第170話 久々の日本
グリフォン対策に追われていて、すっかりご無沙汰した感じの練馬駐屯地は、何となく気が抜けたような空気が漂っていました。
実際、ここって、僕が姿を現さないと、あんまりやる事が無さそうですもんね。
日本側の僕の秘書だと紹介された鈴木さんも、椅子に座ってボンヤリしています。
こういうの何て言うんでしたっけ、アンニュイ? やさぐれている? どっちでしょうね。
今や捜査本部と言うよりも、異世界対策本部と言った方がピッタリくる部屋では、多くの人がテレビ画面を眺めています。
目を向けてみると、もう誰かが画像を送ったらしく、討伐されたグリフォンの黒コゲになった死骸が映し出されていました。
高画質モードで撮影された画像を送信したものなのか、かなり鮮明に写っていて、その画像を使って怪しげな解説がされていました。
「この頭の部分ですが、御覧になっていただければお分かりになると思いますが、完全に鳥類の特徴を備えています。そしてこちら! 後肢の部分なんですが、お分かりになりますか? 前脚と較べていただけると良く分かるのですが、ネコ科やイヌ科の動物のような形になっているのですが……」
うん、確かにグリフォンは上半身が猛禽類で、下半身は獅子だからネコ科の形だけど……日本とか地球の常識で考えちゃ駄目なんじゃない。
テレビ画面に注目している人達を驚かさないように、少し離れた場所から声を掛けました。
「こんにちは、ご無沙汰してます……」
「おぉ国分君、久しぶりって感じだねぇ」
一番近くにいた須藤さんが、笑顔で出迎えてくれました。
はい、鈴木さんからは一番離れた場所を選んで出ましたよ。
「あのグリフォンは、国分君が倒したんだってねぇ」
「いえいえ、あんな黒コゲになっているのは、ヴォルザードの守備隊や冒険者の皆さんの一斉攻撃のせいですよ。僕がやったのは、動きを止めるところぐらいまでですね」
「そうなのかい。いや、報道では君が一人で倒した事になってるけど……」
「とんでもない。グリフォンを一人でなんて倒せませんよ。見て下さいよ、あの大きさ。怪獣サイズですからね」
テレビ画面に映し出されているグリフォンの写真には、守備隊の人が写り込んでいて、怪獣のような大きさが良く分かります。
「前脚で大人を一人ずつ鷲掴みにして、速度も落さずに飛び去って行くんですよ。身体には風属性の魔法を纏っているので、なかなか攻撃も通らないし、あれを一人で倒せる人がいたら、それこそ化物ですよ」
「あんなのが、日本に現れたら大騒ぎになるだろうねぇ」
「どうでしょう、日本には魔素が無いから、いずれ魔力切れを起こして風属性魔法の防御も崩れるでしょうから、大きさは脅威ですけど、自衛隊の装備ならば太刀打ち出来ると思いますよ」
「いやぁ、だとしても、それまでに甚大な被害が出そうだからね。国分君、あんなのは持ち込まないでくれたまえよ」
「グリフォンは、もう懲り懲りですよ」
その時になって気が付いたのですが、外務副大臣がヴォルザードを訪問してから六日程が経過して、また時差が一時間ほど開いています。
ヴォルザードを出たのは夕方前だったのに、日本はまだお昼過ぎです。
僕と須藤さんの話が途切れたタイミングで、梶川さんが話し掛けて来ました。
「やぁ国分君、貸してあるスマホを大いに活用してくれているようで、鈴木君も喜んでいるよ」
「すみません、ホントすみません。グリフォン対策で頭が一杯だったもので……そんなに虐めないで下さい」
「あははは、須藤さんとの話を聞いても、かなりの難敵だったというのは分かるし、仕方が無かったとは思うけど、一日一度ぐらいは連絡して欲しかったな」
そう言って笑う梶川さんの後ろから、刺さってくる鈴木さんの視線が痛いです。
「すみません。グリフォン対策が終わりましたんで、これからは大丈夫だと思います」
「国分君のおかげで、現地との連絡が出来るようにはなったけど、物品、人の往来は相変わらず国分君頼みだからね」
「あっ、そうだ。鉄筋を運ばないといけないんですよね」
「それと、生徒さん達に貸し出しするスマホを持って行ってくれるかな?」
「スマホの数とかは……」
「あぁ、それは現地の先生と連絡して、ちゃんと人数分あるから大丈夫だよ」
「分かりました、じゃあ、そっちを先に預かりますね」
対策室の中に置かれていたダンボール三箱を受け取って、影収納へと仕舞いました。
「いやぁ、何度見ても、それ便利だよねぇ」
「はい、僕は何処からでも出し入れ出来ますし、使ってるうちに容量が増えてるみたいで、かなり大きなものでも大丈夫ですよ」
「もしかして、鉄筋約10トンも入っちゃうの?」
「はい、500トンぐらいの岩の塊も入りましたから、大丈夫です」
「500トン……戦車とか戦闘ヘリとかも運べちゃいそうだね」
「えぇ、まぁ、運んで運べない事は無いかと思いますが……」
あれ、これは不味い事を喋っちゃったかな。
500トンの岩を入れておけると話したら、何となく周りの空気が変わったような気がしました。
