第331話 魔の森の訓練場にて

「健人、起きて……朝だよ」

「ケント、朝ごはんになるよ」

「ケント様、起きてくださらないと、おはようのキスができませんわ」


 うん、これは夢、完全に夢、美少女三人に囲まれて朝を迎える……なんて素敵な夢でしょう。


「ん、んんーっ、あれっ、えっ、夢……じゃない?」

「もう、健人、寝惚けてるの?」


 僕の朝と言えば、メイサちゃんが垂らした涎の冷たさで目覚めるものと決まっていたのに、フカフカなベッドの両サイドには唯香、マノン、ベアトリーチェの姿があります。


「さぁ起きて、健人……ちゅっ」

「おはよう、ケント……ちゅっ」

「おはようございます、ケント様……ちゅっ」


 んふふふ……たぶん、だるんだるんに緩みきった、だらしない表情をしていると思うけど仕方ないよねぇ……こんな美少女三人が、もうすぐ僕のお嫁さんになるんだもんね。


「おはよう、唯香、マノン、ベアトリーチェ。あまりにもベッドがフカフカで、もう起きられないかと思ったよ」

「ほんと、私も寝心地が良すぎて、寝坊しそうだった」

「僕も、こんなにフカフカな布団は初めてだよ」

「さぁさぁ皆さん、朝食にいたしましょう」

「そうだね、すぐ着替えて食堂に行くよ」

「ケント様、今朝は気持ちの良い天気なので、テラスで朝食にいたしましょう」

「うん、いいね。そうしようか」


 僕がアマンダさんの下宿を引き払い、迎賓館へと間借りしたのを契機に、唯香、マノン、ベアトリーチェの三人も引っ越して来ました。

 まだ正式に結婚した訳ではないので、ベッドを共にする事は無いけれど、言うなれば同棲期間中という感じです。


 ベッドの上には、マルトとミルトの姿もありますが、ベッドが広いので

ギューギュー感はありません。

 ちなみに、ムルトはメイサちゃんのベッドに出張中です。


 外国の要人を迎える施設とあって、テラスに面した庭は綺麗に整えられています。

 たぶん庭師のオーレンさんと息子のファルドさんが、丹精込めて手入れをしているのでしょう。


「んーっ……気持ちがいいね。おはよう、ネロ」


 綺麗に刈り込まれた庭の芝生の上には、フワフワ、艶々の大きな黒い毛玉が居座っています。

 モフモフな尻尾の先が、ふわんと動いたのがネロの挨拶なんでしょう。


 建設中の新居の庭よりも、芝生が気持ち良いらしく、警備と称して居座っています。

 まぁ、確かにネロが寝ていたら、泥棒や暴漢なんて近付いてこようとしないからね。


「ケント様、今日はどう過ごされる予定ですか?」

「うん、同級生の本宮さんを特訓場に連れて行く予定だったんだけど、その他もろもろのオマケが付いて来るみたい」

「ねぇ健人、私達も付いて行っちゃ駄目かな?」

「いいけど、魔物の討伐訓練をするから、結構血生臭い状況になるけど、大丈夫?」

「でも、危なくはないんだよね?」

「それは勿論、魔物が怯えて逃げ出さないように表には出ないけど、眷族のみんなが影の中に控えてるからね」

「僕もユイカも、もしもの時には治療を手伝えるし、また魔物の大量発生が起きても冷静に行動出来るように、討伐の雰囲気にも慣れていた方が良いと思う」

「そっか、じゃあ、みんなで出掛けようか」


 正直、唯香とマノンは、カルヴァイン領での治療の様子を見ているので、相当切迫した状況でも冷静に動けると思います。

 それでも、せっかくの休日ですから、みんなと一緒に過ごす時間を増やさないと怒られちゃいますよね。


 三人とゆっくり朝食と食後のお茶を楽しんでから、待ち合わせ場所である守備隊の門の前へと向かいます。


「じゃあ、ネロ、留守番お願いね」


 耳がピクっと動いて、尻尾の先がフワフワと振られたので、防犯装置のセットは完了です。

 クラウス夫妻とアンジェお姉ちゃんに朝の挨拶をしてから、領主の館の門を通って街に出ました。


 安息の曜日で、まだ商店が開くまでに時間があるためか、目抜き通りを歩く人は疎らです。

 ここもお昼近くになると、休日の買い物を楽しむ人で、平日以上の賑わいになるはずです。


「そう言えばケント様、この辺りで冒険者の喧嘩の仲裁をなさったとか……」

「そうそう、えっと何て言ったっけかな……なんとかロスとかいう馬鹿野郎が、街中で火属性の攻撃魔法なんか使ったんだよ。もう、どこの鷹山だよって感じ。しかも説教してる途中で逃げ出すし、ギルドに飛び込んで僕に殺されるとか喚いたからドノバンさんには怒られるし、散々だよ」


 あれあれ、僕がケイロスへの不満を口にしてるのに、三人ともクスクス笑うなんて酷くない?

