第177話 身元不明の男

 翌朝目覚めると、もう委員長達は起きていて、日も高く昇っている時間でした。

 酷い寒気は無くなりましたが、体の芯にダルさがこびり付いています。


 まだ寝ていた方が良いと委員長には言われたのですが、乾いた血が気持ち悪くて、守備隊の風呂場を借りて身体を洗いました。

 こびり付いて固まった血を髪や身体から洗い流すと、ようやくサッパリしました。


 風呂から上がり、影収納から下着と服を出して身につけると、ようやく少し気分が良くなった気がします。

 既に食堂は朝食の時間が終わってしまっていましたが、委員長とマノンが前もって事情を話しておいてくれたらしく、軽い朝食を用意してもらえました。


「わがまま言って、どうもすみません」

「何を言ってるんだい。あんたには、どれだけ助けてもらってるか、この程度じゃ恩返しにもなりゃしないよ。いつもありがとうね」


 食堂のおばちゃんに頭を下げると、逆にお礼を言われてしまいました。

 ただ、食堂には、仕事に行かずにフラフラしている同級生の姿があり、これがクラウスさんの言っていた悪評の原因なんでしょう。


 でも、今日は注意したり、言い争うだけの気力が湧いてこないので、申し訳無いけど見て見ぬ振りをさせていただきます。


「あーっ、これ食べたら日本に連絡しないと……」

「先生の方から連絡が行ってるんじゃないの?」

「たぶんね。でも、僕の方から連絡しないと心配されるだろうし、高城さんの遺体についても相談しないといけないからね」

「まだ日本に戻るのは無理だよ。今日はゆっくりしてないと駄目だよ」

「そうだよ、ユイカの言う通りだよ。ケント、酷い顔色してるんだよ」

「うん、今日は大人しくしているよ」


 鏡を見ていないので分かりませんが、確かに気だるさが残っていて、本調子には程遠い感じはしています。

 食事を終えたら、委員長達に心配を掛けないように、そのまま食堂で日本へ電話を掛けました。


 呼び出し音がワンコール鳴る前に、受話器の向こうから鈴木さんの声が響いてきます。


「国分さん、あの……大丈夫ですか?」

「はい、何とか大丈夫ですが、出血が酷かったので、二、三日は日本には戻れそうもありません」

「そうですか、カウンセラーの高城氏に襲われたという情報が入っていますが、間違いありませんか?」

「はい、間違いありません。高城氏の遺体は、そちらに運んだ方が良いですよね」

「勿論、そうなのですが、それは国分さんの体調が戻ってからで結構です。我々としては、このような事件を起こした人物を選んでしまった責任がございます。とにかく国分さんの体調を最優先にして下さい。本当に申し訳ございませんでした」

「あの、ちょっと聞きたいんですが、高城さんって、どんな方だったんですか? 本当にカウンセラーだったんですかね?」


 いつもなら、打てば響くように返ってくるのですが、数瞬の間があった後で鈴木さんの返事が戻って来ました。


「まだ調査中の段階で、詳しい話は出来ないのですが、なり代わっていた別人の可能性が出て来ています」

「それって、全く別の人物が高城さんの名前を騙っていたって事ですか?」

「はい、そうです」

「あの、奥さんとか子供さんは、いらしたんでしょうか?」

「はい、いらっしゃいますが、高城さんが名前を騙っている人だとは、思っていらっしゃらなかったそうです」

「えっ、どういう事ですか?」

「そちらで自殺したニセの高城氏は、奥さんには、親と仲違いをしているので、連絡は取らないで欲しいと言っていたそうです。本物の高城氏は、高校時代に家を飛び出して、それ以来実家とは疎遠になっているらしく、居場所の確認が出来ていません。本物の高城氏のご両親に、ニセの高城氏の写真を見てもらったところ、全くの別人だとおっしゃっています」


 どうやら僕を襲った高城氏とは、身元を偽って心療内科医を務めていた正体不明の人物らしく、現在、警視庁などが捜査を始めているそうです。

 昨日の今日で、捜査は始まったばかりですが、ヴォルザードに派遣するカウンセラーの人選過程でも、不自然な点が指摘されているようです。


 僕を殺そうとしたニセの高城さんは、診療内科医として活動はしていたらしいのですが、ヴォルザードに派遣するカウンセラーの人選に、強引に捩じ込んでもらった疑いが出て来ているらしいです。


