9月15日・17日・18日
窓外の風景を眺めつつ、ロッテの日向夏を食べた。なかなか美味しかった。渇いた体には最高の御馳走だった。湯冷ましを一杯飲んでから、愛機を動かした。セルバンテスとメクるを呼び出し、闇塚日記の転載を始めた。遠足の疲れが出たらしい。編集中に異様な眠気に襲われた。
11頁まで進めたところでリタイアした。シャットダウン後、寝床に倒れ込んだ。最後の精神力でラジオの電源を入れた。相撲中継を聴きながら、うつらうつら。半分眠り、半分聴くという不思議な状態を堪能した。
気がつくと、午後6時になっていた。起きざまに、台所の電気ケトルにミネラル水を足した。居室に淹れ立てのコーヒーを運んだ。
セルバンテスに飛び、バーバリアンの編集を行った。ダウン確認後、身支度を整えた。自室を出て、近所のスーパに向かった。主に鮮魚売場と酒類売場を物色した。家に戻り、荷物をおろした。その後、再び外出した。
コンビニに行き、夕食と明日の朝食を買った。帰りざまに、録音の準備をした。ナックファイブの時間(9時から10時半)を90分テープに捉えるのだ。
♞今宵の酒は缶入り酎ハイ。酒肴は刺身とおでん。飯は生姜焼き弁当。
職場到着。広場に足を進め、入金機に買物カード(残金5百円)を挿入した。今週分として、2千円をチャージした。売店に入り、朝食を買った。空いている卓席に陣取り、チョコマフィンを食べた。携帯ラジオの電源を入れた。冷やしコーヒーを飲みながら、情報番組を聴いた。今日の話題は「(大学の)入学式と卒業式について」であった。
電源を切り、本を開いた。石川英輔の『大江戸えねるぎー事情』(講談社文庫)を読み始めた。水道システムの完成度の高さに瞠目した。当時の水質は相当良かったと思う。江戸の水で湯を沸かし、コーヒーを淹れたいものだ。
職員食堂に行き、Bランチを食べた。今日のBは地球魚類を焼いたやつ。日替わり小鉢はトロロ。ある時期までは、スライスオクラが散らしてあったが、気づいた頃には、姿を消していた。水分補給後、休憩場所に行った。長椅子に座り、えねるぎー事情の続きを読んだ。その後、約20分仮眠。
業務終了後、ガラケーを確認した。旧友からメールが届いていた。同級生の不幸を知らせる内容だった。刹那愕然となる。仕事着から私服に着替え、ロッカーの鍵をかけた。暗澹たる気持ちを抱えたまま、更衣室を出た。
♞本日の「蛮人日記」は取り止めも考えましたが、あえて書きました。
行きの電車の中で、えねるぎー事情収録の「野菜」を読んだ。下車後、職場まで馬車で移動した。無論ウソである。着きざまに、売店に入り、朝食を買った。窓際の卓席に座り、菓子パンを食べた。
ラジオの情報番組を聴きながら、冷やしコーヒーを飲んだ。話題は「フードトラックの可能性について」であった。電源を切り、本を開いた。同書収録の「着物」を読み始めた。衣・食・住とは、それがないと我慢ができない順に並んでいるというのが、石川先生の説である。正解だと思う。
職員食堂に行き、Bランチを食べた。今日のBは地球魚類を煮たやつ。日替わり小鉢はきんぴらごぼう。いつもの席に座り、食事を始めた。窓の向こうに雨模様が展開していた。気がつくと、オカズが消えていた。残りの飯に味噌汁をぶっかけ、ザバザバと流し込んだ。水分補給後、空の器を載せたトレイを返却棚におさめた。
休憩場所に行き、着物の続き。読後、目蓋を閉じた。午睡とは、活力を得る手段であるわけだが、同時に「睡魔を騙す(欺く)術」と云えなくもない。実際には足りていない睡眠を純度の高さで誤魔化しているのだ。このツケは、いずれどこかで払わされる。それを先延ばしにしているに過ぎない。
地元駅下車。雨が降っていた。傘を差しつつ、家路を急いだ。コンビニに寄り、食べものを買った。帰宅後、ラジオの天気予報を聴きながら、腕立て伏せをやった。今度の三連休は「すっきりしない天気」らしい。一日でいいから、すっきりして欲しいものである。俺にも行きたいところがあるのだ。
♞今宵の酒は佳の香(かのか)の水割り。酒肴はおでん。飯はおにぎり弁当。
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