 まぁ、毎度の事だと思われてるかもしれないけどさ。


「仕方ないわよ。それだけSランクの冒険者は、怖れられる存在なんでしょ?」

「そうそう、ケントは史上最年少のSランク冒険者だから、みんなの憧れであり、怖ろしいと感じる存在でもあるんだよ」

「なんだかなぁ……僕は普通に接してもらえば、それで十分なんだけど」


 まぁ、こんな美少女を三人も侍らせている時点で、怨嗟の視線が刺さってくるのは仕方がないんですけどね。

 待ち合わせ場所で、待ち構えていた数人からも、爆発しろよと言わんばかりの視線を向けられてますね。


 本日の訓練場行きのメンバーは、本宮さん、近藤、新田、古田、鷹山、そして八木とマリーデです。

 八木はマリーデとイチャイチャしてるんだから、僕にそんな視線を向けてくるのはお門違いというものだよ。


「みんな集まってるね。それじゃあ出発しようか」

「おいおい国分、余裕たっぷりに遅刻して来て、詫びの一言も無いのかよ。嫁さんを三人も引き連れて、ピクニック気分じゃ困るんだよなぁ。こちとら必死なんだからよ」

「八木ぃ、僕は貴重な休みの時間を割いて、君達の特訓に付き合ってるんだよ。てか、マリーデが下げてるバスケットって、お昼のお弁当じゃないの? バリバリピクニック気分じゃないの?」

「ば、馬鹿、腹が減っては戦はできぬって言うだろう。食料の確保は冒険者の基本だろうが」

「ふーん、まぁいいや、八木にはとびきり活きの良いゴブリンを連れて来て上げるよ」

「ふん、望むところだ。これまでの俺様と同じだと思うなよ」


 確かに、これまでの八木ならば、活きの良いゴブリンと聞いただけでも泣きを入れていたのに、今日は妙な自信を漂わせて、腰に下げた皮袋を叩いてみせました。

 八木のことだから、また何か小細工を用意しているのでしょうね。


 門の前から送還すると、通り掛かった人が驚くので、守備隊の訓練場から送還術で移動することにしました。

 魔の森の訓練場に、目印になる闇属性のゴーレムを設置して、送還術を発動します。


「送還!」


 目の前から全員が消えたのを確認して、僕も影に潜って追い掛けました。

 新旧コンビや近藤たちには、使い慣れた訓練場ですが、初参加の本宮さんは目を丸くしています。


 そりゃあ、魔の森の真ん中に、野球のグランドみたいな訓練場が広がっているのだから、驚くのも無理はないでしょう。


「こ、この訓練場って、国分君が作ったの?」

「ううん、ここを作ったのは、僕の眷族のラインハルトだよ。まだみんながラストックに居た頃に、僕の体力の底上げをするために作ったんだ」

「へぇ……でも、この訓練場って、ヴォルザードからは歩くと一日ぐらいかかるんでしょ?」

「うん、そうだね。あの頃は、ヴォルザードで僕の素性が知られない方が良いと思っていたから、わざと街から離れた場所に作ったみたい」

「そっか、でも、もう国分が目立っても何の問題も無いならば、もう少しヴォルザードの近くに作っても良いんじゃない?」

「なるほど……ヴォルザードの近くか」


 確かに、この訓練場を利用するには、僕が送還術で送り迎えをするしかありません。

 ヴォルザードから二、三キロの場所ならば、歩いて行く事も可能でしょう。


 作るとすれば、僕ら専用ではなく、他の冒険者や守備隊でも利用出来るようにした方が良いでしょう。

 まぁ、クラウスさんに相談してみてですね。


「じゃあ、討伐の訓練を始めようか、誰からやる?」

「おう、俺だ、今日は俺様からやらせてもらおうか」

「えっ、マジでどうしたの、八木。何か悪いものでも食べた?」

「やかましい。いいから、活きの良いゴブリンを連れて来やがれ」


 八木が張り切っているなんて、大雪にでもならなきゃ良いけど、まぁ、やる気があると言うならば、やってもらおうじゃありませんか。

 訓練場から影に潜って、ヒュドラの討伐跡地へと移動します。


「うん、きょうも魔物が一杯だね。そろそろ間引いた方が良いのかな?」

『ケント様、ここは我らが適当な数になるように管理してますから、大丈夫ですぞ』

「そう言えば、梶川さんに融通しても、一向に減らない魔石の山って、ここを管理した分なのかな?」

『いかにも、我々の強化にも使い、余った分は保管してあります』


 何だか、僕の知らないところで資産がドンドン増えてるようで、有能社員と駄目社長という感じですね。

 では、みんなに任せることにして、活きの良いゴブリンを探しますかね。


 と言っても、ゴブリンは探すまでもなく池の畔に群れています。

 ここでは食物連鎖の最下層に近い存在なので、よほど大きな群れを作らない限りは、眷族のみんなも討伐しないそうです。


 討伐しなくても、他の魔物に襲われて数が減る。

 ゴブリンを襲った大型の魔物が増えたら、眷族のみんなが討伐する。

 もしかして、ここの食物連鎖の頂点は僕なのかな?


「さて、どれにしようかなぁ……よし、ゴブリン、君に決めた! 送還!」


 群れの中でも身体が大きく、不敵な面構えをしているゴブリンを選んで、送還術で訓練場へと送りました。

 突然周囲の景色が変わり、送られて来たゴブリンは四つん這いになってキョロキョロと辺りを見回しています。


「さぁ、八木、いつでもいいよ」

「ふん、そこで俺様の勇姿を見てろ」


 僕に返事をしたことで、ゴブリンは一番近くにいる八木の存在に気付きました。


「ギィィィィィ……」


 軋むような唸り声を上げて威嚇してくるゴブリンに対して、八木は腰に下げた皮袋に手を突っ込むと、詠唱を始めました。


「マナよ、マナよ、世を司りしマナよ、集え、集え、我が手に集いて水となれ、踊れ、踊れ、水よ舞い踊り、水球となれ!」

「赤い水球?」


 八木の右手に現れたのは、透明ではなく真っ赤な水球でした。


「ギギャッ!」

「来い!」


 八木を敵として認定したゴブリンは、猛然と襲い掛っていきました。

 対する八木は、ゴブリンが接近するタイミングを見計らって、水球を持った右手を振り下ろしました。


「えぇっ?」


 八木が投げつけた水球は、塊となってダメージを与えるどころか、ゴブリンに届く前に形が崩れて広がってしまっています。


「ギャァァァ……ガハッ、ガハッ……」


 崩れた水球の名残りに突っ込んだゴブリンは、突然地面に倒れ込んで顔面を押さえて転がりました。


「そらよ!」


 腰に吊るした剣を抜いた八木は、慎重な足取りでゴブリンに近付くと、首筋に必殺の一撃を送り込みました。


「えぇぇ……うっそぉん、全然八木らしくないじゃん」

「うるせぇな、ちょっとは俺様の鮮やかな手並みを賞賛しろよ」

「凄い、凄いよ、ユースケ!」


 さぁどうだとばかりに八木が両手を広げても、賞賛の言葉を贈るのはマリーデだけで、残りのみんなは微妙な表情を浮かべています。


「おい、達也、あれが新婚パワーってやつなのか?」

「知らねぇよ。なぁ近藤、あの赤い水球って何なんだ?」

「たぶん、唐辛子じゃないか」

「なるほど、だから水球を崩して、避けにくくしたのか……」


 なるほど、八木が腰に下げていた皮袋の中身が唐辛子という訳ですね。


「あーっ……八木、ちゃっちゃと魔石を取り出しちゃって、次は本宮さんで良いかな?」

「おいっ! ちょっとは凄いとか、見直したとか無いのかよ」

「うん、近藤達は、小細工無しでも瞬殺するレベルだからねぇ……」

「くそっ、そんな簡単に力量は上がらねぇってか」

「あぁ、そうか、八木みたいに基礎的な戦闘力を上げる目的ならば、ラインハルトと立ち合いした方が良いのか」

『ぶははは、鍛練ならば、いつでもお任せ下され』

「おい、ラインハルトって、あのメタリックなスケルトンか?」

「そうだよ。僕や新旧コンビが立ち合いやってたの見たことあるよね?」

「まぁ、あることはあるが、お前の所のでっかい狼にオモチャにされてたから良くは見てねぇ」


 そうでした、八木はゼータ達のオモチャにされてたんだよね。


「じゃあ、討伐を一回りしたら、ラインハルトに手合わせしてもらおう。ほら八木、さっさと魔石を取り出しちゃってよ」

「あぁ、分かったよ……」


 八木にしてみれば、みんなに良い所を見せ付けてやるつもりだったのでしょうが、ここに居る連中は、下手に八木を褒めると面倒だと知ってますからね。

 新旧コンビあたりは、結構驚いているみたいだけど、表面には出しません。


「じゃあ、本宮さん、準備は良いかな?」

「うん、いつでもいいよ。魔術でも剣でも、どっちで倒しても良いんだよね?」

「うん、倒し方は、これから本宮さんが実際に使う方法を試して」

「分かった、よろしくお願いします」


 本宮さんは、初参加だけど変に緊張したような様子はありません。

 元剣道部員ですし、実戦訓練を利用した救出作戦の時だって、鷹山が討ち漏らしたコボルトを斬り伏せてましたからね。


 ゴブリンの討伐程度は、苦も無くこなしそうな感じです。

 それでも今回は、普通レベルのゴブリンにしておきましょうか。


