第283話 半年越しの成果

 10年間の昏睡を案じ、数日間ぼくたちは自宅で安静にしているようお父さんとウリウリに言い付けられた。

 一刻も早くシズクに会いに行きたいと逸る気持ちと、無策で突っ込んでもまた返り討ちにあうだけだと窘める気持ちの板挟み。

 何かしてないと余計なことばかり考えちゃうから、ぼくは外に出歩きたかった。けど、長い間心配をかけてしまった手前、ぼくたちはわがままを言える立場じゃなかった。

 ただ、この数日間は思ったよりも苦にはならなかった。

 里にいるみんなが面会に来てくれたことで、起きてる間は1人ふたりっきりになることが殆どなかったため、余計なことを考えずに済んだ。


「たくっ、心配させやがって! ルイもフルも、10年なんて寝すぎなんだよ」

「ふふ……ライズったら。2人が目を覚ましたと聞いて、さっきまで自分のことみたいに喜んでいたんですよ?」

「ちょっ、シア! 余計なことを言うんじゃ……ああ、そうだよ! お前らが目覚めてくれてすっげえ嬉しいよっ!」


 最初は前よりも立派な大人になり、前以上に仲睦まじくなったドナくん夫妻だ。

 2人はその日のうちに駆けつけてくれて、ずっとぼくらのことを案じ続けてくれた。


「本当なのっ!? ルイの中にフルオリフィアがいるって本当なのっ!?」

「話に聞く分には素直に喜べない話だね。……でも、よかったよ。2人とまたこうして話せる日が来てくれて。聖ヨツガ様に感謝かな?」


 すっかり健康になったレドヘイルくんのお兄さんと、10年経っても変わらないフラミネスちゃん。

 預かっていた子供たちもすっかり成長して、今は飛空艇の乗組員なんかの仕事をしているという話を教えてくれた。


「――ありがとう。この子は4か月ってところね。が激しくて激しくて……んーん。それ以上に幸せかな? やっとあいつの子供を産むことが出来たんだもん。こんなの全然苦じゃないわ」

「――はい。リターに子供が生まれたことで前以上に夫婦円満です。うちの子なんて私に引っ付いてばかりの甘えん坊さんだったのに、弟が出来てた今ではすっかりお兄ちゃんですしね」


 アニスたちは2人の子供まで連れてきてくれた。

 リターの方はまだ抱き抱えられるほどの赤ちゃんだけど、先に妊娠していたフィディの方はしっかりと挨拶が出来るくらい成長した男の子だ。


「聞いてたぞ……おう。シズクのこと。白いやつとの話は10年前、あの場にいたおれとキッカも教えてもらってる。……里の中でこの話を知ってるのは、各長とその他数名ってくらいだ。……ん? おれが話を理解してるって? ああ、話半分ってところだ! 中身が本物になったって言われても、おれたちにとっての本物はだからな!」

「いずれにしてもよォ。シズクを取り戻しに行くんだろ? ……オレもオジキの説得に手を貸してもいいが、そのレクが危な……なっ、なんでもねェ! いいからっ、わあったよ! ただし、あっちに乗り込む時はオレも一緒についていくからな! 文句あっかっ!?」


 今ではすっかり里のお世話になっているというベレクトに、その付き添いのキッカちゃんも前と変わらない様子でお見舞いに来てくれた。

 2人はこちらの事情を知ってるらしく、ぼくもレティも変に気を張らずに話すことが出来た。


「具合はどうだ、なんて聞く必要はなさそうだ。……ははっ、そうか。老いた我の方が心配されてしまったか。……いやいや、構わん。亜人族とはそういうものだ。だから、我の寿命が迎える前に目を覚ましてくれて本当に良かったよ」

「これなら酒も持ってくればよかったな。お前の方はあいつに似て飲めるって聞いたぞ? ん? ……おいおい、冗談だって。なあ、ルイ。お前の護衛にそんな怖い顔で睨むなって言ってやって――は、この顔は元々だぁ? がはははっ、そりゃあすまん!」


