摂食障害

パソコンから執筆してみます。


それからというものの、元カノに負けたくないと思った私は、もっと綺麗になりたい。と思い、高校一年の二月頃からダイエットをはじめました。


秋頃からテレアポのアルバイトを始めていたわけですが、アルバイトが始まる前に当時流行っていたコアリズムをしてアルバイトに向かい、アルバイトが終わったらサウナスーツを着用してランニングをしていました。

最初は一日1キロ走る。

そこから走る距離を増やして、3キロ。

最終的には一日10キロ走れるようになっていました。

体力がつくことでどんどん走れるようになり、ランナーズハイというものがまたすごく気持ちよかったです。今ではランナーズハイが来る前にヘトヘトになるでしょうけど。


ランニングが終わったあとは、お風呂に入って汗を出し、身体から出来るだけ水分を減らしました。

お風呂から上がって水分を汗として出した分、体重も減るわけで水分を取ることが次は怖くなり、350mlのペットボトルにお茶を詰めて(発汗性のある生姜かシナモンを入れてました)それで1日過ごし、喉が渇いたら歯磨きやうがいをして誤魔化してました。


食生活については、朝ご飯は子供用のお子様ランチのプレートに

ご飯代わりにキャベツ(食物繊維)、魚(良い脂肪が含まれている)、トマト(リコピンで肌荒れ予防)、キムチ(腸を刺激して便秘予防)、BIOのヨーグルト(腸の活性化)に食物繊維の粉をスプーン二杯入れたものを食べる。といったものをなんだかんだ一年はしていました。


お昼ごはんは最初は食べれていましたが次第にお腹の中に食べたものが入っていくことが怖くなりました。しかし食べないと周りから何を言われるかわからない為、本格的に食べなくなる前はダミー弁当(笑)というものを作ってました。

一段目には卵焼き、ウィンナー、鮭といった定番のものがありますが、二段目にはキャベツを敷き詰めたお弁当。その時はまだ食べていました。

次第に一段目のみにして、お弁当の中身は半分おかず、ご飯といったお弁当でした。おかずは食べご飯は残すといったお米農家の方には申し訳ないことをしてました。


しかしこのお昼ご飯を抜けばもっと痩せれるのではないか?と思い、心配してくる友達をよそにお昼ご飯も学校では「お腹減ってない」と言い、食べなくなりました。

恐らくこのエッセイ?小説には出てこないでしょうけど、親友は恐らく悟ってた感じでした。


学校が休みの日はチューイングというものをしました。(口の中で咀嚼だけして体内に入れずに飲み込まずにそのまま吐き出すこと)

この時にはランニングできる体力もなくなっていたことと朝ご飯以外の食事は口の中で飲み込むという事が私には出来なくなってました。かといって、指を突っ込んで嘔吐をする勇気もありませんでした。

いっぱいいっぱい本当は食べたかったものも思う存分口の中で味わうことができるという事で学校が休みの日は思う存分三時間くらいかけてお菓子やパンを口の中に入れては袋に吐き出し、一回のなんちゃってお昼ご飯の会計金額は3000円~4000円はいっていました。


しかし、そんなことをしていた矢先に高校二年生の冬頃に、修学旅行がありまして、そこではそのような行動もできない為、普通に普通に三食食べました。

そこからでしょうか、火がついて学校のある日のお昼ご飯に知育菓子かアルフィートのホワイトチョコ味か飴かミルキーを一袋を食べる日々が始まりました。

もちろん体重は増えていくわけで、でも手は止められなくて。


そんな時にとあるダイエット薬を知り、個人輸入で購入しました。(レベルが分けられてる薬とだけ書いておきます)

これが面白いくらいに効きましたが死亡者も出ている薬のため、副作用がとんでもなかったです。

しかし薬はいつか無くなるものです。

きらしている間にも体重は増えてしまい、最終的に嘔吐する手段に移りました。



ちなみにアイスは吐いてるはずなのに、二度味わえるくらいに美味しいです。チョコアイスは激マズです。



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