 その過程で、かなりの金額が動いていたらしく、すでにマスコミが騒ぎ出しているそうです。


「まだ、ハッキリとした事は言えないのですが、どこかの国の工作員である可能性が高いようです」

「それって、僕が日本以外の国から狙われたって事なんですか?」

「その可能性が高いと、政府は考えているようです」

「でも、なんで、僕が狙われるんですか?」

「おそらくですが、国分さんの能力が危険だと思われているのでしょう」

「そんな……それじゃあ、父さんは……」

「ご安心ください。国分武人さんのご家族には、既に警備の者を配置しております」

「あの、唯香……浅川唯香さんのご家族は?」

「大丈夫です、そちらにも警備の者を配置し終えています」

「はぁ……ありがとうございます」


 鈴木さんの話では、父さんの家族や委員長の家族には、僕に伝えていなかっただけで、不測の事態に備えて、以前から警備の人を配置していたのだそうです。


「でも、僕の能力が危険って、どこの国が考えたんでしょう?」

「現在捜査中ですし、思い当たる国はいくらでもあります」


 一度訪れた場所ならば、自由に瞬時に移動可能で、大きな物品の運送も可能。

 地球の人間ならば、簡単な処置をすれば、遠隔地にも連れて行ける。


 異世界の豊富な資源を日本が独り占めしてしまうかもしれない。

 そして、何の痕跡も残さずに要人の暗殺すら可能ともなれば。


 僕を危険視する国が、出てきても不思議ではありません。

 ただ、高城さんが工作員だったならば、なぜ最初から僕に文句を付けて、自分から目立つような事をしたのでしょうか。


 ヴォルザードに来てからも、クラウスさんを始めとして、こちらの人にも存在を印象付けるような行動をしています。

 どうにも、工作員にしては、行動がチグハグな気がしてなりません。


「こちらでの捜査も進めますが、体調が戻られましたらで結構ですので、遺体の運搬をお願いします。毒物の特定や、身体的な特徴で人物の特定を試みる予定ですので」

「分かりました、日本に戻れる程度の体調が回復しましたら、すぐ連絡するようにします」

「はい、よろしくお願いします」


 通話を切ったスマホは、電源を落として影収納に片付けてしまいました。


「健人、高城さんは、どこかの国のスパイだったの?」

「まだ分からないけど、その可能性は高いって話だった」

「でも、スパイだとしたら目立ちすぎじゃない?」

「僕もそう思ったんだけど、逆にあれだけ目立つと誰もスパイだと思わないから、そういう作戦だったのかもよ」

「そっか、確かにスパイだなんて全く思っていなかったわね」


 事前にフレッドから注意されていた僕でさえ、あの瞬間は全くの無警戒でした。

 フレッドが、高城さんの腕を斬り落としてくれなかったら、僕の頭は胴体から離れていたでしょう。


 そうなったら、さすがに自己治癒で治すのも無理でしょうから、僕の命は失われ、同級生や先生のみならず、外務省の三人も日本に戻れなくなる所でした。


「ねぇケント、もう怪しい奴は連れて来ていないよね?」

「あとから日本からヴォルザードに来て滞在している人は、外務省の三人だけだから大丈夫だとは思うけど、警戒だけは強めておくよ」


 マノンの不安は当然ですし、僕自身、疑心暗鬼になりかけています。

 一応、三浦さん達と会う時にも、フレッド達に影から護衛してもらいましょう。


「リーチェ、クラウスさんは何か言ってた?」

「とにかく体調を戻すのに専念するように伝えてくれと言われてます」

「心配かけてすみません、体調が良くなったら報告に行きますって伝えておいて」

「分かりました。ですが、私が代わりに報告しますので、急がなくても良いですからね」

「うん、分かった」


 軽く食事をしたせいか、それとも血が足りないせいなのか、眠気が襲ってきたので、下宿に戻って休む事にしました。

 裏口から声を掛けると、開店前の忙しい時間なのに、アマンダさんが血相を変えて出てきました。


「ケント、襲われたって聞いたけど、大丈夫なのかい?」

「はい、見ての通り、傷は治りましたけど、少し出血が多かったので本調子ではないです」

「食事は? ちゃんと食べられたのかい?」

「はい。さっき、守備隊の食堂で軽く食べてきました」

「そうかい、でも顔色が良くないから、部屋に戻って休みな」

「そのつもりです。起きて来ないようだったら、夕食の時に起こしてもらえますか?」

「分かったよ。今日は、消化が良くて栄養の付くものを用意してあげるから、ゆっくり休んでおいで」

「ありがとうございます」


 階段を上がって、自分の部屋に入ると、もう着替えるのも億劫で、そのままの格好でベッドに横になりました。


「マルト、ミルト、ムルト、暖めてくれる?」

「わふぅ、ご主人様、大丈夫」

「うちが、たっぷり暖めてあげる」

「うちも、うちも!」

『ケント様、我等も付いておりますから、安心してお休み下され』

『警護は万全……お任せを……』

『怪しい輩は、ネコの子一匹通しませんので、ご安心下さい』

「ネロも見張ってるから、大丈夫にゃ」

「みんな、ありがとう……よろしく、ね……」


 たぶん一人だったら、いくら体調が悪くても不安に押し潰されそうになって、眠れなかったと思いますが、みんなに見守られ、モフモフに挟まれてぬくぬくしてきたら、すぐに眠りが訪れました。

