6月21日・22日・23日
今週の仕事は全て終わった。更衣室に行き、着替えと身支度を済ませた。その後、偶然合流した先輩K氏と近傍の焼鳥屋へ向かった。
店内は適度に混雑していた。旅の話を聞きながら呑む酒の味はまことにうまく、時の流れを忘れるほどであった。先輩、御馳走様でした!
駅の入口付近でK氏と別れた。それから、2キロほど歩いた。歩行の間、ラジオの野球中継を聴いていた。獅子軍と竜軍の対決である。僅差の勝負になったが、結果は前者の勝ち。素人ながら、この勝利は大きいと思った。
帰宅後、浴室に入った。シャワーを浴びながら、金土日の行動について考えを巡らせた。体を拭き、服を着た。歯磨きを済ませてから、居室に行き、円盤(DVD)再生機を起動させた。孤独のグルメの続きを観た。
今回の訪問先は両国。登場料理はちゃんこ鍋。松重さん、相変わらずいい食べっぷりである。本人の談によると、これは芝居ではないらしい。
翌日(つまり今日)の朝が来た。洗顔後、台所の電気ケトルにミネラル水を注いだ。沸き立ての湯で、即席コーヒーを淹れた。ブルボンのビスケットを齧りながら、熱いやつを飲んだ。
居室に二杯目を運んだ。飲みながら、筒井康隆の『銀齢の果て』(新潮文庫)を読み始めた。老人版『バトル・ロワイアル』(だと思う)の開幕である。表紙と挿画は山藤章二が手がけている。二大巨匠の共演、豪華な本だ。
♞映画版『バトロワ』は、公開初日に観に行った記憶がある。たけし怪演。
午前8時起床。眠りが浅かったのか、体がややだるい。布団を出て、洗面所に入った。身支度と戸締りを済ませてから、自室を離れた。一週間分の衣類を担いで、近所のコインランドリーへ向った。頭上に曇天が広がっていた。雨が降り始める前に、仕事を終わらせなくてはならない。
ランドリー到着。店内に客の姿はなかった。二番目に安いマシンに担いできたものを放り込んだ。その上に部屋干し専用の粉末洗剤を撒いた。扉を閉め、指定の金額を投入した。洗い方コース選択後、始動ボタンを押した。
アパートに戻り、脱水ものをバルコニーに吊るした。夕刻まで在宅の予定なので、雨が降っても対処可能である。降らなければ助かるが、そうはゆかないだろう。人類に天候をコントロールすることはできない。少なくとも、俺にはできない。
作業後、台所に行き、湯を沸かした。カリントウを齧りながら、淹れ立てのコーヒーを飲んだ。二杯目を居室に運んだ。座りざまに、愛機起動。メクるを呼び出し、返信と転載を行った。その後、シャットダウン。
本日の昼寝はいささか長過ぎた。起きざまに、顔を洗った。居室に戻り、愛機を再び動かした。セルバンテスに飛び、バーバリアンの編集を始めた。題名は「裏目の意味」に決めた。俺の場合、題に迷うことが少なくないが、今日はパッと閃いてくれた。
ダウン確認後、小雨の中、近所のスーパーに足を進めた。店内はガラガラに空いていた。鮮魚売場と惣菜売場を物色した。大半の商品が消えていた。食品と飲料水を入れた篭をレジに運び、代金を払った。帰宅後、エクレアを食べながら、コーヒーを飲んだ。窓の向こうは依然雨。
♞今宵の酒肴は枝豆、煮卵、キャベツの塩和え、ビンナガの刺身など。
眼が覚めた。枕辺のアナログ時計が「朝の8時」を示していた。起きざまに、張り出し窓のカーテンを開けた。ガラスの向こうで、人類VSデーモンの最終戦争が繰り広げられていた。無論ウソである。
洗顔後、台所の電気ケトルにミネラル水を注いだ。沸き立ての湯で、インスタントコーヒーを淹れた。森永クッキーを齧りながら、熱いやつを飲んだ。居室に二杯目を運んだ。飲みながら、銀齢の果ての続きを読んだ。
読後、愛機を起動させた。メクるを呼び出し、返信と転載を行った。シャットダウン確認後、身支度を整えた。最後のカギをかけてから、自室を離れた。
帰宅後、遅めの昼食をしたためた。マーボー丼と塩焼きそばである。デパートの地下にある中華系の弁当屋で買ってきたもの。この店の商品は例外的に旨いのである。食後に緑茶を飲んだ。
愛機を動かし、セルバンテスへ飛んだ。バーバリアンの編集を始めた。投稿後、シャットダウン。雑用の類いを粉砕してから、再び外出した。
近所のスーパーに行き、食べものと飲(呑)みものを買った。家に戻り、腕立て伏せをやった。浴室に入り、温水を浴びた。ついでに三日分の髭を剃り落とした。体を拭き、服を着た。録音の準備をしてから、居室に入った。セルバンテスを再度呼び出し、今日の日記(つまりこれ)を書き始めた。
♞今宵の酒は缶入り酎ハイ。酒肴は煮卵、鱈子、胡瓜の胡麻油和えなど。
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