コラム6
そうなんです。
長女ナツは、先天性の21番染色体疾患であるダウン症候群という疾患(つまりダウン症)を持って産まれて来ました。
僕は比較的楽観的な性格だと思われているだろうし、自分の実感としても楽観的なんだろうなと思っている。
ただ、その実は、ネガティブなことさえもポジティブに考えるというパワフルな思考なわけではなくて、いろいろな不安要素を並べて、解決できることなのか、そうじゃないのかを考え、解決不可能な問題に関しては考えないようにする、そうした末に残ったことだけ考える。
そりゃ楽観的になるよね。
まあともかくそんな思考をしているため、なつきがダウン症の可能性があると知らされた時、はじめは結構ショックを受けた(後述)。
でも、ダウン症って、いわゆる風邪とか怪我とは違って、治るものではなくて、そういうもんなんだって、思った時に、「よし、だったらできることは何?」ってポジティブな考え方に変わっていった。
当時、何かの役に立つこともあるかもしれないと思い、手書きでメモを書いていた。
心の変遷が素直に書き表されていたので、親類向けのブログに書き起こして載せたのだが、ここにも記してみようと思う。
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