12月2日・3日・4日
広場に行き、今週分をチャージした。売店に入り、朝食を買った。チョコケーキを食べながら、コーヒーを飲んだ。食後、ラジオの情報番組を聴いた。話題は「ビールが呑める美容室」だった。電源を切り、集英社文庫を開いた。シベリア収録の「よろこびの白きレニングラード」を読み始めた。
食堂直行。券売機に買物カードを挿入し、Bランチを買った。今日のBは地球魚類の空揚げ。味はさておき、量が少ない。余った飯に味噌汁をぶっかけ、ザバザバと流し込んだ。陰々滅々たる食事風景である。トレイ返却後、休憩場所に行った。長椅子に座り、レニングラードの続き。読後、約20分仮眠。
帰りの電車の中で、レニングラードを読了した。面白かった。地元駅下車。改札を抜け、階段を下った。日中は相当降ったみたいだが、今はやんでいた。家路の途中、弁当屋に寄った。
帰宅後、テープに録音したナックファイブを聴きながら、腕立て伏せをやった。ラジカセの電源を切り、風呂場に入った。シャワーを浴びながら、文案を練った。体を拭き、服を着た。その後、手の甲に生じた細かいキズに軟膏を塗り込んだ。血が滲んできたりすると厄介だ。この段階で治してしまいたい。
♞今宵の酒はトリスの水割り。酒肴は冷奴。飯はハンバーグ弁当とおにぎり。
窓際の卓席に朝食を運んだ。新発売の菓子パンを食べながら、新発売のコーヒーを飲んだ。食後、ラジオの情報番組を聴いた。話題は「最近の学生寮について」であった。寮生活というものを一度も経験したことがないので、具体的イメージが湧かないが、多分俺には合わないと思う。
電源を切り、集英社文庫を開いた。同書収録の「シベリア横断白夜の夏/アンガラ河で花吹雪だった」を読み始めた。読後、ロッカールームへ向かった。
販売機でBランチの食券を買った。今日のBは焼魚にトマトソースをかけたやつ。小鉢は切り干し大根の煮物。いつもの席に座り、いつもと同じ表情で空腹を埋めた。水分補給後、食堂を離れた。
休憩場所の長椅子に座り、アンガラ河の続き。その後、目蓋を閉じた。今日の眠りは非常に純度の高いものであった。腰を上げ、午後の職場へ向かった。
帰宅後、腕立て伏せをやった。風呂場に行き、温水を浴びた。体を拭き、服を着た。目薬を差してから、口をすすいだ。健康食品三種を飲み込みざまに、両手の甲に軟膏を塗り込んだ。愛機の起動に至るまでに、これだけの手間がかかってしまうのである。卓上の時計が「夜の8時15分」を示していた。
♞今宵の酒は酎ハイ。酒肴は鮪の刺身と胡瓜の胡麻油和え。飯は幕の内弁当。
終点下車。改札を抜けて、少し歩いたところに我が職場がある…と大変便利なのだが、実際は違う。駅を出て、坂を下った。
到着後、売店に直行した。朝食をレジに運んだ。空いている卓席に陣取り、なんとかドーナツを齧った。ラジオの電源を入れた。新発売のコーヒーを飲みながら、情報番組を聴いた。今日の話題は「ユニークな商品を扱う自動販売機について」であった。電源を切り、集英社文庫を開いた。同書収録の「ヤクーツク蚊攻め街道」を読み始めた。
食堂に行き、Bランチを買った。今日のBは地球魚類を揚げたやつ。特製タレは遠慮し、代わりに醤油をかけた。こちらよりも、小鉢(小松菜のおひたし)の方が旨かった。食後に茶碗一杯分の冷水を飲んだ。
トレイを所定の棚におさめてから、食堂を離れた。休憩場所の長椅子に座り、蚊攻め街道の続き。壮絶な内容だった。俺がこのような土地を訪れたら、その日の内に発*するだろう。読後、約十分仮眠。
帰りの電車の中で、蚊攻め街道を読了した。帰宅後、テープに録音した『音楽映画三昧』を聴きながら、腕立て伏せをやった。風呂場に行き、熱めのシャワーを浴びた。居室に行き、愛機を起動させた。メクるとセルバンテスを呼び出し、転載作業を行った。
日記を書き始める前に『ほらふき砦』を一部修正した。ゲームの完成を迎えるまでには、まだまだ時間がかかりそうだが、先週あたりから、作り方のコツを掴んだような気がする。酒飯の後に『怪奇大作戦』を観るつもりである。
♞今宵の酒はトリハイ。酒肴は冷奴とマグロのたたき。飯はトマトカレー。
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