第282話 目覚め、今日に至る
魔石生まれの身体は普通じゃない。
その為、10年近く昏睡していようが身体の衰えは瞬間的なものだった。
目覚めた直後は身体の硬直を不便に思ったが、その日のうちに自立出来るようになった。続く数日の療養を迎えた後は、ほぼ昏睡前と同等に動かせるようになった。
昏睡による体力の衰退はない。身体は健康そのもの。顔色だって悪くない。
多少身体の鈍りを覚えたけど、これも
今ではすっかり元通りの……ううん。違ったね。
青色の右目を持つこの身体は以前とは全くと違う。
何より、この身体はもう自分1人だけのものじゃない。
今のぼくは2人でひとつだから――。
――これはぼくたちが目を覚ました半年ほど前の話だ。
◎
目を開けた先にカーテンの閉め切られた薄暗い部屋だった。
最初は頭がぼーっとしちゃって、自分が眠っていたことすら気が付かなかった。
しばらくは重い瞼をパチ、パチと何度か開け閉めしながら延々と天井を見つめ続けていた。
「……おはようございます、ルイ様」
意味もなくに瞬きを繰り返していると、控え目なノックの音を鳴らしてウリウリが部屋の中に入ってきた。
ぼくは天井へ顔を向けたまま、目玉だけを動かしてウリウリを見た。
「……今日も外はいい天気でしたよ。雲1つなくて、雨の降る心配はなさそうです。ですが、こうも晴れが続くとなると……」
そう言うウリウリは誰が見てもわかるくらい感情が表情に出ていた。
「まったく、ルイ様はいつまで眠ってらっしゃるんですか。そろそろ起きてくださいよ……」
わるい風邪を引いた時みたいに、たくさん疲れた時みたいに身体が重たくて、ぼくはウリウリへ返事をすることはなかった。
だから、代わりにぼくたちは薄暗い部屋に入ってきたウリウリをずっと見つめ続けた。
(とっくに起きてるったら。返事しないくらいでそんなグチグチ言わないでよ)
と、開きたくない口の代わりに目で文句を言うみたいにね。
けれど、ウリウリはぼくたちの不満の視線に気づかないまま、閉められていた部屋のカーテンを開け始めた。
薄暗かった部屋は直ぐに陽射しを受けて白く明るく染まる。
「……ルイ様、見えますか。……ほら、まるで……おふたりのように――」
部屋に入った時に言った通り外は晴天らしく、ウリウリはそのまま空を見上げるた。
部屋に射し込む陽の光を受け、ウリウリの悲しそうだった横顔が少しだけ晴れ始める。けど、その顔は何かを諦めて仕方なく笑っているように見えた。
「――ええ。おふたりみたいなきれいに晴れ渡った青空が見えますよ……」
しばらくウリウリは思い思いに空を見上げていたが、おもむろにこちらへ振り返り、ぎこちない笑顔を浮かべ……。
「……え……えっ?」
やっとぼくたちとの視線が重なった時、ウリウリはそのぎこちない笑顔を解いた。
だからさっきから起きてるったら。
そういう意味を込めてぼくは瞬き2回で返事をしたけど、ウリウリの赤い眼は大きく見開いたままだった。
「ウリ……ウリ……?」
それから、なわなわと口を震わせて硬直し続けるウリウリを不審に思ったぼくらは、なんとかカラカラに乾いた喉を震わせてウリウリの名前をたどたどしく口にする。声はかさついて、思ったような音が出せなかったことにやきもきする。
変だな。うまくしゃべれないぞ。
身体も重いし、起きてるって
(……ぼくの身体、どうしちゃったんだろ?)
そんな風に、今度は自分の身体の変化に驚いて2回ぱち、ぱちと瞬きをしていると、
「――る、ルイ様っ!? あなっ、あなたっ、起きっ、起きっ……ああっ、ルイぃぃぃぃぃ!!」
「……あっ……ウ、リウ……」
突然ウリウリがすっごい驚きながらぼくの名前を叫んできて、未だに横になっているぼくたちへと飛び付くみたいに抱きついてきた。
その後、ウリウリは騒ぎを聞きつけたお父さんたちが部屋に来るまで、わんわんと泣き続けていた。
――よかった、とか。
――やっと目覚めてくれた、とか。
――ずっと心配した、とか。
――最後にあなただけでも助かって……とか。
あなただけ助かってって意味はよくわからなかったけど、ウリウリはそんなことを嗚咽に混じらせていた。
いったいどうしてウリウリがこんなに取り乱しているのか。
その時のぼくらにはわからなかったけど、どうやらぼくたちが目覚めたから喜んでいることだけは理解できた。
(――こんなに心配させちゃったなら、最初に声を掛けられた時、だるくても返事をしてあげればよかった)
2人してウリウリに悪いことをした気分になる。
(――それ以上泣かないで。ウリウリが泣いてるとぼくらも悲しくなる)
少しでも慰められないかなって、ぼくは首元に抱き付いてきたウリウリの頭を撫でようと腕を伸ばす――でも、ぼくの腕は瞼以上に重くてまったく上がらない。
「ウ……リ、ウリ……泣……いで……」
「はいっ、ウリウリア・リウリアはここにいますとも!」
「……ち、が……泣か…………うぅ……」
腕が上がらないなら、声だけでもって今度はしっかりと意識しながら話そうとしても、やっぱりうまくしゃべれない。
(なんで、どうして? ぼくの身体どうなっちゃったの?)
