第140話 アルガラグアの村長、タルナ
声は先ほど麒麟が爆発した時と同等の音量で、まるで上空から叩き付けられたかのように大きなものだった。
「ああっ! オフクロ! もう気が付いたのか!」
思った以上に早く、わたしたちとの距離を半分まで縮めていたベレクトががくがくと震えるように地面に尻もちをついた。
手に持った槍っぽい昆は煙と化して消える。さっきまでの威勢すらも消えていて、後には震える青年だけがそこにいる。
「……どうしよう?」
「さあ、わたしにも……」
「みゅうー!」
……ええっと、これ以上の戦闘はしなくてもいいってことかな。
◎
暫くしてアルガラグアの方から1人の女性が空を飛んで現れた。
最初は鳥か何かだと思ったけど、次第に人の形をしていることがわかり、周辺に浮かばせていた剣をどかして彼女が入れる隙間を作った。
(あ、この人、天人族だ……)
自分と同じく長い耳を持ち、緑色の長い髪がふわりと舞う。
シズクに負けず劣らずの美人さんだ。
その人はわたしが作った剣を深緑の目でちらりと一瞥しながら、顔は鬼に負けないほど怒りを浮かばせて音も無く地面に着地をする。……が、その後は打って変わり、のしのしと地面を踏み鳴らしてわたしたちへ、ベレクトへと向かっていった。
「まぁた、このドラ息子は! 会う人会う人、見境なく喧嘩吹っ掛けるなって何千回言わせれば気が済むの!」
「違うんだ! オフクロ! おれは――痛ぁぁぁぁぁっ!」
天人族の女性は慌てふためくベレクトの頭をごつん、とこちらに聞こえるくらいに大きな音を立てて殴った。ああ、あれは痛そう……。
ごろごろと頭を抱えて地面を転がるベレクトは、やはり先ほどまでの威圧感といったものは皆無だ。
「はあ……」
「ええ……」
「なんだ、リコどうしたらいい?」
気が付けばシズクの身体から離れたケモっ子リコちゃんがわたしらと2人を交互に見比べていた。わたしだってどうしたらいいのかわからないわよ。
「オフクロ! いきなり殴るのはやめてくれ! おれの言い分を聞いてからにしてよ!」
「お前の言い訳は聞き飽きたって! お前が先にちょっかい出したせいでことが大きくなったパターンなのはいつものことだよ! まったく、お前の母として悲しいよ!」
いやはや、ここに長寿族の何かを見てしまうね。
ベレクトもそのお母さんという天人族も、2人とも同い年にしか見えないのだ。
(……え、でもお母さんって言っても、この人、天人族だよね。角無いし……)
わたしの疑問を余所に、ベレクトの母親らしき人はくどくどとベレクトを叱り続け――あ、と思いだしたかのように、すぐさまこちらに顔を向けてぺこりと頭を下げてきた。
「ごめんなさい。うちの子がご迷惑をかけしました。この子、力を余らせててね。こうやって若い人を見かけると喧嘩を吹っ掛けるようになっちゃって……怪我は無かった?」
「え、ええ。まあ。大丈夫、です」
「ちが! オフクロ! そいつら妖しい! ぜったい何か企んでる!」
「お前は少し黙ってな!」
先ほどまでかっかしていたシズクがまるで毒気を抜かれたかのように落ち着いている。いや、これはむしろ、少しばかり動揺しているように見える……これは美人を前にして動揺しているのかもしれない。
(天人族ってみんな綺麗な顔をしてるしね……)
特にベレクトの母親は群を抜いて美人さんだった。見た目は若くても、きっと40とか50……もしくはもっと歳上なんだろうけど。
そんな人に目を奪われても仕方ないと思う。わたしにはない大人の色香を持ってるしね。
鼻の下を伸ばすのも当然だもんね。男だしね。ふん。
「え、レティ? どうしたの?」
「別に?」
「何、怒ってるの?」
「怒ってないわ」
「嘘だよ。それ怒ってるじゃん」
「ふん、怒って無いったら」
「今ふんって拗ねた! 怒ってる! なんで、どうして!?」
「うるさい。自分の胸に聞けよ」
「言い方怖いよ! 僕何かした!?」
何もしてないわ。わたしが勝手にそう思っただけよ。なんて口にはしない。
しつこく絡んでくるシズクの顔を手で押し返し、わたしはベレクトのオフクロさんとか言う人へと向き合って言い放つ。自分でもわかるくらい眉間に皺が寄ってるけど、もみほぐすほど余裕はない。
「でぇ、わたしたちはどうしたらいいの? この剣は引っ込めてもいいわけ?」
親指で宙に浮く剣を指しながら、つい喧嘩腰になりながらも美人さんに問いかける。
美人さんは先ほどまでの鬼の形相を解いて申し訳なさそうに「はい、ご迷惑をおかけしました」と頭を下げて――顔を上げた時に目を大きく見開いてわたしを見ていた。
「……っ!」
「……?」
な、何よ。わたしの顔に何か付いてる?