 標準的なゴブリンを選んで送還術で送った後、影に潜って訓練場へと戻ってみると、本宮さんの水属性の攻撃魔術が命中するところでした。


「ギャッ……」


 脇腹に深いダメージを負ったゴブリンが蹲った所に、素早く駆け寄った本宮さんが剣を振り下ろしました。

 ゴブリンの首を討ち落とした本宮さんは、返り血を避けるように飛び退ると、剣に拭いを掛けて鞘に納めると、解体用のナイフを抜きました。


 腕まくりをした本宮さんは、倒れたゴブリンを仰向けにすると、ナイフを突き立てて胸を裂き、腕を突っ込んで魔石を取り出します。

 素早く詠唱して水球を作ると、魔石や手、ナイフの洗浄を終え、そこでようやく笑みを浮かべました。


「うぉぉ、さすが剣鬼、容赦ねぇ……」

「てか、八木が霞むな……てか、もう忘却の彼方だ」

「うっせぇな、あんなの不意打ちじゃねぇかよ」

「馬鹿だな八木、実戦では先に発見して不意打ちを食らわすのが基本だろう」


 新旧コンビの評価に反論した八木ですが、近藤に冷静に突っ込まれれば黙るしかないですよね。

 それにしても、メリーヌさんのお店を手伝っていて、実戦の腕前は少し劣るのかと思っていましたが、とんでもないですね。


『ケント様、この女性は有望ですな。敵を認識したら間髪容れず攻撃、しかも相手が避けにくい腹を狙い、ダメージが通ったと見るや止めを打ち込む。非の打ち所がありませんぞ』

「うん、近藤達とも肩を並べて戦えそうだよね」


 魔石の取り出しを終えて戻ってきた本宮さんは、額の汗を拭うと微笑を浮かべました。


「どう? あたしはパーティーに参加出来そうかな?」

「どうする、ジョー。俺は構わないぞ」

「俺も和樹に賛成。それに本宮は水属性だから水の確保が出来るぜ」

「そうだな、本宮さんだったら、冷静に行動してくれそうだし、抑え役が俺一人だと不安だしな」

「おいおい、新旧コンビは分かるが、俺もか?」

「ヴォルザードに来た途端、靴屋を燃やした奴が何言ってんだ?」

「くっ、あれは、もう済んだ話だろう」

「いやいや、鷹山、結局再建資金の殆どは僕が立て替えたんだからね」

「わ、分かってる。恩に着てるよ……」


 確かに新旧コンビと鷹山の三人の手綱を、近藤一人が御するのは大変だけど……あれっ? 本宮さんにも暴走癖があったような気が……。


「おい国分、本宮が終ったら、マリーデにもやらせてやってくれ」

「いいよ、どの程度のゴブリンにする?」

「そうだなぁ、最初だし……」

「ユースケの時と同じぐらいにしてほしい」

「分かった、じゃあ準備していて」


 マリーデ本人のリクエストとあれば、活きの良いゴブリンを見繕って来るしかないですよね。

 八木の時とは別の群れを回って、幹部クラスのゴブリンに狙いを定めました。


「送還!」


 たぶん、本宮さんの討伐を見た直後だから、マリーデはいきなり仕掛けると思っていましたが、予想通りでした。

 影移動で訓練場へと戻ると、マリーデがゴブリン目掛けて疾走を始めたところでした。


「ギギャァァァァァ!」


 マリーデは剣を腰の辺りに横たえて、低い姿勢で一気に距離を縮めていきますが、気付いたゴブリンは迎撃ではなく背中を向けて逃走を選択しました。

 うん、ゴブリンが泣きそうな顔でビビってるよ。


 必死に逃走を計ったゴブリンだけど、待ち構えていて襲い掛かったマリーデとでは、当然速度が違います。


「がぁぁぁぁぁ!」


 獣の咆哮を思わせる気合い声と共に振り切られた剣は、ゴブリンを腰の辺りで上下に両断しました。

 更に返しの一撃で、上半身から切り離された首が飛んでいきます。


「うぉぉぉぉぉ!」


 勝利の雄叫びを上げたマリーデは、両断されたゴブリンの胴体へ腕を突っ込み、血塗れの魔石を引きずり出して頭上に掲げると、もう一度雄叫びを上げました。

 うん、八木を含めて全員ドン引きですよ。

 いったい、どこのバーバリアンですか。


「八木……」

「なんだ、国分」

「その、色々と大丈夫なの?」

「ふっ、何もかもが手遅れさ……」


 魂が抜け落ちたような表情を浮かべる八木に、僕らは心の中で合掌するしかなかった。

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