第2話 ログインして設定

ログインするとそこは、一面真っ白な空間だった。


すぐゲームに入れるわけじゃないのか…ここで何をするんだ?


すると俺の前に光の粒子が集まりだした


ん?なんか始まるのか?


粒子は続々と集まっていって一人の人間を作り出した……そう人間は人間だが、頭には長いウサ耳を生やしていて服はメイド服を着ていた


「ようこそPOWへ!」

メイド服ウサギはニコッと笑うと、両手を上に上げてそう言った


「えっと……」

このウサギは一体……けど、可愛い!アニメのキャラみたいだな〜


「私はここでプレイヤーの設定をお手伝いするAI、名前をシフォンと言います!どもですぅ!」

シフォンと言ったこのウサギは可愛く敬礼をした


うん、可愛い!……じゃなくて!

「……設定?何の設定ですか?」


「そうですね〜……武器設定に服装設定、あと少しなら外見設定も出来ますよ」


「じゃあ、早速お願いします」

早くやりたいからな〜


「わっかりました〜!ではこちらから武器を選んでください!」


すると俺の目の前に青い画面が映し出され、剣や盾など様々な武器があった


う〜ん……どうしようか……槍に弓、杖に小刀か〜あんまりピンと来ないな


中々これと言ったものがなく、下にスライドさせていった


ん?爆弾?……へぇ爆弾か〜……よし!これにするか!なんか面白そうだし!

「爆弾でお願いします!」


「了解しました!それでは服装ですね!」


するとさっきまで武器が映されていた画面が切り替わり、様々な服が今度は映された


服も自分で選べるのか〜

出来れば、カッコいいのが良いんだけどなぁ


服の種類は沢山あり、ローブやドレス、チャイナ服までもがあった


おぉ!これにするか!

俺が選んだ服は、ほとんど黒一色のジャージとジーンズだ

……若干中二病感はあるけど、大丈夫だろう


「ではでは、外見の設定はしますか?」


外見か〜……変えなくてもいいか

「いえ、大丈夫です」


「分かりました〜!さて、設定も終わったことですし……そろそろいきましょう!」


「あ、はい」

結構早く終わったな


「それでは、いってらっしゃい!」


するとここに来た時と同じように目の前が白く光った

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