 鬼人族の長と亜人族の長2人は仲良く大イノシシの丸焼きなんておみやげまで持ってきてくれた。

 おじさんの方は変わらず元気そうだったけど、熊さんは前よりもなんだか元気が無くなっていた。もう長くはないと笑いながら言う熊さんにぼくはちょっとだけ悲しかったけど、顔には出さないように頑張った。

 ……こんな感じにこの数日、お見舞いに来てくれたみんなのおかげでぼくらは余計なことを考えずに済んだ。





この数日間の拘束が始まる前。


「もうメレティミ様はこの世から消えてしまわれました……けれど……私は、このような形であっても、またメレティミ様と再会できて……う、うぅっ……!」


 ウリウリがぼくらを抱きしめながらわんわんと泣き出しちゃったことがあった。これにはも、ウリウリには心配かけちゃったって心から思った。

 その為、は自宅療養を受け入れる他に無かった。

 そして、ぼくたちの前で泣いたことが照れ臭かったのか、顔を洗ってくると耳を真っ赤にしたウリウリが部屋を出て行った時、ぼくは近くの椅子に座って微笑み続けるお父さんにあの話をすることにした。


「ねえ、お父さん」

「……なんだ」

「眠っている間にね。ぼくたち2人、お母さんに会ったんだよ」

「……そうか。良い夢を見ていたんだな」


 お父さんは小さく鼻で笑って頷いた。それからまるで子供をあやすかのようにぼくたちの頭を撫でる。


「……ゆ、夢の話じゃないよ!」


 これにはむっとして、抗議しようと思った――ところでレティが前に出てきて、ぼくの代わりにお父さんに説明をしてくれた。


「……お父様、ルイの話は本当です。わたしたちの意識はルイの身体が癒えるまで心象世界……心の世界にいて、そこでお母様とお会いしたんです」

「心の世界?」

「ええ――」


 レティは頷いて続けた。

 心象世界……その人の心なりを現した世界で、十人十色、千差万別、同じものはどれ1つとして無い――。


「――つまり、わたしたち個人個人が持つ心の私室で、お母様とお会いしたったことですね。……ちなみにそれが夢じゃないと言える理由は、わたしは前にもプレイヤーの1人である真っ白な少女によってシズクの心象世界に入ったことがあるからです」


