第7話 ぼくがぼくと言い出したきっかけ
(ねえ、きこえる?)
《退屈だなぁ……何か面白いことないかな……》
(きこえますかー!)
《いつまでこれやるんだろ……》
だめ。聞こえてない。
灯した火を消して、恨めしそうにラゴンを見る。
「ラゴンー……」
「情けない声を出すな。思い出してみろ。お前が声をかけた時にしてたことを」
うーん、そう言われてもね。
あの時は苛々してたからなあ……えーっと、文句を言うとき……。
確か怒って文句を言いながら魔力を込めた気がする。けど、それで話が通って? 通ったのかな。通ったことにしよう。話が通って女の子が反応して、それに驚いてぼくの集中が切れて魔力が途切れちゃったんだ。
魔力を込めたのが指先だけだったけど、連続使用での疲労、見知らぬ女の子の横やりで苛立ち。この2つで余計な力が出た。……文句に魔力が入っちゃったと思う。
だから、頭の中で強く思った言葉にも魔力が籠った……のかな。
思いに魔力を使う。ちょっと試してみよ。
まず、言葉として頭の中で放つ。
伝える言葉は「聞こえますか」でいいよね。
頭の中で何度も繰り返す。……よし。
今度はその言葉を発するときに魔力を使う。
じゃあ、いってみよう。
ぼくは火を灯す。
《きこえますか?》
《ん、誰か何か言ったのかな……》
《あ、きこえてるみたい!》
《え、え、また頭の中に声――》
……成功した!
つい魔力を込めることをやめてしまって最後の言葉は途切れちゃったけど、ちゃんとぼくの言葉が届いたんだ。
「ラゴンとどいた! とどいたよ!」
「そうか。うまくいったな。しかし、あちらも驚いてるんじゃないか? ちゃんと説明しないとその子もお前みたいになるぞ」
慌てて指先に火をつけ、頭の中でまた女の子に話しかける。
けど、反応はない。
ぼくはだめだーって首を振った。
「魔力を使ってないのかもしれないな。驚いて周りに相談しているってところだろう。……そして、呆れられてその場で終わり。またすぐに聞こえてくるだろうさ。その時に声をかければいい。今は私たちも訓練を再開しよう。シズクも待っているだけだしな。なあ、待ちくたびれただろ?」
「いや、大丈夫だよ。まあ……正直な話、暇だったけどね」
シズクー……。
ちょっとあくびもしてる。眠いのかな。
聞いたけど、大丈夫ってシズクが言うから、シズクの言葉に甘えて魔法の訓練を再開した。
今度は火の球をたくさん出す特訓だ。大きさはぼくたちの手よりも大きいくらい。
手の平を前に突き出して水魔法で練習したように火の玉を出す。
「では、再開する。シズク、今からお前は複数の火球をひとつひとつと作り維持してもらう。今日の目標は5つとする」
この訓練は場所をとるため、1人ずつ行うことになっている。
最初はシズクから開始。待たせた分、ぼくがゆずった。おねえさんだしね!
危ないからぼくはラゴンが座るベッドの奥で壁にもたれてシズクの魔法を見る。
シズクは両手を伸ばして静かに魔力を放つ。
片方の手の平に1つ、ラゴンに指定されたサイズよりも大きな火球が生まれて、その場でゆらゆらと浮遊した。シズクが作った火は大小と何度かその形を変えたけど幾らかして安定した火球の形を保った。
続いて2つ目。空いている片方の手に作り上げ、1つ目と同じ様にして作り上げた。
3つ目。浮かんだ2つの火球の間に作り上げる。作っている最中、他2つの火球が揺らめいた。
4つ目。宙に浮かんでいた他3つがブレはじめた。シズクも眉をしかめて苦しそうな顔をしている。時間をかけてどうにか作り上げることができたけど、4つともそわそわしてるっていうのかな。形を保てなくて大きくなったり小さくなったりしてる。
そして、最後の5つ目。
「くっ……あっ……ッ!」
苦しそうにシズクが呻く。
4つの火球の間に最初に出したのよりもはるかに大きな火球を生み出していた。他4つの火球を飲み込んでしまいそうな大きさだ。
部屋の中が熱い。シズクとラゴンを挟んで離れているのに、シズクが作った火の玉の熱がぼくまで届いているのがわかる。
シズクは火の勢いを抑え込んで小さくしようとしているみたいだ。
けど、思うようにうまくいっていないのが目に見えてわかる。逆に他の火球が真ん中の火球に触発されたみたいに大きくなっていった。
――シズク、魔法操れてない!?