不自由な身体に慄きながら、この時のぼくらはウリウリの嗚咽を聞いていることくらいしか出来なかった。
◎
ウリウリの異変に気が付いてくれたお父さんが、それと三角耳を赤髪の間から生やした亜人族の女の人が駆けつけてきた。
そして、2人してウリウリと似たような反応をぼくらに見せた。
「……はぁ。ようやく、目が覚めたか。この寝坊助め」
「ルイっ、ルイっ! やっと、やっと起きたんだな!!」
お父さんもぼくらを見て、はっと顔を強張らせて驚いていたけど、直ぐにその場で胸を撫で下ろしながら嬉しそうに微笑んでくる。
もう1人の赤髪の亜人族の美人さんは驚いたような声でぼくの名前を呼んで、ウリウリみたいに横たわるぼくに抱き付いてきた。
えーっと、誰だろう? ……なんて、ふと動かない首を傾けかけたけど、直ぐにぼくははっとする。
《……まさか?》
《……そうかも》
ぼくの思い付きにレティから同意を得た。
おそるおそる動かない口をがんばって開けて聞いてみることにした。
「……お、とう、さん? ……リ、コ?」
「そうっ、リコだ! ね、ルイ! リコっ、リコっ、ずっと心配したんだから!」
やっぱり、そうなんだ。
この赤髪の美人さんはリコだったんだ。
(でも、どうして? どうして大きくなってるの?)
ここにいる赤髪の美人さんには、記憶の中にいるやんちゃなちびっこの面影はどこにも無い。
ぼくにしがみ付く今のリコは立派に成人を迎えた1人の女性だった。
「……どう、して……?」
何故、自分がユッグジールの里にいるのか。この動かない身体。ウリウリの号泣。リコの成長。
さっきからこの状況が全く理解できず、全てのどうしてを込めて言葉を口から出す。
ぼくも、レティも、泣き続ける2人の抱擁を受け止めながら、またも目をぱちくりと瞬いた。
◎
その後、ウリウリとリコが落ち着きを取り戻したところで、ようやくぼくらが10年間眠り続けていたことを知らされた。
何を言ってるの……?
ぼくもレティも最初は3人の言っていることを理解できなかったけど、今のリコの姿を目にしたら否応にも受け入れるしかなかった。
事実を受け止め動揺するぼくたちはその後、シズクからプロポーズを受けたあの日の出来事を3人から求められ、説明することになった。
最初はたどたどしくつっかえつっかえ、一呼吸するのも大変だったけど、しゃべっていくうちに何とかいつも通りに話すことが出来た。
「――そう、ですか……。では……やはり、メレティミ様……は、もう……っ……」
途中、ウリウリがそう寂しそうに呟き、悲痛に顔を歪めて涙をこぼした。
この10年でウリウリは泣き虫になっちゃったのかな。でも、泣き虫にさせたのはきっとぼくたちのせいだ。
「ウリウリ泣かないで。レティならここに――「まあ、身体は無くなっちゃったかな。おかげでこんなざまよ……あら、わたしも話せるじゃない?」――いる……あーそっか。ここはレティに変わった方がいいかな」
と、ずっと言わなかったぼくも悪いけど、今のレティのことを話そうとしたところで、割り込むようにレティがしゃべり出した。
勝手に自分の口が動いたことにちょっとだけびっくりしちゃった。
じゃあこの話はぼくよりも本人の口から言った方がいいかな。
ぼくはレティに身体の主導権を渡し、レティ本人から今の状態を3人に説明してもらうことにした。
「ウリウリ、心配させてごめんね。最悪の再会になっちゃったけど、わたしはここにいるわ」
「……ルイ様、何を……は? え? まさか……メレティミ様、なのですか?」
「ええ、今のわたしはメレティミ……身体を失った今のわたしはルイの身体の中でお世話になってるのよ」
「そ、そうですか……それは……なんとも……」
ウリウリは困惑しがちに口を濁す。
レティも言い辛そうにぼくの身体を治すために自分の身体を犠牲にしたあたりの話をしたが、ウリウリはますます表情を曇らせてしまった。
今までむっとしながら腕を組んでいたお父さんも驚いていたけど、リコだけはびっくりしながらも「そっかー!」なんて明るく声を上げた。
リコの場合はきっとレティと同じ経験をしたことから理解が早いのかな。
「ま……あれはわたしたちの完敗だわ。正直、思い出すだけで腸が煮えくり返るけど、このイライラをぶつける先はここには無いからね」
