリックなどのエネルギーを操作することで魔術、魔法が扱えるなど基本の基本から分かりやすく作中の中で滑らかに提示してくれます。そしてかっこいい技も、その仕組みも全部理解できるようにこれまた滑らかに書かれています。

とにかく序盤の方の鋸牙狼との戦いを読んでいただきたい。もうグイグイ引き込まれます! 重厚なファンタジー好きにとってたまらない戦闘描写……! それ以上に特にお気に入りの部分は黒魔術師ファディとの血滾る戦い! ここまで読んだあなたはもうファン以外の何者でもありません。

他の方のレヴューと重ならないように書かせて頂きました……。拙いレヴューで申し訳ございません……。

最後に好きになったセリフを一つ……。

——『六律系譜をわが手に、開闢の理を今再び奏でよ!』

★★★ Excellent!!!

重厚な世界観、個性あるキャラクター、そしてそれらに裏打ちされた丁寧な描写から紡ぎ出される本格ファンタジーです。

ファンタジーにおいて最も重要な「確立された世界」が作者さんの中にしっかりと存在しているのだろう、ということがよく分かります。空想の世界の物語において、読み手が世界を実感できるというとても重要な要素を、これでもかと見せつけてもらえます。

異界の中心へと向かうココたちの旅は一体どこへ向かうのか、読んでいてとても楽しみです!

★★★ Excellent!!!

天異界の中央へ向かって旅に出るココ達の物語は、幻想的で重厚な世界観の中で底抜けに明るいココを中心に個性的な仲間が集まりほのぼのとした空気を作り出してくれる。
脅威と穏やかさのバランスがすばらしく、世界観を大切にした物語だと感じました。
個人的にネーミングセンスがツボで「船ちゃん3号」とか大好きです。

ファンタジーが好きならこの世界観絶対に気に入ると思います。是非是非読んで頂きたいです。



非常に個人的なお話です。この物語において超重要人物は「ペルン」だと言っておきましょう。彼の面倒見の良さ、ちょっと乱暴な言葉遣いなのに愛のある言葉。
3枚目風を醸し出しながら皆の兄貴分。こんな人になりたいものだべ(まずは形から入ります)

★★★ Excellent!!!

かなり重いテーマを扱っているのですが、会話が軽快なので、悲壮感を感じずに読めます。
風景や動きも丁寧に書き込まれているので、世界観がイメージし易いものいいです。
また、物語の序盤から伏線がバンバン出てきます。多分作者は時間を掛けて細かい設定を考えた上でこの話を書き始めたのだろうなあ……というのがひしひしと感じられます。
正直、こういった話が大好物です。
本当はこの部分がすごい! と熱く語りたいのですが……ネタバレになってしまうので……

★★★ Excellent!!!

主人公とヒロイン、それに付き従う人形も個性的で魅力的です。
世界観はファンタジーなんですけど、子供のころに銀河鉄道の夜を読んだ時に感じたような、夜空を見上げながら、あの星の向こうに彼らがいるんじゃないかって想像してしまうくらい、幻想的で素敵な物語です!

まだまだ途中まで読んだところですが、ワクワクが止まらないんです(*´ω`*)b

★★★ Excellent!!!

世界観の作りが素晴らしく、幻想的な雰囲気が美麗に書き出されています。
そして、ぐっとくる世界観の中にしっかりとしたキャラクター。
主人公ノインとヒロインのココだけでなくペルンもとても魅力的!
ストーリーも次が気になる展開続きで読んでいてとてもワクワクしてきます。
あなたもこの世界を楽しんでみませんか?(≧∇≦)

★★★ Excellent!!!

掛け値なしに素晴らしい作品です。本来、ファンタジー小説とはどういうものなのかをよく現していると感じます。
本作は天異界という世界を舞台として、その中心を目指すヒロインが自らの足りない力を補うため、主人公である魔法人形を生み出すところから始まります。
現実とは全く違う世界を生み出し、そこで挑戦を続けるヒロインの姿に胸が踊ります。ファンタジーは読者をワクワクさせてこそのものであると思います。
昨今は異世界転生ものなどにお株を奪われてしまっていますが、まだ原典に近いファンタジーも健在であると、そんなことをこの作品は思わせてくれます。