「あ……あっ……あ……ッ!」
「はい、そこまで」
そこでラゴンの放つ水球がシズクの作った火球を取り込んだ。
じゅわ、って音がして部屋の中を湯気が立ち込める。それもラゴンが風を操って部屋の外へと流した。
シズクはその場で尻もちを付いて深く息を吐いた。
「合格だ。無理に大きさをそろえなくていい。課題としては5つ出せばいいんだからな」
「……そうなの? なら、やってる最中に言ってよ。もっと簡単にできたかもしれない」
「創意工夫は上達に欠かせないものだ。言われずにサイズ調整を行ったことは評価に値する。制御の訓練にもなるしな。逆に最初から楽な道を選ばせても成長の妨げになる。……ああ、ルイは普通に球を5つ作ればいいからな。別にシズクができたからってルイも真似をしなくても大丈夫だからな」
なんてラゴンが念を押しながらこっちを見て笑う。
……ぼくにできないと? シズクができたのにぼくができないと思っていると!?
ふん! やってみせようじゃないの!
ぼくは意気揚々と立って準備を始める。
「ふふふ、シズクに負けないようがんばれよ」
(ルイの扱い方がわかってるなあ……)
シズクばぼそりと何か独り言を呟いていたけど何を言ったかは聞こえない。ぼくができるからってひがんでるんだね。
気にせずに始めよう!
ぼくは両手を上げる。
1つ目だ。魔力を込めて右手に火球を作り上げる。
大きさはラゴンに指定されたサイズ。カンタンだよ。
2つ目。左手に作り上げる。これもまた同じサイズ。
《……ツガ様のお告げなのかな。説明してくれた先生も半信半疑っぽい感じだったけど、レドヘイルお兄さんはともかくフラミネスちゃんは信じてくれてないわ。特に能無し呼ばわりするドナくんなんて……》
来た。声が来た。
「ラゴン」
ぼくは3つ目に取り掛かる前にラゴンを呼んだ。
「声が聞こえたか。うむ、そうだな。試しに今の訓練を続けながら話かけてみろ」
「今のルイに訓練と会話を同時にできるの?」
む、シズクめ。自分ができないからってぼくもできないって思ってるな。
この! ……ほら、こうしている間に3つ目の火の玉も作り上げた!
ふふふ! シズクめ! 見ていろー!
「やるだけやってみろ。ただし、球が途切れたらそこで終了だ。暴走してもだめだ。今日はそこまでとする」
このまま会話を行わずに5つ作り上げるか、会話をこなしながら5つ作る。
5つ作るなら多分できる。いや、絶対できる。けど、会話をこなしながら5つを作るって正直自信はない。
でも、出来なかったら、今日ぼくはシズクに負けたまま終わることになる。そんなことだめだ。
ここでシズクに負けたらつまんない。ぼくの方がおねえさんなのに負けたなんて(負けることもあるけど)そんなの許せない!
当然、いっしょにやる!
《きこえる?》
ぼくは頭の中で話しかけながら3つ目の球を作り上げる。
指先に魔力を込めるのと頭の中で魔力を込める。なかなかに辛い。
《……聞こえた!? え、話せるの!?》
《おどろかせてごめん。ラゴンがいうにはおらくるってまほうでルイときみははなしができるみたい》
《ルイ? ラゴン? 神託?》
《ルイはルイのなまえ。ラゴンもなまえ。ラゴンはルイの……おせわをしてくれるひと? おらくるはまほうでとおくのひと、とはなしができる》
会話のために魔力を送りながらも、目の前の火球を維持。
頭の中ぐちゃぐちゃだけど簡単な説明をする。何度か聞き返された……。
3つ目までは余裕があった。今も話しながらだけど、火球は3つとも同じ大きさのまま。けど、少しでも気を抜いたら火球のサイズは変わっちゃうと思う。
4つ目はどうだろう。
《えーっと、つまり……わたしが魔力を練っている時に思っていた愚痴がルイに届いてたってこと……?》
《うん》
《またまた?》
む、話してるのに信じてない。
話ながらも4つ目に挑む。
頭の中が熱くなる感じがする。余計なことは考えずに火の玉火の玉火の玉……!
最初は揺らめきながらも4つ目を作り上げた。
結構ギリギリ……。
《りんごのとうづけって、いうのが……おいしいっていうのもきいた》
《……む。確かにそれは思った……》
《だから、いまルイ……なまえは?》
《わたし? ああ、私の名前はフル……いえ、レティ……そう、レティで、いいよ》
《うん……じゃあ、レティ、とルイが、いっしょにまほう……つかってるとはなしができちゃう》
4つ目は辛い。他の火球もその場から動き出してる。
伝えたい言葉を頭の中で言ってそれを送る。それだけなのに疲れがすごい。
《……わたし、魔法使えてるの?》
《……じゃない、と、はなしでき、ない、って、ラゴン、がいっ、てた……》
言葉を送るだけでも辛い。ちょっと時間がかかったけど言葉を送る。とぎれとぎれで心配されたけど、大丈夫って伝える。
なんでレティはすらすらと話せるんだろ。
ただめいそうしてるから?
ちょっと安定するまで4つのまま。
《そっか……わたし魔法使えてるんだ》
《レティ、どうしたの?》
《……その、実はわたし周りが簡単に出せる初歩の魔法すらできなくてね。今もずっと身体の中で魔力をうまくコントロールするために瞑想してるの。でも、実はわたしには魔法の才能なんてないんじゃないかって……えっと、つまりちょっと安心した》
ぼくは簡単に魔法使えたんだけどな。なんでレティには出来なかったんだろう。
まあいいや。よし、5つ目。
これで最後だ。
手のひらに力を込める……けど!
「う……あっ……だめ……やだっ! やだよっ……!!」
前から出してる炎が騒ぎ出す。
だめだよ! ぼくの言うことを聞いて!
そう命令するも4つの火球の形は歪みはじめて次第に小さく小さく……ああっ!
《――ああ!》
《どうしたの!?》
《ごめん! またこんど! たいへん!》
《え、何!? どうし――》
ぼくの作っていた火球は5つ目を作り上げようとしたところですべての火球がぽっと音を立てて消えてしまった。
ぼくは慌てて手に魔力を込め――
「はい、終了。じゃあ、今日は終わりだ」
「ま、まって! いまのなし! もういちど!」
「だめだ。ほら、今日はこれにて終わり。シズク連れて帰りなさい」
「はーい」
ずるずると引っ張られながらラゴンの部屋を後にする。
扉から顔を出してラゴンが微笑みながら手を振ってきた。
あ、これ終わりだ。いつもの終わりのパターンだ!
「ちょ、ちょっとシズクひっぱんないで! やだ、まだやる! やるったら!! ラゴ――――ン!!」
そんなー!!
◎
こうしてぼくに新しい友達ができたんだ。
何度か話しているうちに、ちょっとコツを覚えたら普通の魔法を使わなくてもレティと話すことができるようにもなり、魔法の練習中や寝る前に今日一日の話をするのも、ぼくの日課になっていったんだ。
《ふーん、じゃあ、シズクって物知りなんだね》
《そうなの! ルイはみたこともないのに、シズクはかみなりがわかるの。ルイのしらないことしってる。きっとルイがねてるあいだとかみてないところでおしえてもらってるにちがいない!》
《……へえ……雷を知ってる、ね》
今晩もレティと会話。
今日会ったことを報告してたらシズクの愚痴になってた。
あんまりそういうのよくないって思うけど、ついつい出ちゃう。
だって、雷魔法使おうにもぼく見たことないんだもん。
ラゴンがちょっと試しに出して、シズクはこういう感じ? とか言ってすぐさま出すんだ。指先と指先でバチバチって光の線が見えた。綺麗だったからシズクが出したの触ったら痛みといっしょに体が動かなくなった。そしてラゴンに怒られた。
シズクめ! シズクが悪い!
《うーん、そうなのかな。話を聞いてる限りだと、ラゴンやシズクはルイのことで隠し事するような人たちには思えないけど?》
うっ……。
《……そう。しない。ふたりともやさしい。そんなことしないよ》
《ずいぶんと2人のこと、特にシズクのことは気にいってるのね》
《うん、シズクはだいすき! シズクはぼくのもの!》
《ぼくのものって……最近の子ってストレートなのね。ちょっとドキドキしちゃった》
《ドキドキ?》
《ううん、気にしないで。じゃあ、もっとシズクと仲良くしないとね》
《うん!》
話をしていると、レティはどうやらぼくよりもうんと年上の人みたいだ。
ぼくの話をいつも聞いてくれる優しいお姉さんだ。そして、レティはぼくの憧れでもあった。
でも、ちょっとだけ心配だ。
今はぼくしかレティのことは知らないけど、もしもシズクがレティを知ったらレティにシズクを持っていかれちゃうような気がしてやだ。
けど、こんなことレティに言っても仕方な……
《ぼくのシズクとっちゃやだからね?》
《え? とるって……ふふ。ちょっとわからないな》
《なに!?》
む、これは気を付けないと。
シズクがレティに会う前にぼくはレティ以上のおねえさんにならないといけない。
そう心に決めたぼく……そして、多分、この時の会話がきっかけでぼくはぼくって言い始めた。
最初はルイとぼくをいっしょに使ってたけど、いつしかぼくはぼくとしか言わなくなった。
なんでかはわからない。けど、それでいいって思ったんだ。
ぼくらは4つになった。
◎
その日、ぼくとシズクは友達のお見送りで大広間にいた。
