ハプ・ニングは突然に
1日また1日と、日が若返って、夜にまた老けて、なんて生活を親方と共に過ごしていた
家の恐怖心をビールで流したりしてる中、天井に大きな穴が空いてるのを発見したり
その大きな穴からか、ネズミが家に遊びに来たりして
仕事着のニッカポッカ姿も3㎜くらいは様になってきたあるの日の夕暮れ、事件は起きた。
その日はいつもより早く仕事が終わった。
足りなくなった材料を親方とホームセンターで買って、フラットホワイトというコーヒーを奢ってもらい、家に帰って今日の勤務はおしまいだった。
仕事はお昼過ぎには終わって暇だったから、夕方までFree WI-FIを使おうと図書館に向かった
廃墟に wi-fi なんてあるわけなくて、とかいって普段、図書館は夕方に閉まるからFree WI-FIを
ネットのオアシスをここputaruru(プタルル)で味わえないでいた
そんな図書館のFree WI-FIの制限時間が1日・6時間
通信速度は遅いが一か月・1.5GBしか使えない自分には砂漠のオアシス
この村でギガ充になれる唯一のスポットであることには変わりない
youtubuの動画をダウンロードして夜部屋でゆっくり見まくる..!
図書館の前にキックボートの練習できる広場もあって若者のたまり場でもあるから
新しい友達出来ないかなって淡い期待も背負ってた
それなのに、友達は作れず事件が創られたのはここ、図書館だった
図書館と言えば、文系・地味・勉強の場所・本など、犯罪者や武力的な行為とは正反対の想像をするだろう。
そんな、そんな舞台で事件が起こったのだ
ニュージランド用に買ったケータイ・元々使ってたケータイ
その2台でfree-wi-fiを楽しんでいた中、村の中高生らに声をかけられた。
「Hi what up mate?」
...
何言ってるかわかんないからとりあえず適当にyesっていうか...
「yes」
「what are you doing? are you japanese?」(何してんの?お前日本人?)
japaneseって言った?とりあえず適当にyesっていうか...
「yes」
「you have many money if you are japanese give us money」(もし日本人なら金あんじゃん。俺らに金くれよ)
マニー?あのヤクルトのマミーのこと?持ってないし、とりあえず適当にnoっていうか...
「no」
「what? anyway let me borrow your cellphone」(は?とりあえず携帯貸してよ)
...何言ってんのか全く分かんないとりあえず適当にnoっていうか...
「no」
「what a 〇uck! I wanna call my mom」(なんでだよ!ママに電話したいんだって)
ママにコールは電話か!ってことならyesっていうか!
「yes!」
そういった後携帯を渡した
携帯を受け取るとみんなは何故かニヤニヤして笑っていた
「this guy is such a idiot!! borrow another cellphone 」{こいつアホだぜ!! もう1つの携帯もかせよ)
もう1つの携帯を指さして、続けていう
「cuz I wanna call my dad」(だって、パパに電話したいから)
...はぁ?何言ってるか分からないけど
もう1台携帯必要なの?
2台も携帯必要ないでしょ、もしかしてこいつらやばいやつらじゃない!?
僕はこの時に初めて、こいつらのやばさに気づいたのだった。
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