経験したことのないことは夢にもみない?
今日は割と恐ろしい夢をみた。
私はRPGの世界にいて、夜、仲間と共に別の場所に行こうとしていた。しかしそこで、得体の知れない幽霊のような者たちから突如追われ始めた。
私たちはそれぞれわかれて逃げたが、私は最終的に逃げ切れず、部屋に追い詰められた。
私がその幽霊のような者に「(私は)どうなるの?死ぬの?」と聞くと、そいつはうんと頷いて、私の腕をつかんで、「今から腕を折りますよ」というムーブをした。せーの、みたいな感じで。私は怖くて怖くて仕方がなかった。
しかしそいつはいつまで経っても私の腕を折らない、それどころか、私を逃がした。
でも逃がした直後に、そいつは今度は別の方法で私を殺そうと試みてきた。私はどうすればよいかわからぬままそこにいると、そいつは体の小ささに比べるとでかめな毒針をもった、小さなムカデのようなものを1匹召喚した。私はそこで、自分がそれに首の後ろを刺されて死ぬのだと悟り、もうだめだと諦めて大人しく横たわった。
そして案の定そのムカデのようなものは私の首の後ろを刺した。でもそんなに痛くなかったし、すぐに毒が回るかと思いきや、意外と平気な時間が続いた。
続いたどころか、そのままずっと私は死ななかった。毒が回った感じもせず、意識が朦朧としたりも、痛みを感じたりもしなかった。ただ、精神的には「刺された」ということのショックがあったので、もう動く元気は起きなかった。そしてそこで私は目覚めた。
私は思った。経験したことのないことは、夢でも経験しない、みない、起こらないのだろうなと。だって、腕を折られることも、刺された後の苦しみも、私は結局経験しなかった。夢は現実をもとにしてできているのかもしれない。夢ってのは本当によくわからないものだ。
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