初めまして、ミケーラ

よし、トランクの荷物を持って家のなk...


...


荷物を取ろうしたが

トランクから荷物はなくなっていて

荷物は家の玄関扉前に立つマイクが持っていた


なんてスマート


エミリーが横で家の鍵を探してる

わかが退屈そうにその後ろで立っていて


僕はマイクの近くに駆け寄り「thank you」と伝えると


右目をウインクして答えた


やだぁ、ステキ


「these are weighs a lot how much?」

(重たいね。これ何キロ?)


重たそうに荷物を持ってないマイクが訪ねる


「7kg」


「what?」


「7kg」


「ohh I see」(おぉ...わかった)


真顔で答える僕に困惑した表情のマイク


僕は嘘をついていない


LCC飛行機に乗れる重量だ

7kg超えてるわけなかろう


何回も同じこと聞くんじゃないよ


エミリーの鍵はなかなか見つからない


開かない扉の前で待つ男3人


やっとのことカバンから鍵を見つけて

退屈そうなわかがあくびをしている時


ガチャっ


なぜか内側から扉が開いた。


内側から扉が開いたことに


理解ができない僕らに少しの沈黙が流れる


「what`s wrong?」(どうしたの?)


「mikaela !」(ミケーラ!)


内側から扉を開けたのは

バリスタの学校から帰ってきてた

わかの彼女、ミケーラ


「super good timing to open !lol」

(めちゃくちゃいいタイミングで開けるじゃん!笑)


内側から扉が開いたのに

泥棒に外側から扉を開けられたような

感覚を味わった僕らは笑って安堵した


「welcome to my house」

(おうちへようこそ)


ミケーラが軽いお辞儀をして言った


僕も会釈をして


「thanks for inviting me ms.mikaela 」

(ミケーラ様、招待ありがとうございます)


これがミケーラとの初めての会話になった


「here is our house!」

(ここは私たちの家!)


右手に家の鍵を持ったままのエミリーが

笑ってツッコミを入れてるのを見て


雰囲気の良い家だな。なんて思った







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る