お別れをするのはテトリア。彼女がこの薄暗い場所から去っていく。
ぼくとシズクは使いまわしのほつれも見えるお古のボロだけど、テトリアは真っ白で清潔な新品のワンピースを着ている。肩にはこれも真新しい黒のポンチョを羽織り、付属のフードを目深に被って頭をすっぽりと覆っていた。
この日のためにラゴンが用意してくれていたよそ行きのお洋服だ。
ベニーとハックの時も同じようにラゴンが用意していた。ベニーは薄緑のドレス。ハックは白い下地の上に鉄でできた軽装の鎧を用意された。
旅立ちの前祝なんだって。
ただ、送った本人であるラゴンは用事があるからと、お見送りには来ることはできなかった。
着飾ったテトリアは全くの別人だった。
しっぽもワンピースの中に仕舞われて、ふわふわの耳も隠れちゃってる。
テトリアを知らない人から見たら彼女が亜人種なんて誰も思わない、と思う。
以前ベニーから聞かされたお話に出てくるような女の子みたい。テトリアはとてもかわいかった。
でも、素直に喜べない。
どうしてぼくたちとテトリアが別れなくちゃいけないのか。
これも先ほど行われた奴隷市で彼女の買取りが決まったからだ。
フードの陰で隠れたテトリアの表情はわからない。
「やだやだ! テトいっちゃやだ!」
「……ルイ、だめだよ。わがまま言っちゃ……」
「シズクはやじゃないの! テトとあえなくなっちゃうんだよ!!」
ぼくはテトリアの別れを拒んだ。
涙が止まらない。悲しい。いやだ。
シズクは悲しそうな顔をしてるけど、それ以上の反応も抵抗をしようとしなかった。
ベニーとハックがいっしょに買われた時もぼくとテトリアは泣いて2人を止めた。けど、シズクは今と同じだ。
ベニーは涙を滲ませながら、ぼくとテトリアの頭を撫でて一言別れを告げるだけでそのまま去ってしまった。
ハックはぼくとシズクを見て……何か怒ってた。いつもの自信満々な彼らしくなかった。
テトリアは恥ずかしがり屋さんで、いつもベニーの後ろに隠れてる。何をするでもベニーといっしょだった。
べったりだったベニーが去ってからのテトリアの落ち込み具合はぼくの比じゃなかった。
いっしょに2人買われちゃって、それから先、子供だけの3人部屋はテトリアがひとりで使っていた。
そして、仕事をするにもテトリアはずっとひとりだった。
ぼくが声をかけてもあまりいい返事をしてくれなかった……。
「主催者さんよ。今からでもこの子を買わせてくれないかね。こんな上物はめったにお目にかからない。今回買えた獣人もなかなかいい。だが、この天人族はその上を行く。なあ、頼むよ」
そう、テトリアを買った男がぼくを指さして言う。
ぼくを見るその人間の目はすごい怖い。
思わずぼくはシズクの後ろに隠れてしまった。
シズクも何も言わずにぼくのことを遮るようにその男の前で壁になってくれる。でも、男の視線は剥がれない。
男の視線がシズクに向かって、忌々しそうに睨みつけ鼻を鳴らす。それからまた後ろに隠れたぼくに嫌な視線を送るんだ……。
「ええいいですとも。料金を支払ってくれさえしてくれればね」
「後払いで頼む。今は持ち合わせがなかったんだ」
「即金で払ってもらわなくてはこちらも困ります。お客様のことは信頼しておりますが、万が一にも持ち逃げとされてしまいましたら商売あがったりです。また後日お越しいただけますよう」
男は汚い言葉を吐いて、ぼくを物欲しそうな目で見続ける。
……やだな。あの目。
ここに来る他の大人たちもぼくとシズクはあんな目で見る。
違ったのはハックとベニーを買った男の人くらいだ。あの人は物珍しそうにぼくらを見るだけで、後はまったくとぼくらのことを見なかった。
あの人以外は皆どろどろとしてて、ギラギラとしてて、気持ち悪い目をしていた。
「……ルイ」
呼ばれてはっと気を取り直す。
顔の見えないテトリアがぼくの方を向いてくれた。
「テト! やだよ! いかないでよ!!」
「私たちってルイやシズクとは同じじゃないんだね……」
どういうこと……?
どういうことなの?
ぼくとシズクと3人のどこが違うの。違うことなんて何もないよ。
わかんない、わかんないよ!
なんでテトリア。
「……テト」
「ルイは……私やベニー、ハック……3人分でも買えないんだね」
……そんな怒ってるの?
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