首を傾げてしまうが……その後の彼女の反応にぎょっとしそうになった。
緑髪の天人族さんは何度も目を瞬かせ、口を両手で抑え、次第に目にはみるみると涙が溜まって――こぼれていく。
「あなたは……ランっ!? ブランザなのっ!?」
「は、え?」
と、その人はいきなりわたしの母の名前を口にして抱きしめてきたのだ。
え、ブランザ? どういうこと?
「生きてたのね! あたし、あなたから最後だっていう手紙を受け取った時は本当に泣いて泣いて! でも、よかったランの無事な姿を見ることが出来て! あたし嬉しい!」
「ちょっと待って!」
何、ブランザお母様の知り合いなの?
この人はわたしを抱きしめるなり物凄い力を入れてくる。タップしても解いてくれそうにない。
「いや、わたしはブランザじゃな――…………あれ?」
――ふと、わたしの視線がひとりでにがくりと移動した。
(あれ……なに?)
同時に一瞬意識が途切れ、気が付けば地面にひざをつく。急に体の力が抜けたのだ。
それからは抱きしめられた腕から崩れるように地面に倒れる。
「ランっ!? どうしたの!? ラン! ラン!!」
「レティ!?」
「メレティミどうした!?」
なんで、みんなしてわたしの顔を覘き込んでいるのか理解でない。
瞼が重い。皆の声が遠くに消えていく。
皆の顔の後ろに光り輝く太陽がまぶしい。目の奥に太陽の光とは別の光が目の奥から溢れ出す。
眩しくて、わたしはゆっくりと目を閉じた。
――わたし、どうしたの?
◎
薄らと目を開けると、愛しい彼の顔が目の前にあった……――なんてね。
「メレティミ! おきた!」
「……レティっ」
リコちゃんはおろおろと狼狽えて、シズクは口元をふるふると震わして。
そっくりな2人が心配そうにわたしの顔を真上から覘き込んでいたが正解だ。
一体どうしたというの。そんな悲しそうな顔をして。
更に2人の背後には先ほど空から降りてきた天人族の人も悲痛に顔を歪ませてこちらを伺っている。
口にしてはいけない空気があったため、最初に思った本音の混じった冗談は言わなかった。まあ、思ってもぜぇったい言わない。言えるか、ばか。
「シズク……リコちゃん……目覚めたって、わたし寝て……あ?」
自分で口にし、そういえばと思いだす。
いきなり身体の力が抜けて、目の奥が真っ白になって眩しくて……。
わたしが覚えているのはそこまでだった。気を失っていたのだとは2人の慌てぶりとこの状況から判断する。
それから……目を覚ました現在のわたしの状況はシズクの膝を枕に横になっている、ということか。
……他にやり様が無かったの。シズクの膝枕なんて、なんか嫌だ。
「……よかったわ。目を覚ましたのね」
シズクの膝枕が嫌な理由は色々とあったけど、特に嫌だったのは他人の目に晒されていることだった。
緑髪の天人族がわたしの目線に合わせるかのように膝をついてしゃがみ、震える声で語り掛けてくる。泣いた後なのか、潤む深緑の瞳を縁取った赤い瞼が印象的だった。
ちなみに、さっきまでやりあっていた青年ベレクトは私たちから少し離れた場所で正座をしてこっちを見ている。汗をだらだら流し、周囲にいる3人とは別の意味で辛そうな顔をしているのはその姿勢のせいだろう。
部外者2人にシズクの膝枕を受けているこの姿を見られるのは実にこっ恥ずかしい。
(あーあ、これがシズクと2人っきりだったらよかったのに……いやいや。というか、普通は立場逆でしょう? これ、わたしがシズクにしてあげたい――と思うんだけど。まあいいけどさ)
これ以上の醜態を晒していたくないので直ぐに起きようとした。だけど、わたしが動きを見せる前にシズクは力を込めて肩を抑えてきて、リコちゃんも抱きついてきて妨げてきた。むぅ。
「リコちゃん、シズク苦しいよ」
「急に動いちゃ駄目! 無理しないで!」
「メレティミそのままでいろ! ねつがある!」
「熱……? そんなはずないよ。……ほら、わたしは大丈夫だよ」
若干気怠さを感じるけど、それはここ数日続いていたものだ。身体にかかる負担以外ではいつもと変わらない。
ちなみに自分のおでこに手を当てても……んーわからない。普段触ることなんてしないし自分の額の熱なんて覚えてない。熱かったのだってこの辺りは比較的涼しくも夏季ってこともあるしね。気を遣いすぎだって。
「もう、本当に大丈夫」
2人をゆっくりと押し退けてわたしはどうにか身を起こす。それでも、とシズクは背中を支えてくれる。
