9月19日・24日・25日
売店に入り、朝食を買った。空いている卓席に陣取り、菓子パンを食べた。ラジオの電源を入れた。情報番組を聴きながら、コーヒーを飲んだ。今日の話題は「昼スナックと介護スナックについて」であった。
電源を切り、文庫本に手を伸ばした。えねるぎー事情収録の「暖まる」を読み始めた。江戸の生活の中に自分の生活と似ている点を発見し、不思議な親近感を覚えた。本を閉じ、テーブルの上を片づけた。
食堂に行き、Bランチを食べた。今日のBは地球魚類を揚げたやつ。日替わり小鉢は大根の煮物。食後に茶碗一杯分の冷水を飲んだ。美味しいが、先月ほどの快感は得られない。本格の秋が近づきつつあるということだろう。
トレイ返却後、休憩場所に行った。長椅子に座り、暖まるの続き。読了後、約20分仮眠。珍しく夢を見た。昼寝をしている夢である。夢のアラームと現実のアラームが同時に鳴り出し、俺を混乱させた。眼を覚ました時、自分がどちらにいるのか、わからないほどであった。夢魔の悪戯かな。
帰りの電車の中で、同書収録の「湯」を読んだ。地元駅下車。公園近傍の弁当屋を目指した。歩行を続けながら、ラジオのニュースを聴いていた。世界は最早、俺の脳味噌では理解できない領域に達しているらしい。
帰宅後、野球中継を聴きながら、腕立て伏せをやった。野球もいいが、相撲が面白い。横綱不在の場所だが、相当盛り上がっている。
♞今宵の酒はスコッチハイボール。酒肴は刺身二品。飯は幕の内弁当。
職場に着いた。広場に行き、買物カードに今週分をチャージした。売店に入り、朝食を買った。窓際の卓席に陣取り、ドーナツを食べた。冷やしコーヒーを飲みながら、ラジオの情報番組を聴いた。今日の話題は「体育館の温度を快適にする方法について」であった。
電源を切り、本を開いた。大江戸えねるぎー事情に収録されている「薬」を読んだ。時計が「8時5分」を示していた。本を閉じ、卓上を片づけた。
食堂に行き、Bランチを食べた。今日のBは地球魚類を揚げたやつ。味はさておき、ボリューム的に説得力がない。残りの飯に、味噌汁をぶっかけ、ザバザバと流し込んだ。虚しい食事風景である。
食後の一杯(冷水)を楽しんでから、休憩場所に移動した。いつもの席に腰をおろし、同書収録の「医者」を読み始めた。読了後、約20分まどろむ。
帰りの電車の中で「酒」と「塩」を読了した。地元駅下車。通行の邪魔にならぬところまで足を進め、公園近傍の弁当屋に電話をかけた。反応なし。二度目も反応なし。今日は定休日ではない筈だから、全ての商品が売り切れたということだろう。帰宅後、日記の文案を練りながら、腕立て伏せをやった。
♞今宵の酒は自分で作るハイボール。酒肴はおでん。飯は空揚げ弁当。
卓席に陣取り、えだ**ごろ**チーズスティックなるものを食べた。案外と云っては失礼だが、なかなか美味しかった。コーヒーを飲みながら、情報番組を聴いた。話題は「横浜市のカジノ誘致について」であった。
ラジオの電源を切り、講談社文庫を開いた。えねるぎー事情収録の「遊山」を読み始めた。江戸の人たちは、お金がなくても、それなりに楽しんでしまう方法を幾つも知っていたようである。さすがに粋なものだ。
今日のBランチは焼魚。生臭さをソースで誤魔化しているような気がした。まあ、いいけど。ぶっかけ飯を流し込んでから、席を立ち、トレイを返却棚におさめた。水分補給後、休憩場所に行き、同書収録の「流す」を読んだ。
本の次に目蓋を閉じた。間もなく、睡魔が現れ、俺を滝壺の底に引き摺り込んだ。意識が戻ると、20分後の世界に跳んでいた。
帰りの電車の中で「捨てる」と「生きる」を読み終えた。まったく面白い本だった。書店で見つけたら、是非買ってください。ダイヤに乱れが生じているというアナウンスが数回流れたが、通常よりも5分早く地元駅に着いた。
帰宅後、腕立て伏せ60回。風呂場に行き、左右の足を丹念に洗った。新しい靴に馴染むまで、二、三日かかりそうである。その後、シャワーを浴びた。
♞今宵の酒は酎ハイ。酒肴は鮪のたたき。飯は豚肉と木耳の卵炒め弁当。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます