第213話 少女の思い
朝食を終えて、魔の森の訓練場へと出掛けようとしていたら、ヘルトがひょっこり顔を出しました。
「わふぅ、ご主人様、ユイカが話があるって」
「分かった、一緒に行こうか」
ヘルトの頭をグリグリと撫でてあげてから、一緒に闇の盾へと飛び込んで、委員長の部屋へと移動しました。
「おはよう唯香、入っても良いかな?」
「おはよう、呼び出してゴメンね。入って」
「お邪魔しまーす」
委員長は机に向かって何か書いていましたが、軽やかな動きで歩み寄って来ると、自然にハグして来ました。
うん、何だか凄く恋人っぽい感じするよね。
委員長は、悪戯っぽい笑みを浮かべています。
「んっ、どうかした?」
「うふふふ、何だかまだ健人の銀髪に慣れていなくて、浮気してるみたいだった」
「あぁ、なるほど……ところで、綿貫さんは、どうしてる?」
「部屋に閉じこもっている状態で、彩子先生が食事とかを差し入れて、お風呂とかトイレとかも、他の人と鉢合わせしないようにしてる」
ベッドに並んで腰を下ろして、綿貫さんの様子を聞きました。
これまでにも、噂を聞いた一部の女子が、綿貫さんに白い目を向けて来る事があったそうですが、先日の騒動を切っ掛けにして、同情とか哀れみのこもった視線が向けられるようになってしまったそうです。
騒動の前は、綿貫さん自身が視線なんて気にしないといった態度を取っていたそうですが、張り詰めていたものが切れてしまったのか、視線を向けられる事に耐えられなくなってしまったそうです。
「帰還についても、中絶についても、まだ迷っているみたい。望まない妊娠なんだろうけど、自分の中に宿った命を断つことに抵抗を感じているみたい」
「そうなんだ。でも、良くは知らないけど、あんまり育ちすぎちゃうと中絶できなくなるんだよね?」
「私もネットで調べた知識だけど、妊娠十二週未満と、それ以降二十二週までとでは、手術の方法や身体への負担も違ってくるみたい」
「十二週って、いつ頃妊娠したかにもよるけど、結構ギリギリじゃない?」
「うん、先生達も、それを心配しているみたい」
帰還作業を行った日、綿貫さんは自分で下腹部を殴り付けていましたが、やはり自分の身体の中に芽生えた命に対して、色々と複雑な思いがあるのでしょう。
「昨日、リーゼンブルグに行って、綿貫さんを暴行した騎士を見つけ出して処分するようにカミラや弟のディートヘルムに命じてきた」
「見つかるかな?」
「そんな不心得者は居ない……なんてヌルい返事をするようなら、僕は敵に回るって言ってきたから大丈夫でしょう」
「そっか、健人に敵に回られたら大変だもんね。いくら身内の騎士だって庇えないよね」
「そうあって欲しいけどね。それで、唯香の話って、綿貫さんの件じゃないよね?」
「うん、急な話で申し訳無いんだけど、今日、うちの両親と会ってもらえるかな?」
「時間は何時?」
「日本時間で、午前十時に私の家に行ってもらいたい」
「分かった……けど僕、唯香の家が分からないや」
「うん、今教えるね」
委員長の家は、光が丘の駅前の通りを、消防署の方向へと進み、交差点を真っ直ぐ通り抜けて少し行った左側、一階がコンビニのマンションでした。
「このコンビニの上、三〇二号室が私の家」
ネット地図の写真表示で映し出された街並みを、委員長は懐かしそうに見詰めています。
「もうちょっと待ってね。召喚魔術か送還魔術か、みんなを送り返せる魔術が使えるようになれば、唯香も家に帰れるようになるかもしれないからさ」
「うん、でも、せっかく貰った光属性の魔術が使えなくなるのは嫌よ。私、ヴォルザードの皆さんに、もっともっと恩返ししたいもの」
委員長は、守備隊の診療所で着々と経験を重ねて、今やヴォルザードには居なくてはならない存在となっています。
星属性の召喚魔術は、魔法陣を使った召喚術の上位版にあたるはずですが、召喚によって得た魔術の才能がどうなってしまうのか分かりません。
日本に戻った途端、属性魔術が使えなくなってしまうのでは、委員長の希望には応えられなくなってしまいます。
「えっと……何か手土産とか持って行った方が良いかな?」
「こっちからの物品の持込みとかは、拙いんじゃない?」
「そっか……ねぇ、何て挨拶すれば……あっ、いや、やっぱ自分で考える」
「健人、もしかして緊張してる?」
「当たり前だよ。凄い緊張してるよ」
「でも、まだ十時間以上あるよ」
「分かってるけどさぁ……初めて会うんだし、あぁ!」