(まったく、君は毎回過保護過ぎるよ……嬉しいけどさ。じゃあ、いいよ)
背もたれ代わりとシズクの胸に身を委ねる……お? いつも借りていた背中とはまた違っていいかもしれない。柔らかくて妙にフィットして。うふふ……。
(はっ……いや、いやね。だから、2人っきりの場合だったらいいの。大負けに負けてリコちゃんになら見られてもいいの。だけど、だけどね。見知らぬ人の前でにやける顔を見られるのが嫌なのよ……)
そのままじんわりと彼の優しさに身を委ねたかったけど、そんな甘い時間は与えてくれない。
緑髪の天人族の女性が「では、そろそろ――」と口火を切ったのでわたしも緩めかけた口元をきゅっと結んで前を向いた。
「あた……私の名はタルナ。若輩者の身ですが、この先のアルガラグアで長を任されています」
「若輩ぃ? オフクロ何言って――ひっ!」
え、この人が長? 20代半ばという見た目だったので思わず疑ってしまう。
だって、わたしの中で長っていうと、エネシーラ長老を筆頭にハゲた髭オヤジの鬼人族の長とか、陰りを持った渋い魔人族の長とか、ある程度は歳を取った人って印象が合ったからだけど……うん。ここでほじくり返すのも話が進まないので続けることにする。
「わたしはメレティミ……メレティミ・フルオリフィア。メレティミって呼んで。あと、ブランザじゃないわ。ブランザはわたしの母よ」
「はい……ブランザではないことはメレティミ、さんが気を失っている合間に、おふたりから聞きました」
「……そっか」
緑髪の天人族……タルナさんは改めてとベレクトの先走った暴走? について謝罪と頭を下げてきた。
「おふたりが使いの者だという話は先ほどセリス嬢当人から連絡を受けていました。しかし――」
どうやらセリスさんの代理だってことはすでにタルナさんには伝わっていたらしい。らしいっていうのも“遠く離れていても会話を行える”という連絡用の魔道具を使ってわたしたちが着くよりも前に連絡は入っていたそうだ。
しかし、その情報が伝わる前に彼女の息子だというベレクトがわたしたちの前に現れてとうせんぼしちゃったことで今回の騒動が起こってしまったのだ。
息子に代わってとタルナさんは深々と頭を下げてきた。
「言い訳に聞こえるかもしれませんが、私も先ほどまでレク――この愚息におふたりのことを伝えようと探していたんです。けれど、まさかおふたりがこんなにも早く訪れるとは思わなくて……」
まあ、普通は馬車を使って4日はかかる距離を半日で来てしまったわたしたちにも問題があるのかもしれない。
もう少し遅く来ていればベレクトにもわたしたちのことが伝わっていて、こんな一悶着起こさずに済んだのかもしれない。
でも、連絡が遅れたタルナさんも、早く来てしまったわたしたちも考えてみれば悪くはない。
1番の問題は話も聞かずに襲ってきたベレクトだ。彼がちょっかいを出してこなければもーっと簡単に事は治まったのだ。
ちらりとベレクトを見れば申し訳なさそうな、気まずそうな顔をしている。いや、うん。そう見えるだけかもね。正座が辛いだけかもね。
「ちなみに、わたし、どれくらい寝てた?」
「少しの間だよ……タルナさんとアルガラグアへ運ぼうって話をしてた時に目を覚まして……でも――………………ぐすっ……」
ぐずり声に、ぎょっとし振り返って見たシズクの目にはじんわりと涙が浮かんでいるのだ。
先ほどから変わらず口元を震わせ嗚咽を漏らしている。
「も、も――……男だろ。そんなめそめそ泣くなよ……」
「だって、だって…………よかった……レティが目を覚まさなかったらどうしようって……」
何度も袖で自分の目元を拭きとろうとも、一向に止まる気配はないこぼれる涙の線――そんなに擦って真っ赤にして……。
「もう、レティを失いたくないんだ……」
大人になるにつれ、以前の身体では滅多に泣くことは無くなったのに、今のわたしの身体も、シズクの身体も感情の起伏に非常に敏感になっている。
それが理由ってこともあるけど、人前だって言うのにここまでみっともなく自分のためにシズクは泣いてくれる。
「……シズク」
今はもう、先ほどの怖いシズクはいない。目の前には泣き虫な優しい彼がいる。
彼とは10年の付き合いがある。そして、10年以上の空白もある。
離れていた時間は長くて、内も外も見違えてしまった彼だけど、本質は変わらない。
そこまで感情を露わにして心配されていたんだなって思ったらわたしだって泣きそうになるよ。