と、レティはそんな風に鼻を鳴らして軽口を叩いたけど、内心ではあふれ出そうになる怒気を必死に堪えているのがぼくにはわかる。ぼくだってレティに感化されずとも同じ気持ちだった。
ティアが憎い。憎くて堪らない。
今この場でじたばたとも動かない手足をばたつかせて、喚きたいくらい悔しくままだ。
でも、ここで怒りに任せて暴れることが無意味だってことは今のぼくもレティもわかってる。
これは負け惜しみだ。
でも、今のぼくらにはまだ諦めていない、終わってないって意味での、これからまた立ち上がるために必要な負け惜しみだった。
ただ、レティの強がりはここまでが限界だったようだ。
「続きはルイがして」と急にぼくと入れ替わって奥へと引っこんでしまう。
そして、三人が見えていないぼくの内側でとても他人には聞かすことは出来ない罵声を上げ始めた。
……もぉ、聞こえてるぼくのことも考えてよね。
「……じゃ、じゃあ続きはぼくが……それでね。最後になんだけど――」
そう、身体の主導権を受け取り、最後のあの場面の話を……途切れかけていたあの時の意識を繋ぎ合わせて1つ1つ、思いだすように話していった。
「……ここまでがぼくたち2人の、最後の記憶…………だからっ……もう、シズクはいなくて……ぼくは……ぼくっ、ぼくは――!」
声を振り絞るように話を終わらせた後、ぼくたちは俯いてティアへの憎しみに身体を震わせた――。
「……ルイ」
「――っ!?」
その時、優しい口調でぼくの名前を呼ぶお父さんが、2人とはまた違った抱擁でぼくたちを包み込んでくれた。
それから、とんとん……と、ぼくらの背中を落ち着かせるみたいに優しく叩いてくれる。
「お父……さん」
久しぶりのお父さんの腕の中は、以前にも嗅いだことがある花のような甘い香りがした。
額越しに伝わるお父さんの胸の鼓動はゆっくりと落ち着いたものだ。
その心音に耳を傾けていると不思議とぼくら2人の感情も、同じ様にゆっくりと落ち着いていく。
未だティアに対しての怒りは残ったままだけど、どうにか前を向けるくらいには冷静になれた。
俯いていた顔を上げると、お父さんは少し困った顔をしていた。
「……ルイ。実は、シズクの件に関してだけ……私たちも知っていたんだ」
……え?
◎
抱擁を外した後、ベッドに座るぼくら2人と向き合うようにして、お父さんは近くの椅子に座り、改めてシズクのことについて話をしてくれた。
「どうやら今のシズクは別人格が身体を支配しているそうだ」
「……別人格?」
「別人格というよりは、本来の人格だな。私たちが知る彼の人格ではなく、元々のシズクの身体に芽生えるはずだった人格だそうだ」
「……なんで、お父さんたちがそのことを知ってるの?」
「それは――」
「――白い青年が教えてくれたんだよ!」
「リコ!?」
と、お父さんの言葉の続きを奪うようにリコが率先して話し始めてた。
確認するようにお父さんを見ると、お父さんも神妙な面持ちでこくりと深く頷き、リコと共に説明を続けてくれた。
「年に数度、白い青年がリコの身体を通してシズクの近況を報告してくれていたんだ」
「うん。それで、リコたちはシズクが今どうなってるのかってことはわかってたの! でも、ルイたちが眠ってる間には何も出来なくて――」
2人の話では、どうやらプレイヤーの“王”であるリコは白い青年と常に繋がっているような状態で、気紛れにあちらから交信してくることがあるらしい。
気紛れっていうのも、多少の制限が“子”のプレイヤーには課せられているらしく、そう簡単には姿を見せることは出来ないという。
また、以前シズクの身体の中にリコがお世話になっていた時、リコを通して入り込んでいた白い青年は自分の存在の一部を意図的にシズクの身体に残していたらしく、その微かな一部から受け取った情報をリコを通してこの10年、この場にいる3人に報告していたそうだ。
今もリコは白い青年が近くにいることを感じているらしく、ここでの会話も伝わってはいるらしいけど……。
「……そっか。やっぱりあれはシズクじゃなかったんだね。本当に、よかった……!」
おかげでぼくはあの時のシズクが別人だと知れてほっと出来た。
実はあの日、ぼくら3人に起こった出来事も……白い青年からある程度は教えられていたそうだ。それから、直ぐにぼくたちのところへ行けともリコを通して連絡してくれたんだってさ。
