週間少年ジャンプを踏まれた話。
そんなこんなで、気持ち悪い!と思いつつも交際はしていました。
最後にデートした日は、相手の家でした。
学校をサボって友達と遊んでいた事に対してすごく怒られました。そのまま会うことになりましたが、会う前に週間少年ジャンプを買ってきてと頼まれ、お金は後で返してくれるのだろう。と思い言われるがままに家からちょっとだけ近くのセブンイレブンで週刊少年ジャンプを購入し、そのまま相手の車が来るのをセブンイレブンで待ってました。
その日向かった場所は山でもなく、相手の家でした。
相手の家は今でも思い出せるくらい散らかっていて使用済みであろうティッシュがそこらへんに散らばっており、最後に洗濯したのはいつだろうと思われるしわくちゃの服が散乱し、漫画も巻数もバラバラに散乱しているものもあれば積まれているものもあるようなお家でした。
今の私が言えたことではないけれど。
とりあえず購入したジャンプを渡すもそこらへんに置いておいて、と言われたので置きました。
その日の彼は落ち着きがなく、無駄に動き回りSchoolDaysの漫画を私に見せてきたりしたことを覚えてます。元々知っていたので期待していたリアクションとは違うことに対して驚いてました。
きっと『怖〜い』って言葉を期待していたのでしょう。いや、電話で怒っていた彼が、なんか落ち着きがない不気味な彼に私は驚きだよ。
そんなこんなで凄いキスをされながらも硬い床に頭をゴンッ!とぶつけながらも押し倒される訳ですが、私の胸に顔をうずめながらもうっすらとチャックをずらす音が聞こえ、ズボンを脱いでることが感じ取れました。
なんか今日はなんかやばい気がする!と思ったのも、当たりまして『今日はいれていい?』という言葉と共に、私の下着に当たる彼の固くなったモノ。
これが入ってしまうと思うと、さすがに恐ろしくてその瞬間に血の気が引いて、咄嗟に『今日生理だから!』と生理でもないのに嘘をつき、体を起き上がらせて後ろに逃げたところ
『んだよ!タイミングわりぃな!』と捨て台詞を吐かれ、散らばってるお洋服と漫画、私が買ってきた週間少年ジャンプを無意識に踏みつけ、舌打ちしながらお手洗いに彼は向かいました。
お手洗いから帰ってきたあとの空気感を考えると一気に怖くなってしまい一目散にセーラー服のリボンを整え、私は彼の家から一目散に走って出て自宅に帰りました。
その後、着信履歴もメールも沢山来ていましたがそのまま着信拒否設定しました。
次会った時には、確実に最後までする事になる事が怖かった。軽く下着越しに当たってるだけでも身体が固まったのに、直接入ると思うと恐ろしかった。
そして何よりも最初は凄いキスでもお口に含むことも恐怖心があったのにも関わらず慣れてきてしまってる自分がいることに対し、最後の行為まで慣れてきてしまったらどうしようと自分自身に嫌気がさしました。
最後に、受け取ったものも普通に忘れて踏んじゃうような人は正直受け入れ難いです。
それらの理由でそっと音信不通にさせ、距離を置きました。
今になって思えば
会った後に毎回お風呂で必死に秘部と胸の部分を洗い、うがい薬で口の中の味を誤魔化せるまでうがいをし、最後まで関節キスの状態になったペットボトルも捨ていた辺り最初から彼のことは確実に好きではなかった。
ただ単に私は、他の子よりもちょっと先にいきたかっただけであって、相手を使った自慰行為をしているだけだったと思います。
私はもちろん、その彼も。
『タイミングわりぃな!』の言葉で相手の本心も分かったわけで、相手が家に招いてきた理由も幼いながらに分かり、週間少年ジャンプを踏まれたと共に、私の気持ちも踏みつけられた訳でした。
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