「どうしたの?」
「髪……黒くした方が良いかな?」
「はぁ……驚かさないでよ。それは、ちゃんと話してあるから大丈夫だよ」
「ホントに? 不良とか、チャラいとか思われないかな?」
「大丈夫、大丈夫だから、ちょっと落ち着こう、ねっ」
「えっ……」
委員長に引き寄せられて、頭を抱え込むようにしてハグされました。
「大丈夫、健人は私が選んだ男の子なんだよ。マノンが居ても、リーチェが居ても、セラフィマが来ても、それでも離れられない男の子なんだから大丈夫」
「うん……」
ふわぁぁ、ヤバいっすよ、柔らかくて、暖かくて……頭をそっと撫でられながら、委員長の鼓動を聞いていると、このまま眠り込んでしまいそうでした。
「ねぇ健人、みんなの帰還が終わったら、健人はどうするつもりなの?」
「具体的に何をするって決めていないけど、Sランク冒険者として求められる仕事をこなしながら、ヴォルザードの発展に協力出来たらなって思ってる」
「そうだよね、健人はSランク冒険者なんだよね。凄いよねぇ……」
「いやぁ、それほどでも……だって、殆ど貰い物の力だし」
「そんな事ないよ。健人が一生懸命頑張ったからだよ」
「いやぁ、そうかなぁ……」
あーっ、ずっとこのままでいたいけど、召喚術の練習しないと本当の憩いの一時は来ないもんね。
魔の森の訓練場へ移動する前に、綿貫さんに会って行く事にしました。
朝食の食器を下げに来た彩子先生に尋ねてもらうと、会っても良いとの返事をもらえました。
「お邪魔します……」
「よぉ国分、何だよ別人みたいだなぁ」
「えっ、あぁ髪ね。寝て起きたら、こんな感じだった」
ベッドの端っこで膝を抱えて座っている綿貫さんは、なんだかやつれた感じがします。
「何言ってんだよ。また倒れたんだろう? 頑張りすぎじゃないの?」
「いや、だって僕がやらないと他の人じゃ出来ないんだし……」
「そりゃそうかもしれないけどさぁ、国分ばっかり背負うのは不公平でしょ。剣で刺されて、首ちょん切られそうになって、あぁ、ゴブリンにも食われたんでしょ。普通の奴ならとっくに死んでるよ、マジで」
「まぁ、そうだけど、色々美味しい思いもしてるしさ……」
「だよねぇ……国分がハーレムとか言い出すとは思わなかったけど、まだなんでしょ? あんまり良い思いしてないんじゃね?」
ニヤニヤとした笑いを浮かべる綿貫さんは、思ったよりも元気そうにも見えます。
「いやいや、日本に居た頃に較べたら……」
「あっ、ゴメン、そうだった、国分の家は複雑だったね」
「いや、もう日本の家からは自立したつもりだから大丈夫」
「へぇ……やっぱ国分変わったわ。一年の時なんか、居眠りで怒られてる印象しかないもん。それがねぇ……」
「いやいや、居眠りの罰則の草むしりが、庭師の見習いやった時に役に立ったよ」
「きゃはははは、何それ、庭師とかやってたの? マジで?」
「マジだよ。庭師の見習いとか、農園の収穫作業とか、倉庫で芋運びとか」
「へぇ……色々やってたんだ。そんなんしながら、あたしらを助ける準備もしてたんでしょ? 国分、マジ凄いよねぇ……マジ尊敬するよ」
「いやぁ……無我夢中だったからねぇ」
「ねぇ国分……あたし、どうしたら良いんだろう?」
それまで笑っていた綿貫さんが、くしゃっと顔を歪めて、大粒の涙を零しました。
「ゴメン、僕がもっと早く助けに行けたら……」
「違う! 違う、違う、国分のせいじゃない、あいつらが、あいつらが……うぅぅ」
綿貫さんは、駆け寄った僕の二の腕を握り締めて、嗚咽を洩らしました。
爪が食い込んで痛かったけど、振りほどく事なんて出来ません。
「昨日の晩、リーゼンブルグに行って、綿貫さんに酷い事をした騎士を探し出して処分するように、カミラと弟のディートヘルムに命じてきた」
「えっ、嘘っ……」
「嘘じゃないよ。綿貫さんは、どうしたい? そいつらに、どんな罰を与えたい?」
「殺して……ぶっ殺してよ。あんな薄汚いゲス共、ぶっ殺しちゃってよ」
「分かった」
「えっ、殺してくれるの? マジで?」
僕があっさりと殺すと口にしたので、綿貫さんはビックリして目を見開いています。
「うん、僕が綿貫さんの代わりに殺してあげる。そしたら綿貫さんは、もう一度前を向いて歩いてくれる?」
「えっ……そ、それは、分からない」
「綿貫さんが、立ち直る切っ掛けになるならば、僕がそいつら殺してあげる。でも、綿貫さんが後悔するかもしれないなら、殺さないで別の罰を与える」
「別の罰って、例えば?」
「例えば? 例えば……切り落しちゃうとか?」
「うわぁ、国分、残酷ぅ……」
「いやいや、例えばだよ、例えば」
「んー……でも良いかもね。さすがに殺すとかは後味悪いけど、命だけは助けてやって、その代わりに二度と悪さが出来ないようにする……うん、良いかも」
「そう言えば、そいつらの名前って分かる?」
「ううん、分かんないし、知りたくも無いかな」
ラストックで訓練を受けている間も、騎士達が名乗る事は殆ど無かったそうです。
勿論、顔は覚えているそうですが、二度と見たくないそうです。
「とりあえず、カミラから連絡が来るまで、どういう処分を下すか考えておいて。綿貫さんが納得出来る罰を与えるからさ」
「分かった、サンキュ、国分」
「それで、帰還はどうする?」
「うん、ちょっと迷ってるんだ。こっちに居るのも快適って訳じゃないけどさ、戻ったら戻ったで色々言われそうじゃん」
綿貫さんは、マスコミの報道を気にしているようです。
「自意識過剰なのかもしれないけど、テレビとかネットとか見なきゃ良いのかもしれないけど、やっぱ気になるよ。国分とかボロクソ言われてたじゃん」
「まぁ、確かに気持ちの良いものじゃないよね。好き勝手、憶測とかで適当な事を言われているのを見るのは……」
「だろう? それに、子供もどうしようかと思って……」
「迷ってる?」
「うん、誰の子供か分からないけど、あたしの子供なのは間違いないし、もう半分があいつの子供だったら……」
言葉を切った綿貫さんは、俯いて暫くの間黙り込んだ後、僕に視線を戻しました。
「ねぇ国分、ちょっと聞いてもらいたいんだけど……誰にも言わないで欲しい内緒の話」
「僕で良いなら聞くけど」
「国分が良い。何かさ、国分は頑張ってるの苦労ばっかりなのが、親近感湧くって言うか、仲間意識っていうか……だから、ちょっと聞いてよ」
「分かった、誰にも言わないって約束するよ」
「あのね……お腹の子供なんだけど、その……確率は低いんだけど、前島の子供だったらなぁってね」
「前島? 前島って、前島啓太?」
「うん……そう」
前島啓太は、綿貫さんと同じく一年生の時に同じクラスだった男子で、確かサッカー部だった気がします。
背が高くて、イケメンって感じではないけど、ブサメンでもない容姿は並レベルです。
綿貫さんが、ヴォルザードに着いてから関係を持った男の中には、前島も含まれているそうなんです。
「前島はさぁ、恋愛感情とかゼロだったみたいなんだけど、あたしは一年の頃から、ちょっと良いなぁって思ってたからさ……」
綿貫さんの生理が止まった時期を考えると、前島が父親である確率はゼロでは無いそうです。
「でも、こんな話を前島にしたら絶対キモいって思われるだろうし、あたしみたいなビッチは恋愛対象になんかならないし、でも、でも……もしかしたらって思ったらさぁ……」
両手で顔を覆って、再び嗚咽を漏らし始めた綿貫さんをそっと抱き締めて、背中をさすってあげました。
「国分、どうしたら良いのかなぁ……日本に戻ったら、絶対中絶しろって親から言われるだろうし、でも前島の子だったらって思ったら産んでみたいし、でも、産んでも一人で育てる自信なんか無いし……もう分かんないよ。国分……助けてよ」
「分かった。僕が助ける」
「えっ、国分……?」
「もし綿貫さんが、子供を生んで育てたいと思うなら、ヴォルザードで暮していけるように経済的に支援する。もし中絶したいと思うなら、ちゃんと日本に送り届ける。だから綿貫さんは、自分がどうしたいのかだけ考えて、後悔しない答えを出して」
一人ぼっちでヴォルザードに辿り着いた時、沢山の人が僕を支えてくれました。
目の前に苦しんでいる女の子が居て、それを助ける力があるならば、迷う必要も躊躇う必要も無いよね。
「国分、でも……」
「大丈夫、大丈夫、僕ね、結構お金持ちだよ。この前もギガースって言う巨大な魔物やっつけて、でっかい魔石ゲットしたからね。あれをバッケンハイムの年明けのオークションに出品すれば、すんごい額で売れると思うよ。お金足りなくなったら、ダンジョンに潜っても良いしさ。何なら、南の大陸まで行って、魔物狩りまくっちゃうよ」
「ふっ、ふふふ……あはははは……やっぱ国分変わったわ。あー……もっと早く気付けば良かったよ。いや、これからでも遅くないか、あたしもハーレム入り、しちゃおうっかなぁ……」
綿貫さんは、僕の右腕をギューっと抱え込んできました。
「えっ、い、いや、それはですね……さっき唯香に、その……」
「きゃはははは、冗談に決まってんだろう。あたしらが、ラストックでどんだけ浅川さんの世話になったと思ってんだよ。もう顔色が青いのを通り越して白く見えるぐらいになっても治療を続けてくれたんだからね。絶対に浅川さんだけは泣かせるんじゃないわよ!」
「あっ痛っ! 分かってるから、そんな力一杯叩かないでよ」
綿貫さんに思いっきり背中を叩かれましたけど、もしかして無詠唱で身体強化を使ってるんじゃないかと思うほどの威力でしたよ。
「じゃあ、気持ちが固まったら、彩子先生経由でも、唯香経由でも構わないから知らせて」
「うん、色々ありがとな、国分」
綿貫さんは、廊下まで僕を見送りに来てくれて、別れ際にチュって頬にキスしてドアを閉めました。
「健人……それ、どういう事かなぁ?」
「えっ、違う、違うよ。浮気なんかじゃないからね。綿貫さんにからかわれてるだけだから……ホント、ホントに」
「ふふっ、分かってる……」
一旦吊り上がった眉を下ろして、委員長はギュっとハグして来ました。
「上手く出来たか分からないけど、綿貫さんには出来る限りの協力をするって伝えておいた。日本にいつ戻るのかとか、もう少し考えてから決めたいみたいだから、唯香も力になってあげて」
「うん、勿論だよ。ありがとうね、健人」
「唯香……」
「あんたらさぁ……イチャイチャするなら余所でやってよね……」
もう一度唯香を抱き締めようとしたら、細く開いたドアの向こうから綿貫さんに突っ込まれてしまいました。
すぐにドアは閉じてしまったけど、目が笑ってたみたいだから大丈夫でしょう。
家を訪ねる前に、もう一度委員長の所へ寄ると約束して、魔の森の特訓場へと移動しました。
召喚術、送還術を発動するコツは掴めましたが、大きな課題が残されています。
どうやって見えない場所から引き寄せるのか、もしくは、どうやって見えない場所に送り届けるのかです。
この問題を解決出来れば、同級生達の帰還が大きく前進するはずです。
「うーん……見えない所って言うと、影移動の場合は、行った事のある場所をイメージすれば、その場所の影の部分まで一気に移動出来るんだよね」
『そうですな。ワシらもケント様に強化していただいたおかげで、同じ術が使えますので、その感じは理解出来ますぞ』
「でも、あれってさ、結構誤差があるように感じるんだよね」
『確かにおっしゃる通りですな。ただ、移動する先も影空間の中なので、落下や衝突する心配はありませぬ。そこに到着してから、微調整して表に出れば何の問題もありませんな』
「そうそう、そうなんだけどさ、召喚術とか送還術の場合、誤差が大きいと大変な事になりそうな気がするんだよねぇ」
例えばの話、自衛隊の練馬駐屯地の中に呼び出したつもりが、場所がズレて川越街道のど真ん中に召喚してしまったら、帰還した途端に交通事故で死亡……なんて事態にもなりかねません。
『ケント様、なにか箱のようなものに入れて召喚、または送還なさるというのはどうです?』
「箱かぁ……でも、箱に入れても箱の場所が分からないし、箱を送る場所も決められないよね」
例えば、箱に入れて日本に送ったとして、地面に下ろすつもりが高さ20メートルぐらいの場所に送ってしまったら、それこそ大惨事になってしまいます。
『ならばケント様、我ら眷族を目印に使われたらいかがです?』
「そうか、眷族のみんななら、どこに居ても分かるし、目印になるよね」
影移動をする時に、眷族のみんなを目印にすれば、行った事の無い場所にでも移動が出来ます。
この場合、眷族のいる場所を座標として認識している訳ではなく、感覚的に捕らえています。
目を閉じていても、耳はどこ、口はどこ、鼻はどこと言う感じで、パッと触れるのと同じような感覚です。
これならば、遠く離れた日本からでも、場所を間違える心配はありません。
早速、コボルト隊に協力してもらって、練習を始めようと思ったら、ハルトが顔を出しました。
「わふぅ、ご主人様、カミラが報告があるって」
「分かった、一緒に行こうか」
恐らく綿貫さんを暴行した騎士の一件でしょう。
綿貫さんが、どんな刑罰を望むのか決めるまで一旦投獄してもらって、その間は少しばかり胆が冷えるように脅しを掛けてきますかね。
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