話を聞いたお父さんたちは直ぐにぼくたちのもとへと駆けつけてくれたんだけど、ラゴンのお墓がある丘にたどり着いた時には意識を失ったボロボロのぼくが横たわっているだけだった。
他に残っていたのは激しい戦闘の痕跡に、レティが身に付けていた装飾品に衣類。それから――。
話途中でお父さんはそっと立ち上がると、箪笥の上のお母さんの位牌近くに置かれていたものを手に取って、ぼくへと大事そうに渡してきた。
「……これがお前の近くに残されていたペンダントと、2つの指輪だ」
「………シズクっ!」
ぼくは渡されたシズクのペンダントとこの場にいない2人の指輪を両手で握って、漏れそうになる喉奥の声をぐっと目を強く瞑って堪えた。
ペンダントと指輪を受け取った時、たとえ本人じゃなかったとしても、あの時の冷たいシズクの視線を思い出しちゃったせいだ。
こんなことで泣くのはぼくもレティも嫌だった。だから、目だけじゃなくて奥歯もぐっと噛みしめる。
(泣くな。ぼくが泣くときは決まってシズクのことだけだ。今は違う。別人のことでなんて絶対泣くもんか……!)
でも、肩の震えは止まらなくて、激しい感情がぼくとレティの中に振り注がれる。
会いたい。会いたい。シズクに会いたい。
シズクの黒い石のはまったペンダントと3人お揃いの指輪を握り締めていると、ティアへ向けた憎悪以上のものがぼくの中で大きくなっていっぱいになっていく。
膨れ上がったものは涙や嗚咽に変わって外に出ていこうとする。
(シズクに会いたい。会いたく。会いたい……でも、会えない……)
いっそ、泣いてしまえば少しくらいは楽になったはずだ。
でも、ぼくらはティアや別人のシズクのせいで泣くなんて真似はしたくなかった。
その2人のせいで泣かされたなんてことは、ぼくもレティも許せなかった。
負けたくなかった。だから、ぼくらは泣きたくても我慢した。
「……ルイ」
……そんな中、俯いて暴れる感情が外に出て行かないよう強く握りしめたこぶしの上に、リコが自分の手を添えてきた。
「リコ……」
「ルイの気持ちは今のリコなら痛いほどわかる。……だって、お父さんとお母さんは3人のこと、最後の最後まで心配してたもん。リコの中にいるから2人の気持ちはリコにも伝わってきてね。もちろん、リコも同じくらい心配してて……」
「……そ、そうだ。じゃあ、もしかして――「おじさんとおばさんは!?」――まさかもうっ!?」
今までずっとシズクや自分のことばかりだった。
(そうだよ。あれから10年経ったってことは、つまりシズクのおとうさんとおかあさんは……)
ぼくたち2人の困惑を余所に、リコは笑って首を横に振った。
「2人とはちゃんとお別れしたよ。イルノートもウリウリだってその時にはいっしょにいてくれてね。最後の最後まで、明るく、明るくね!」
そのリコが見せた笑顔は、いつものぼくたちまで明るくしてくれる楽しい笑顔じゃなくて、無理して強がったような笑顔だった。
「みんなして笑って、見送ったんだ! リコもっ、リコもねっ! 後はリコに任せてって2人に言ってね……それで、リコ、リコね……」
でも、やっぱり無理して作った笑顔だったから直ぐにリコの表情は崩れる。リコはぼくたちの胸の中に飛び込んでわんわんと泣き出しちゃうんだ。
きっと、シズクのおとうさんおかあさんとの別れは、リコにとってもすごい辛かったに違いない。
……無理して笑って言う必要ない。
たとえ、それが今のぼくたちを気遣ってっ、気遣ったと、しても……っ!
『ぼくも/わたしも――2人と最後に会いたかった……』
「ルイ……メレティミ……っ!」
そう2人の気持ちを抱きしめたリコに伝えて……。
『……ぐすっ……あぁっ……うわぁぁっ……あああぁぁぁっ……!』
ようやくぼくとレティはずっと我慢していた感情を手放すことが出来た。
ティアでもなく、別人のシズクでもなく、別の泣く理由が出来たからだ。
すっかりぼくよりも背が高くなったけど、リコはリコのままだ。
「ルイ、ルイぃぃぃ……ああああっ……わぁぁぁぁぁあああっ!」
ぼくの胸に飛び込んできたリコの背中を強く抱き締めながら、リコが泣き止むまで、ぼくたちも泣き止むまで、2人で感情を溢れ続け出した。
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