 そのままグッスリと眠り続け、メイサちゃんに揺り起こされるまで、夢も見ずに眠り続けました。


「ケント……ケント、夕食の用意出来たよ、ケント」

「んー……もう朝?」

「もう、なに言ってるの、夜だよ夜。晩御飯の時間だよ」

「えっ、あぁ、そうだった。起こしてって、お願いしたんだった」

「ケント、大丈夫? ここに運んでこようか?」

「大丈夫、起きるよ」


 ベッドから抜け出して頭を撫でると、メイサちゃんは抱き付いてきました。

 メイサちゃんにも一杯心配掛けてしまったようですね。


「心配掛けてゴメンね、メイサちゃん」

「うん、心配した……でも、ちゃんと帰って来たからいい……」

「ありがとう、じゃあ、夕御飯にしようか?」

「うん!」


 夕食は、お肉がトロトロになるまで煮込んだシチューと、ナンみたいなパンとサラダでした。

 メリーヌさんにも心配掛けたお詫びをして、ようやくいつもの食卓に戻った感じですが、食欲までは戻っておらず、ようやく詰め込んだという感じです。


「それにしても、ケントが元居た世界から連れて来た奴に襲われるなんて、一体全体どうなってるんだい?」

「個人的な恨みとかではなくて、背後で別の国が糸を引いていた可能性が高いみたいです」

「別の国って、ケントの居た国は戦争してるのかい?」

「いえ、平和ボケなんて言葉があるぐらい平和なんですけど、どうやらそれは表面的なものだったみたいで、裏では色々あるみたいですね」

「みたいです……なんて、他人事のように言ってるけど、襲われたのはケントなんだよ」

「そうなんですけど、自分がそういう暗闘に巻き込まれているって感じがしなくって、どうもピンと来ないんですよね」

「はぁ……まぁ、突然の事で理解が追いついていないんだろうけど、とにかく、これからは十分に気を付けるんだよ」

「はい、これまで以上に、眷族のみんなにも気を付けてもらうようにするので、心配しないで下さい」


 なんて言っても、はいそうですかと安心してもらえるはずもなく、アマンダさんもメイサちゃんも、メリーヌさんも心配そうな表情のままです。

 それを察したのか、アマンダさんが話題を変えてくれました。


「そう言えば、街の西側の森が突然無くなったって、騒ぎになってたけど、あれはケントの仕業なのかい?」

「うぇ、えーっと……そうです」

「なんだい、街の拡張工事まで請け負うようになったのかい?」

「と言うか、眷族のみんなも一緒に寛げるような家を建てようかと思って……」

「なるほど……あんたの場合は、三人も嫁さんを貰うのだし、家は必要だね」

「はい、まだ先の話になると思いますが、みんなで住める家の準備を始めました」


 マイホーム建設計画を話すと、アマンダさんとメリーヌさんは納得してくれましたが、メイサちゃんは口を尖がらせて不満そうです。


「ケント、うちから居なくなっちゃうの?」

「えっ、うん、でも今すぐって話じゃないからね」

「でも、出て行っちゃうんでしょ?」

「そう、だね。でも、近くだから、いつでも遊びに来られるから」

「モフモフも居なくなっちゃうんでしょ?」

「うん、でもそうだね。ここの警備をする担当を置くようにするよ」

「ホントに? ホントにホント?」

「うん、ホントにホント、ここは、ヴォルザードの実家みたいなものだから、離れたとしても心配だからね」

「でも、ケントは居なくなっちゃうんでしょ?」

「まぁ、そうだね。でも、ちょくちょく遊びには来るから」

「うーっ……ホントに?」

「ホント、ホント、約束する」

「じゃあ……しょうがないかな……」


 警備用のコボルトを置いて、ちょくちょく遊びにも来ると約束して、ようやくメイサちゃんも納得してくれました。


 夕食が済んだ後、ふと思い立って影収納からスマホを取り出して、電源を入れました。

 梶川さんから、僕の容態を心配するメールが入っていた他は、メッセージの類いは届いていませんでした。


 おそらく、僕の負担を減らすように配慮してくれているのでしょう。

 スマホを借りてから、殆ど使っていなかったのですが、ネットで日本の状況を見てみる事にしました。


 僕が高城さんに襲われた一件は、既にニュースとして伝わっていて、大きな騒ぎになっていました。

 高城さんの正体に関して、様々な推測が行われていて、その過程で家族の情報などもリークされていました。


 高城さんには、奥さんと娘が一人居るそうで、クラウスさんに見せていた写真は、やはり本物の娘さんの写真だったようです。


 高城さんの奥さんも、実は某国の工作員ではないのかとの憶測も広がっていて、SNSの写真などがバラ撒かれたり、同姓同名の方がとばっちり被害を受けていたりするようです。


 一番問題だと感じたのは、高城さんの娘さんの写真まで、ネット上で拡散している事でしょう。

 高城さんには殺されかけましたが、三歳になったばかりの娘さんには何の罪もありません。


 それなのに、自分達が騒いで楽しむためだけに、写真をバラ撒く行為には怒りを覚えます。

 生徒のケアの為に送り込んだカウンセラーが、ケアするはずの生徒に危害を加えた事で、日本政府の責任を問う声も大きくなっています。


 高城さんが、正体不明の人物である事は、既に知られているようで、そんな人物を選んだ選考過程に関わった人達も吊るし上げを食らっているようです。

 高城さんを推薦した人や、選考委員の中にも賄賂を手にした疑いがある人が居るようで、こちらもマスコミの標的にされ、釈明に追われているようです。


 そして、今回の一件の責任をカウンセラーを派遣した厚生労働大臣の責任だと、野党が追及を強めているらしいです。


『ケント様、それは、何を見ていらっしゃるのですかな?』

「これは、僕が居た世界の情報が見られるツールなんだ」

『ほほう、居ながらにして遠方の情報が手に入るのですか? 何とも便利な道具ですな』

「まぁ、確かに便利なんだけど、だれでも情報を書き加える事が出来るので、中には不正確な情報も混じっているから、使用するには注意が必要ではあるけどね」

『なるほど、時にはデマも混じるという訳ですな』

「と言うか、半分以上はデマだと思うぐらいじゃないと、情報に振り回されちゃうね」


 憶測、推論、妄想、何でもありのネット情報なので、複数のメディアに掲載されているなど、裏付けが乏しいものは、話半分程度に思っている方が良いかもしれません。


 情報の中には、ヴォルザードに滞在している同級生だと名乗っている者も居ますが、どうも本物ばかりでは無いらしく、書き込みの中身もかなり怪しいものもあります。


 その一方で、本当に現場にいた人の書き込みは、妙に描写がリアルで、思わず襲撃された瞬間が頭をよぎり、鳥肌が立ちました。

 遠目に見ても、首がパックリと斬り裂かれ、噴出した血が飛び散り、酷い状態だったようです。


 高城さんの最期についても、両腕が斬り飛ばされ、こちらも大量の血が噴出したようで、服毒しなくても、手当てが遅れれば死亡していた可能性が高そうです。

 高城さんは、腕の無い状態で仁王立ちしていたそうですが、口からどす黒い血の塊を吐き出すと、仰向けにバッタリと倒れて痙攣を始めたようです。


 ラインハルトに確認しましたが、状況に間違いは無いそうで、やはり口の中に毒を仕込んでいたのでしょう。


『ケント様、あのタカシロの死体をアンデットとして眷族化し、組織などの裏情報を聞き出してみてはいかがです?』

「うーん……それは、やりたくないかな」

『ほう、どうしてでございますか』

「高城さんの遺体は、日本に運ばれた後で解剖されるんだ」

『解剖……ですか?』

「そう、死んだ原因とか、毒物の種類とかを特定するために、お腹を裂いて内臓の状態、内容物などを調べるんだ。今回は、事件の加害者であり、毒物で自殺しているし、本来の身元が分からない人だから、より詳細に解剖される気がする」

『死体を詳しく調べる訳ですな』

「そう、解剖された後は、一応縫合がなされて遺族の下に返されるという話だけど、調べるためとは言え、遺体を切られるのは遺族にとって苦痛だと思うんだよね」

『なるほど、ケント様は、解剖と同様の目的で、アンデッド化、眷族化をする事に抵抗を感じてらっしゃるのですな』

「それに僕にとって眷族は家族同然だから、話したくないから自殺したのに、それを眷族にして強制的に情報を取り出しました、情報さえ得られればもう必要ないから死体に戻って……みたいな事はしたくない。それは家族を切り捨てるような行為だから、例え事件の裏側が分からなくなってもやりたくない」

『ケント様が、そのようにお考えならば、思った通りになさればよろしいです』

「うん、明日には、何とか遺体の搬送を済ませてしまいたいから、あんまり眠たくはないけど、休む事にするよ」


 高城さんの娘さんの写真をネットから削除するように手配してほしいと、梶川さんにメールしてからスマホの電源を落としました。

 今夜は、僕がゆっくりと眠れるように、メイサちゃんは自分の部屋で眠るそうです。


 確かに、今日は枕代わりにされると、ちょっと苦しいかもしれないので、ちょっとホッとした反面、ちょっと寂しいと感じてしまいました。

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