だけど、ぐっと堪えて涙を奥に引っ込めて。崩れてしまいそうになった表情を苦笑で塗り替えてわたしは言葉を紡いで先へと進めた。
「わたし、闇魔法……じゃなかった。魔道器? の反動で寝ちゃったの?」
「ぐすっ……違うって話になってる」
「違うの?」
「おう! 多分、体調の問題だ! もしも反動で気を失ったならば、いっしょに魔道器は消えるはずだからな!」
意外にも答えてくれたのは先ほどから苦痛に歪めた顔を真っ赤にして汗を浮かべているベレクトだった。身体がプルプルと震えている。
言われて、自分の右手へと視線を向ければ確かに大きな鉄扇は今もその場にあった。
黒いモヤを生み出したまま、静かに手の中でどくんどくんと呼応している。ちなみに上空に漂っていた剣もそのままだった。
出しておくのもなんなので、とりあえず消す――と空中に固定されていた剣は糸が切れたみたいに一斉に落ちた。
「ぎゃ、ぎゃにあっ!」
わたしたちには被害は無かったが、もともと狙いをつけていたベレクトを中心に剣は落ちる。
あわや逆サボテンになるかのような大惨事となるところだったけど、ベレクトは全てをかわしていた。正座によって足を痺らせていたベレクトの避け方は寝ている猫にいたずらをした時の、みょんみょんと背筋を伸ばして横跳びをするような変なもので、思わず笑いそうになる。
これには、一矢報いたような気がして多少の溜飲も下がるってものだ。無断でひとの乳を触った恨みはやっぱり重いのだ。
「やっぱり、疲れが出たのかな」
「疲労から気絶するなんて相当よ。直ぐにでも医師に見てもらった方が良いと思います」
「医師ってそんな大げさな。それに……」
「いえ、何かあってからでは遅いですし。ランの娘なら尚更のこと。こちらとしても無礼を働いてしまったお詫びもありますから……」
実のところ、荷物を受け取ったら直ぐにとんぼ返りするつもりだったんだけどなぁ。で、セリスさんに頼んだ下着を早く受け取ってそのままグランフォーユに戻って、また別の仕事を探して――。
本音を言えばお医者さんにかかるのが嫌なのよね。擦り傷や打撲といった怪我に目を瞑れば縁のない場所だったし。勝手なイメージから病院とかお医者さんっていうのは敬遠したい。ちょっとうーんって……断りたい。
でも、でもね。
「レティ……お医者さんに見てもらおう?」
シズクが涙の痕を残した悲しそうな瞳で見つめてくるのだ。
「……わかったわ」
そんな顔されたら、断るなんて出来ないじゃない。
仕方ないわね、と自分のことだけどシズクの頼みだからこそ頷くことにした。
そして、わたしたちはアルガラグアを移動することになった……って、え!?
「……じゃあ、レティ」
「え、何? きゃっ!」
移動するにあたって、よっこいしょって立ち上がろうとした時のこと。シズクはわたしが立ち上がるよりも早く、断りも入れずに抱き上げてきたのだ。
「ちょ、ちょっとシズク!」
「大声出さないで。レティ、病気かもしれないんだよ!」
「で、でも……」
この抱き方はちょっと恥ずかしい。
わたしの腹脇に手を差し込み、膝の下を掴んで持ち上げられている。
いわゆる、お姫さまだっこってやつだ。
「大人しくしてて」
「……う……うっす」
恥ずかしいから下ろしてって言ってもシズクは絶対に首を振ってくれそうにない。
1つ小さく頷き、黙って彼に身を任せるしかない。緑髪の美人タルナさんはわたしたちを見て微笑んでいるのが照れくさくてそっぽを向いた。
「メレティミはあまえんぼうさんだな」
「……ぷい」
またもリコちゃんがわたしを見てやれやれとまたも肩をすくめてきたけど、今回は反論もせずに彼の胸の中に顔を隠した。
「……ちなみにシズク」
「んーなに?」
「あとでリコもだっこして」
「リコも? あははっ、いいよ。リコも甘えん坊さんだね」
「うん!」
なんだよぅ。リコちゃんだって甘えん坊じゃないの。
……素直に承諾するシズクもだけど、例えリコちゃんでもなんかそれは釈然としなかったが、これもわたしは口にはしなかった。
はあ、わたしもリコちゃんみたいに素直になれたならって思う。そしたら、こういうことだってもっと堂々としていられたのかも。
恥ずかしく思う反面、多少なりとも嬉しくも思うお姫様だっこに身を委ねてわたしたちはアルガラグアへと歩を進めた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます