第41話 不思議な剣と喧嘩のおしまい
「シズク、今までの話は聞いていただろう。だからお前も聞け!」
最初は何を馬鹿なことを言っているんだと思った。
イルノートと口論を交わすも、彼は全然こちらの話を聞いてくれない。だが、あの時、イルノートは僕にだけ見えるように唇を動かしてきた――約束は守る、と。
つまり、ルイが危なくなったらイルノートは間に入ってくれるってことだ。
確信には程遠いけどイルノートのことは信頼している。たまに理解できない行動を取るが、今回もイルノートなりに考えがあるってことだろう。
でも、イルノートがルイを挑発した時は笑うどころかちょっと驚いちゃったよ。
いつもは我関せずってまったくと会話に入ってこないのに、たまにイルノートって流暢に話すんだよね。
(……絶対、ルイだけは守ってよね)
胸の中でイルノートに祈りながら、僕はルイの挑発を受け入れることにした。
……言いたい放題言われて腹を立てたのも事実だけどさ。
「……いいでしょう。そこまで言うなら私も相手をしてあげます。私がルイよりも弱いわけ……ないっ! ちょっと痛い目に合わないとわからないんだね!」
こんなことなら自分の剣を持ってくるべきだったとルイの剣を拾いながら思う。
今までにも剣は何度か買い換えたことがあるが、使い始めはしっくりこないんだよね。買ったばかりのシャーペンを初めて使う感じ。次第に慣れるんだけどさ。
メイド服を着用しないといけない命令が未だに僕を縛りつけるが、エプロンの上にでも剣を挿せば万事解決だったのではないか。今となっては遅い。
(ルイと実戦での戦闘か……)
ルイとは魔法の腕前を競うことはあっても、面と向かって対峙することは今まで無になかった。
それでも、生まれた時から隣にいる、大切なルイのことなら世界中で僕が一番よくわかっている。
(体の痛みはまだ残ってるけど、いける……!)
僕の身体は先ほどとは違い、自由に動かせることができるようになっていた。
制約による縛りで若干、噛み合わない違和感はあったけど、それでもかなりマシだ。
自分の意志でルイを攻撃する。そのことを受け入れた半面、否定する自分がいることもあり、それが若干のズレを生んでいるのかもしれない。
でも、そんなズレがどうだとか考えている暇なんてないことを開始早々に知った。
ルイとの戦闘中、ぼくは殆ど後手に回ってばかりだった。
いつも通り先に手を出した僕の攻撃は躱され、逆に攻守は代わって僕が押されっぱなしの展開だ。
多分、ルイもどこかしらでセーブしているのがわかったけど、それでも気を抜いたら僕の体は彼女が周囲に漂わせている2つの水球を始点として繰り出されるつららみたいな氷魔法で穴だらけにされていたかもしれない。
頭上に設置された水球からはつららとはまた違った造形をした氷の槍が降り落されるのでまったくと気が抜けない。
いつの間にこんな魔法を覚えたんだろう。出来るとしたら……ゼフィリノスとの魔法の練習中とか? まさかね?
あんなの、僕の水の硬化魔法でも耐えれるかどうかわかりやしない。一歩間違えれば2人とも大怪我なんかじゃすまない……。
そんな緊迫とした中だといのに、僕はこの状況を楽しんでいた。
気分が高揚としていた。ルイと戦っていることに胸を弾ませていた。
自分の口元が緩むのを止められなかった――その心境に気が付いたのは次の場面だった。
◎
どうにか蒸気で視界の悪くなったところを奇襲し、状況は一変して僕の有利と化した。
尻もちを付いて喚いているルイを見下ろして僕は剣を振り上げる。
(さあ、あともうとどめを刺すだけ――…………え? とどめを刺す? なんで? なんで今僕はとどめを刺すなんて思った?)
ふと、僕の右目に振り被った剣が目に入った。
刃は白く濁りながらも薄らと太陽の日に当たって光沢を表して……そこで僕は刃を立てていることに気が付いた。
(今、僕は……本気でルイを斬ろうとしている?)
僕の心の中で酷く黒いものが渦巻くのがわかった。
“やめろ”と頭の奥で警告を発する僕がいるのに、“やれ”と呼びかけるもう1人の大きな自分がいる。止めたいと思ってもやってみたいと思う自分がいる。ルイをこの手にかけたいと思う自分すらいた。
(何を考えているんだ僕は!)
頭を振って掻き消そうとするも、頭は固定されているみたいにルイから視線を外さない。ここで外したらルイは僕から逃げる。そしたら、また追いかけっこの開始だ。
(本当は僕を置いてここから逃げてほしかったのに、なんでこんなことに……)
ひとり葛藤をしていたことによる一瞬の迷いの間に、ルイが叫びながら僕へと手をかざしていた。
「あああああああああああああああぁぁぁぁっ!!」
魔法を使う? しまった。
何を使う!? 火魔法? 水魔法? 雷魔法? 風魔法?
でも、今の僕ならば全部対処できる。魔法を使うよりも僕が剣を振り下ろす方が早い。
(――違う。なんだ、その魔法は……)
ルイの手の平に集まる魔力は僕が上げたそれらの種類とも反応が違う。
こちらに向けた彼女の手の平に黒い光が滲み始める。その黒い光から純白の先の尖った平たいものが伸びてきた。
剣だ。
「……なっ!?」
「ほう……」
今まで黙々と僕らを傍観していたイルノートの小さな呟きが耳に届く。
長く大きな剣だった。
ルイの身長の倍近い長さを持ち、今の小さな僕の両手を貼りつかせても隠れてしまうほどの身幅で、そして僕の持つ剣を4つ重ねたほどの分厚い大剣だ。
最後に出た柄をルイが握り込むと、宙に浮いていたその身はやっと重力を纏ってかのように地面に落ちた……が、落ちたのは切っ先だけだ。
見た目からしてとても重そうな大剣を、ルイは手離すことなく掴み続けている。
「なに、これ……?」
出した本人が驚いている。僕だって知りたい。
真っ白な剣なのに、黒いもやというか煙みたいのを放ってるし……あれ、呪われているんじゃないの?
ルイは軽々とその剣を持ち上げて、汚れのない鏡みたいな剣の腹を見つめだす。
剣を見つめるルイの頬は緩み、目尻が下がり始める。見蕩れているみたいだ。
「わかった。これで、ぼくは勝てる。いっしょに行こう」
ルイが顔を赤らめて剣へと語り掛けるようにぽつりと呟いた。
何を? そう聞く前にルイはこちらへと振り返ってきて、その眼を見た時には僕は出来る限り後ろへと跳躍していた。
――空に一閃、走る。
「……危なかった」
先ほどまで僕がいたところを横薙ぎに剣が通り過ぎていた。
あんなに大きい剣だって言うのに、まるでいつも使っている、今僕が握っている剣を使うみたいに同じ速度で振り抜いたんだ。
しかも、面白いって言うのが正しいかわからないが、振り終わった後のその空間は陽炎のように揺らいでいる。
「羽みたい。とても軽いの。それにぼく自身も軽く感じる。身体じゃなくて胸の中が……」
ルイが踏み出した芝生は小さな音を立てて沈んだ。それからまた一歩一歩、僕へと距離を埋めていく。
その足取りは次第に早くなり、駆け出すころには僕も背を向けて逃げ出していた。
「シズク、避けてね? これ、当たったら多分シズク死ぬよ?」
なら使わないでよ! なんて胸の内で抗議するけどそんなことを言っている暇はない。
にっこりと楽しそうに笑うルイは、僕との距離を詰めると大剣を背負うようにして大きく振りかぶる。そして、一呼吸の間をおいて、その大きな剣で僕を切りつけるっていうよりも叩き潰そうと降り落してくる。
でも、それは空振りだ。
まだ距離感がつかめないのか、逃げる僕の後ろ3つ分ほど間を空けて地面を殴った。
今のうちだと、すぐさま逃げて距離を取る。けど、僕を追う足音が続かなかったことに気が付いて、若干の間を取った後に足を止める。
振り返って様子を確認すると、ルイは切っ先が地面に埋まった大剣を握って唸っていた。
「あれ、抜けない。やだ、どうしよう? 草とくっ付いて外れない」
「くっ付く? ルイ何を言って――」
と、剣が突き刺さった地面には半透明の膜みたいなものが広がっている。
もしかして、凍っている? 地面と剣はその半透明の膜で癒着したみたいに固まっている。
(いつの間に水魔法を使った……いや、これはもしかして、触れたものを凍らせる剣か?)
どうしてそんなものが突然現れたのか……いや、僕には心当たりがある。同じようなものを僕は出したじゃないか。
ともあれ、今がチャンスかもしれない。
来た道を戻るように雷の瞬動魔法を使ってルイへと距離を埋める。
狙うのは地面に刺さったままの大剣だ。
壊せるとは思ってないが、衝撃から手から離してくれれば御の字と、魔法で得た助走の力も借りて剣を振り――!
「あ、抜けた!」
「え、待って!」
そのまま、ルイが笑って僕の剣を迎え撃つかのように乱暴に振り回す。勢いのついた僕の剣を止められずそのまま打ち合うことに……そして、僕の剣から甲高い鉄の音が響く。
剣が折れた。
「くぅっ……え、ちょっとこんなのあり!?」
折れるだけならまだしも、折れた先から剣がひしひしと音を立てて凍り付いていく。驚いている最中でもルイは構わずにまた大剣を薙いでくる。この!
慌てて大剣の腹を足で蹴り上げて軌道を逸らす。通り過ぎていく大剣が巻き起こした風圧がものすごい冷たい。
ルイが大きくよろめいたところで後ろへと大きく距離を取る。
小さな音を立てて広がる氷膜が手に届く前に剣を投げ捨てたけど、指先の皮が一緒に剥がれていった。
「痛っ! なんですかあれは……」
直ぐに治癒魔法をかけて指先を癒しながら、これは結構拙いことになったと今以上に距離を取る。
どうしたものだろう。獲物が無くなった。
徒手空拳で攻めるにはなかなかに辛い。
(あの剣に振れたら多分凍っちゃうよね。うーん……)
そう考えているのも束の間、ルイがまたも走ってくる。
まるでハエ叩きみたいに僕へと剣をぶんぶんと振り回してくる。振るたびに大剣からは発生する冷気を浴び続ける。
「さっ、寒っ! とか言ってられませんね!」
でも、このままだと逃げるだけになっちゃう。何か手段は無いか。追ってくるルイから逃げつつも、一度冷静になって事態を確認するべきだと思い立つ。
まず、今ルイの周りには3つの水球が回っている。
さっき斬りおとしたはずなのに、いつの間にかまた復活してるんだ。まあ、水を斬ったからって消えるわけじゃないしね……。
あそこの2つからはつらら……細長い円錐っぽい氷弾が跳んでくるんだよね。しかも連続使用可能で。で、残りの1つからはつららよりも大きな氷の槍も作り出していた。近距離に近寄って水球自らで攻撃することも可能。
遠くても近くても攻撃が可能。使い勝手よさそう。
ましてや術者であるルイ自身も他の魔法を使うこともできる。
あの水球がルイの意志で操作しているのか、それとも自動で攻撃するのか。
多分ルイの意志で攻撃してるはず。僕が蒸気の中で奇襲をかけた時は対応し切れてなかった。
今後、もしもあれが敵を認識して自動で攻撃できるようになれば……いや、今はそれはいい。
今はオブジェみたいに彼女の周りを漂っているだけだ。攻撃する気配がない。出していることに気が付いていないんだろうか。
今一番の問題は大剣の方だ。
重量はあるのに使用者にはその重さを感じさせないものらしい。でも、その剣の重さは使用者にも負担になってるはず。
多分さっき僕を叩き伏せようとして間が空いたのは重さの分身体が先に行かなかったせいだろう……実際はわかんないけど。
そして、あの大剣と触れた剣や地面が凍った。
でも、そう……さっき蹴り上げた時は僕の足は凍らずに済んだ。もしもあれで凍ってたら終わりだったと思うけど……。
どういうことなんだろう。
試しに、逃げながら僕はルイへといくつかの水弾を時間差で放った。
ルイは遊んでいるの? ってきょとんとしながらいくつかを斬り落とし、1つだけを剣の腹で受け止めた。
斬りおとされた水弾は半分に分かれて、ルイの後方へと落ちる。ごとん、と音を上げて半球体の氷が出来てた。でも、受け止めた水弾はばしゃりと音を立てて液体のまま地面に散った。
これは……。
「斬ったものを凍らせる能力、でいいのかな?」
多分そういうことだよね……あれ?
(ルイの手が……紫色に変色している。それに……吐く息も白くないか?)
もしかして、使用者にもあの剣の能力が及んでいるのか。
僕は風魔法を使ってルイへと強風を叩きこむ。勿論そんなものでダメージは期待してないけど、ルイの足を止めるくらいには効果があった。
「ルイ! 聞いてください!」
「なに? いまさら負けたって言っても許さないよ」
「……手は大丈夫ですか? 痛くありませんか?」
「手? 別になんともないよ? それより、ぼくを気遣うなんて余裕だね」
「本当に!?」
「だから痛くないって!」
……気が付いてない、のか。あれで何ともないなんて変だ。
立ち止ったことでわかったけど、ルイの体がぶるぶると震えていることにも気が付いた。怒ってるんじゃない。多分寒さで震えているんだ。
拙いな。あれは使ってたら身を壊すものだ。
考えている暇はないかもしれない。あのままだとルイの両手が壊死する。
僕らが使える治癒魔法は怪我は治しても損傷した部位を治すほどのレベルには達していない。
まだ試したことも試したくもないが、切断した部位を結合させるくらいは出来るという話をイルノートに聞いているので、魔法に不可能はないかもしれない。
でも、無くなった部位を完全に再生できる魔法がこの世界にあるかどうか……。
あったとして、それを見つけるまでかなりの時間を必要とするだろうし、こんなお遊戯の喧嘩で失うには馬鹿げている。
(怪我を覚悟で雷の瞬動魔法を使って懐に潜り込み、そのまま雷を纏わせた掌を叩きこむ……)
気絶をさせるなら雷魔法は一番効果的だ。
けど、その前にあの大剣に一度触れないといけないだろう。全部避けることが出来れば最高だけど、今の僕には最善で行くしかない。
斬ったものを凍らせるのかもまだ確信できていない。そのためには素手では駄目だ。
周りを見渡して僕は先ほど捨てた剣をルイの攻撃をよけながらどうにか拾って直ぐに火魔法を注ぎ込んで溶かして持つ。涙が出そうになるほど熱いけど、ルイだって凍傷一歩手前だ。
気合で熱の痛みはねじ伏せる。
「そんな折れた剣でどうするのさ。もうシズクの負けだね!」
「……言ってなさい。私がルイを救います」
「救う? それはぼくの言葉だ! ぼくはシズクを殺していっしょに旅に出るんだ!」
殺したらいけないじゃん、とは突っ込まないでおく。いつものルイじゃない。
早く終わらせないと……特攻!
雷の瞬動魔法を使い、最初と同じくルイの周囲を回るようにして間隔を狭める。
そして、先ほどと同じくルイが大剣を指揮棒みたいに振って、今まで使わずにいた、周りの水球からまた円錐型の氷弾をいくつも打ち込んできた。
僕のいた一瞬の場所へと氷弾が突き刺さる。大丈夫。届く前に僕は更に前へ行く。当たらない。
そのまま、凶弾が襲い掛かる中、僕は走り続ける。感覚は狭まり、あと一歩飛べばルイの懐へと入れる距離……今だ!
「ルイ、行きます!」
声をかける必要は無かったけど、かけずにはいられない。
僕の跳躍にはっとしたルイが大剣を横へと振り被り、そのまま薙ぐ。
タイミングはわかる。いつも隣にいたんだ。ルイが振るう剣の速さは僕が一番知っている。
僕は剣を逆手に持ち直し、火の活性魔法で限界まで貯めた腕力を持って大剣の腹を叩きつける。
じん……と衝突した振動が手に襲ってくるが、僕の方は身構えていたので直ぐに剣を放す。僕とは違ってルイは手の痺れで顔を歪めつつ、ようやく大剣を手放した。
痺れに苦悶の顔を見せる中、僕から逃げるようにルイは大きく後ろへと跳躍をする。
……その隙を逃さない!
「ルイ……跳んだね?」
「え?」
そのまま僕は火の活性魔法を最大限に脚力に込めて地面を蹴ってルイへと追従する。慌てて後ろに跳んだルイの速度とルイを狙って跳んだ僕の跳躍速度は倍近く違う。
一瞬の出来事だ。でも、その一瞬で勝負はつく。
ルイは今、宙に浮いている。もうそこから他へ急激な移動はできないってこと。
ここで風の浮遊魔法を使って多少距離を違えたとしても僕の方が圧倒的に早い。
手に雷魔法を纏わせて、そのままルイの身体へと突っ込む。
勝利を確信し、声に出す――。
「ルイ! 私の勝ちで――」
――が、手が触れる瞬間、ルイの姿が消えた。
「え?」
僕の放った手は空を掴むみたいに空振りに終わる。
なんで!?
「そっかー! すっかり頭から消えてたよ。最初から雷魔法を使っていればよかったんだね! シズクはかしこいなー!」
「え、え……?」
なんて、真上からルイが僕の顔を覗き込んで笑う。
おかしい。浮遊魔法での上昇にしたって速度が違う。
まるで瞬動魔法を使って2回目の跳躍をしたかのように……。
「シズクは知らなかったんだね。水の硬化魔法は移動としても使えるんだよ」
え、なんだって!?
そう言いながらルイの周りを飛ぶ水球から細長い水の鞭が僕の身体を縛り込む。
跳躍した勢いを水の鞭が抑え込み、その反動をもろに受けてぐえ、と僕は悲鳴を上げる。そして、その後の僕は水の鞭によって宙吊りになった。
くるりと優雅に回転して地面に着地すると、ルイは空中で身動きの取れない僕を見て満足げに笑うんだ。
「安心して負けていいよ。ぼくがシズクを倒していっしょに外の世界に連れて行ってあげるから!」
僕の身体を縛る水鞭からぴりっとしたものを感じた。
電気だ。ああ、失敗した……!
その笑顔で言われた言葉を最後に僕の意識は一瞬で刈り取られた。
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