 そんな風にレティは、シズクの心象世界と呼ばれる場所で白い少女に聞かされた話をお父さんへとした。


「だから、あそこで出会ったのは本物のブランザ……お母様だと思うわ。なんでお母様が成仏せずにそこにいたのかは未だに不明だけどね――」

「――うん。でも、やっとぼくもお母さんに会えたよ。レティに似たとても綺麗なひとだったよ!」

「……そ、そうか。では本当にランに………」


 お父さんは困惑して言葉を詰まらせてから、なんだか寂しそうな顔を見せる。

 その反応に、ぼくもレティもお父さんへと笑いかけた。

 ……違うよ。お父さん、そんな寂しそうな顔をする必要なんてないんだ。


「……私のこと、何か言っていたか?」

「もちろん。……ずっと心配してたって言ってたわ」

「心配してた……?」


 けど、ここでぼくがお父さんに話し掛けるよりも先に、レティが伝えてくれる。

 この話はぼくが目覚める前に2人がしていたものだ。

 ぼくの中にはレティの全てが入っている。その為、レティの知ってることはぼくも共有している。

 だから、ここは仲間外れじゃない安心感を持ってぼくは続きを聞き続けた。


「それから、お父様の笑顔をもう1度、直接見たかったって言ってました」

「……」


 お父さんは口を閉じ、ぼくたちをじっと強く見つめてくる。

 そこにはお母さんが求めていた笑顔は当然と無かった。

 でも、お父さんの視線を受け続けながらレティは話を続けた。


「……後はわたしたちに対してですけど、先に来るお父様と2人でわたしたちのこと待ってるって言ってました。……えっと……まあ、つまりは、そういうことです」

「……そうか」


 と、お父さんはぼそりと一言呟いてだんまり。

 あれ? っとぼくもレティもなんだか妙は雰囲気にちょっとだけ焦った。


「あ、だからって変な気起こさないでよねっ!? これってお母様が何を言いたかったって言うと、つまりお父様には最後の最後まで生き続けて、立派に寿命を迎えてからってことで、あ――もうっ、だからねっ!」

「……」

「ね、ねっ!? それってつまり、お母様はわたしたちもっ、お父様のこともっ、あっちでずっと待ってくれるって意味で――」

「――大丈夫だ。心配するな」


 前に出ているレティが、慌てながらお母さんが言いたかったことを説明しようとしたが、お父さんは小さく首を横に振ってレティの言葉を遮った。

 お父さんの表情はまだちょっと硬いけど、優しい笑みを浮かべてぼくたちに言ってくる。


「そんなことしないさ……私はもう逃げ出さないって誓っている」

「誓ってる? ま、まあ、わかってくれたならそれでいいです。とりあえず、お母様の伝言は伝えましたからね」

「ああ、ありがとう。レティ、それにルイも」

「……ええ。どういたしまして」


 と、ぼくに代わってレティが控え目に胸を張って答えた。





 療養期間が終わり、里を自由に出歩けるようになったぼくは各部族の長たちにラヴィナイへの渡航の許しをもらうことにした。


 ――すべては


 ぼくもレティも本当はシズクに会いたくて仕方なかったけど、それだけじゃ駄目なことはよおくわかっているんだ。

 ぼくらがシズクと再び再会する為には、ティアを殺す……最低でも、あの力を封じるくらいはしなければならない。

 しかし、ぼくら単独ふたりでは今のティアに近づくことも出来ない――家族皆と相談して出した結果、レティの提案でユッグジールの里の大使としてラヴィナイへと入り込むという結論に至った。

 ただ、ウリウリはもちろんのこと、お父さんとリコの2人からも、里の人たちの力を借りることが出来れければ、国外に出ることを許されなかった。


 お見舞いの時に長たちに聞いたけど『ティアという新王のもとラヴィナイという国が肥大していることは知っているが、まだ相手側が未知数なため、こちら側としては静観し続ける』というのがユッグジールの里の総意になっているそうだ。


 ドナくんやらフラミネスちゃんなんて天人族や、熊さんたち亜人族からはどうにかこの作戦を容認して貰えたけど、難色を示したのはアニスとおじさん……鬼人族の長だ。

 白い青年から話を知っているアニスやおじさんは、ティアの他人を洗脳・服従させる魔力を危険視しているらしく、ぼくがラヴィナイへと向かうことに良い顔をしてくれなかった。

 ただ、お見舞いの時にも約束してくれたキッカちゃんの後押しなんかもあったりで、おじさんは納得してもらえたんだけどね。


「――ひとつ間違えれば国家内どころか、全世界を敵に回す恐れがある」


 ここで1番にぼくたちに反対をしたのはアニスだった。

 もしもここでティアの機嫌を損ねるようなことになれば、下手をするとぼくらのせいでユッグジールの里が報復を受けることを嫌がった。

 それはラヴィナイと親交のあるグランフォーユの人たちどころか、他のティアの魔法の影響を受けている多数の国から敵意を向けられる可能性をアニスは危惧していたんだ。


「僕だって盟友のことは気になっている。でも、だからって彼のために大切な家族を危険にさらす可能性があるなら――僕は家族のためにも盟友を切り捨て……痛っ!」

「なぁにが、切り捨てるだ。ばーか!」


 と、珍しくかっこつけずに真剣な顔をしたアニスだったが、そこを後ろからリターがばしんと片手で頭を叩いた。

 

「……おいおい、リター。今は真面目な話をしているんだ。僕は君たちのことを思って、断腸の思いで……」

「いえ、アニス。私からもルイさんの力になってあげてほしいとお願いします」

「フィディまで……2人ともどうしたんだ?」


 困惑するアニスを前に、フィディとリターの2人は味方になってくれたみたいにぼくの隣に立ってくれる。

 そして、ぼくよりも1歩前に出て、2人してアニスに迫った。


「このままあの生意気な小娘の魔法にかかるのを黙って受け入れろって言うの? 冗談じゃないわ!」

「里にいる私たちはまだ平気ですけど、里の外の人たちには影響が出ているってアニスも悩んでいたじゃないですか。今はまだ思い止まってもらえてますが、いずれにせよ、ティアの洗脳を受けた人たちがラヴィナイへと流れるのも時間の問題です」

「魔法の影響がどのくらいかかるかはまだわからないけど、ルフィスの様子見たでしょ? 自分の旦那であるネベラスよりもティアのことに夢中になってんのよ? じゃあ、四六時中あいつの近くにいる国民ってやつらはどれだけあの女に酔狂してんのよ!」

「それは他人事じゃなく、いずれ私たちにも襲いかかる問題になりましょう。アニスが私たちじゃなく、ティアへと好意を向ける日が来たと思ったら……そんなの私たちは嫌です!」


 2人の勢いに圧されて後ろへと足を引いたアニスだけど、そこを踏ん張って押された分を戻すかのように2人へと近寄り声を上げた。


「僕だってっ……本心を言えば、2人がいつ僕よりもティアへと心が向いてしまうんじゃないかって――心から恐れている。けれど、だからと言って……」

「だからこそよ。ここでティアを止めることが出来なかったら、残りの人生あの女に全部捧げるようなもの。ふざけんじゃないわって話よ!」

「私の後の時間は大好きなアニスとリター、そして大切な子供たちにだけ注ぎ続けるつもりです。この幸せを私は奪われたくありません!」

『――ねえ、アニス!』


 リターとフィディ、2人から唇が触れそうなほどに迫られたアニスはこれ以上何も言うことは出来なかった。

 アニスはがっくりと肩を落とし、大切な2人の肩に手を乗せて、深いため息と共にぼくへと頷いて見せた。


「……わかったよ。……ああ、わかった。僕の負けだ。ルイ、僕もまた君に手を貸すことにしよう。愛する2人にこうまで言われては――ひとりの男として後には引けないな」


 なんて、10年振りって言っていいのかわからないけど、アニスは前髪を払って恰好つけながら約束を取り付けることが出来た。


「……ところで、ルイ。あんた、ここまでやらかすんだから、ティアのその魔力を止めることが出来るくらいの何か……勝機はあるのよね?」

「あ、そうですね。ただシズクさんに会いたいだけで行くっていうなら、私も流石に賛成はできませんね」

「僕も君に力を貸すことに同意したが――やはりこれは無謀で、その……次の機会にしな――」

『アーニースーっ!』

「――ふむ。なんでもない。で、どうだいルイ?」


 ……3人ににじり寄られて問い詰められたぼくだけど、そこは負けじと後ろには引かずに答えた。


「……まあ、あるにはある。でも、ぼくもまだ半信半疑ってところかな」

「……ルイ、それは本当に大丈夫なのか?」


 そうさ。何もシズクを奪うだけなら簡単だけど、それだけで終わらないことはわかってる。

 一番重要なのは、イヤだけど、ティアをどうにかすることだ。

 そのための秘策……というもの間違ってるし、成功するかもわからないけど、何かしらの対抗策もあるにはある。


 それと言うのも、リコからの股聞きだが、白い青年からを提言されているんだ。

 それがうまくいけば、もしかしたらティアのあの力を制御することが出来るかもしれない……また、成功する可能性は五分五分ってところもね。

 それでも、今のぼくらには白い青年がいう案くらいしかやれることはなかったのも事実だ。

 だけど、こうして今回もみんなにはぼくのわがままで動いてもらえることになった。


 ぼくらのわがままに付き合ってもらう分、準備は念入りにした。

 失敗は許されない。

 念入りに各部族と話し合いを交えながら、半年という長く待ち遠しい日々を迎えた。






 のことはティアにも、もう1人のシズクにも知られている。

 右目の色が変わったが、今のままのぼくが敵地に乗り込んでもややっこしいことになりかねない。

 ここは前に2人がした時みたいに変装でもするかなー……と考えたりもしたけど、そこに妙案を出してくれたのは運動不足の解消と身体能力の向上目的での訓練に付き合ってくれたベレクトだった。


「じゃあ、おれみたいに身体を小さくするのはどうだ? 魔石生まれのおれらだからこそ出来る変装だ。ラヴィナイに出発する前までには覚えられると思うぞ」

「でもそれ、小さくなってる間って身体能力が低下するって話じゃなかった? 突発的なトラブルに巻き込まれた時、直ぐに動けるかどうかって重要だと思うのよね」


 レティが代表して聞くと、ベレクトはむぅと唸りながらも頷いた。


「そうだな……。慣れないうちは元に戻るにも時間がかかると思う。今のおれだって大きくなるのに5秒くらい必要だ。それでも変装するならこれが1番だと思うぞ」

「……じゃあ、こういうことは出来ないかな?」

「ん? どういうのだ――へえ、それは面白そうだな! そっちの方が身体を小さくするよりずっと楽に出来ると思うぞ!」


 そういう訳で、魔石生まれのぼくはベレクトに方法を教わりながら、半年をかけてどうにか身体を作り替えることに成功した。

 やったことなんて肌の色を茶色くして、髪の色も銀色に塗り替えたくらいだけどね。

 でも、一見して直ぐにぼくだってわかる人は誰もいない。

 今のぼくらはまさしくお父さんの子供って感じで、褐色銀髪の女の子へと変貌した。

 やっぱり身内である天人族たちには不評だったけどね。

 ただ、お父さんがぼくたちの為にこの里に居続けてくれたためか、話に聞いていたような差別を受けることはなかった。


「……リコ、このまま行っても大丈夫かな?」

「……うーん」


 白い青年の話では名前をレーネと変えているが、あの国でシズクの顔は結構知れ渡っているらしい。

 シズクと同じ顔をしたリコが行ったら色々と問題が生じそうだけど。かと言って、白い青年と交信できるリコを留守番にすることも出来ない。


「青髪だったぼくよりも遥かに大丈夫じゃないかな。リコの目元はシズクよりも柔らかいし、髪の色もまっかっかだし……顔を直接会わせなきゃ気が付く人はいないと思う」

「そうかなぁ」


 ……とりあえず、肌と髪の色を変えたぼくも、リコと共に怪しまれない程度に素顔を隠すことにした。

 ウリウリやアニスたちからも、今のリコなら前のシズクよりも違う方向で大人らしく見えるみたい。もしも顔を見られてもシズクだって思う人はまずいないってさ。

 まあ、気を付けるに越したことはないよね。


「……シズク、今から行くからね」


 こうしてぼくらの準備は整い、皆と共にラヴィナイへ向けて飛空艇を飛ばしたんだ。


《焦らないでよ? もしも、シズクと対面しても、絶対に取り乱さないで!》

「……うん。わかってるよ。今はシズクのことよりも、ティアを何とかする方が優先だってさ」


 レティに言わなくてもわかってるよ。

 ぼくらがラヴィナイに向かうのはティアをなんとかするため。

 でも……レティだって今のぼくと気持ちはいっしょだ。

 レティが考え、感じることは、直接話を交わさずとも今のぼくにはわかるんだから。

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