「そうそう、国分君の魔法での移動って、以前に行った事のある場所ならば、どこでも行けちゃうんだよね?」
「はい、まぁ、行けますけど」
「それって、これから行く場所でも、一度行けば自由に行き来が出来るって事?」
「はぁ……まぁ、そうです」
「それと、日本から外務副大臣とかをヴォルザードに連れて行ったじゃない。あの移動を地球上でやるっていうのも可能なのかな?」
「えっと……何でですか?」
「あぁ、そんなに警戒しないで……って言っても無理だよね。ほら、最近は色んな国でテロとか起こっているじゃない。この先、どこかの国が急に内戦状態に突入して、日本人が現地に取り残される……なんて事が起こる可能性もあるよね。そうした時に、国分君の移動方が使えるならば、安全かつ迅速に邦人救出が行えるのじゃないかと思ったんだよ」
確かに、梶川さんの言う通り、魔力を持たない日本の人ならば、僕の魔力を少し付与するだけで影の世界に入れるようになるので、アメリカだろうと、ドイツだろうと、僕が行った事のある場所ならば、瞬時の移動が可能になります。
「なるほど……でも、僕は外国に行った事ありませんから、現状では無理ですよ」
「それは分かっているよ。ただ、日本政府としては、常に最善の方法を検討しないといけないから、あくまでも検討させてもらう程度だし、勿論無理強いするつもりは無いから心配しないくて大丈夫だよ」
「正直、僕の力が戦争とかに利用されるのは嫌ですが、困っている人を助けるためならば、出来る限りの協力はしますよ」
「ありがとう、そう言ってもらえると助かるよ。じゃあ、鉄筋を運んでもらっちゃおうか」
「はい、分かりました」
梶川さんに案内されて、鉄筋の置かれている倉庫へと向かったのですが、当然ながら鈴木さんも同行しました。
今日の鈴木さんは、パンツスーツをビシっと着こなしています。
「えっと……連絡しないで、すみませんでした」
「別に……お忙しかったそうですから、仕方ありませんよね」
「はぁ……すみません」
うわぁ……すんごい気まずいんですけど、なんで梶川さんはクスクス笑ってるんですかねぇ。
「くっくっくっ……鈴木君、そのぐらいにしてあげなよ。国分君だって色々と事情があるんだからさ」
「分かっています。別に怒ってなんかいませんから……」
いやいや、絶対怒ってますよね。めちゃめちゃ不機嫌じゃないですか。
案内された倉庫には、鉄筋がどっさりと積まれていました。
「この前と同じD10規格の鉄筋だから、1本が約3キロ、9・6トンなので、全部で3千2百本。100本単位で束ねてもらってあるから、32束になるね」
「なんだか、凄い量ですよね」
「最近は、大きなビルを建てる時は、部材を予め作った状態で搬入するから、余り大量な鉄筋は見かけなくなって来たけど、それでも大きな現場に行けば珍しい光景じゃないよ」
「そうなんですか……とりあえず、運んじゃいますね」
闇の盾を、なるべく鉄筋の近くに大きく出して、眷族の皆に運び込んでもらいます。
「じゃあ、みんな、運んでくれるかな」
上に積まれているものは、ザーエ達アンデッド・リザードマンが下ろし、下ろしたものをコボルト隊のみんながヒョイヒョイと運んでいきます。
てかさ、重さ300キロもあるのに、2匹で軽々運んでるんですけど……。
立ち会っている梶川さんと鈴木さんも、驚いた表情で見守っていますね。
山のように積まれていた鉄筋は、みるみるうちに高さを減らして、10分ほどで影の空間へと運び込まれました。
最初は驚いて見ていた梶川さんですが、途中からは真剣な表情で眷族達の働きぶりを見守っています。
やっぱり、先程話していた有事の際の資材運搬や邦人救出について考えているんでしょうね。
「王よ、終わりましたぞ」
「ありがとう、またヴォルザードで運んでもらう事になるから、よろしくね」
眷族のみんなは、リーゼンブルグ式の騎士の敬礼をしてから闇の盾へと潜って行きました。
「いやぁ、大したものだね。どうやったら、あれほどに魔物を調教できるんだい?」
「えっ、調教なんてしませんよ。眷族のみんなは僕の家族みたいなものですから、みんなが考えてやってくれてるんです」
「えっ、そうなの? いやぁ、それはそれで凄い事だよね。そうか、自分達の意思でやっているのか……と言う事は、色んな事態への判断も、ある程度は自分たちで行うって事かな?」
「そうですね。みんな考えてやってくれています」
基本的にはラインハルトが中心になって行動をしてくれていますし、魔力的なパスで繋がっているからか、僕の意思と掛け離れた行動をする事は殆どありません。
たまに、自分達の主として、こうあって欲しい……みたいな行動はしますけどね。
「ところで国分君、あのグリフォンの死骸って、どうなるのかな?」
「あれは、骨格標本みたいな形にして、学術都市に売り付けようとしているみたいです」
「なるほど、グリフォンは、向こうでも珍しい魔物なんだね」
「はい、姿を見せるのは数十年に一度だと言われてます」
「三田君の遺留物の話は、耳にしているかな?」
「はい、そういう話が上がっていると先生から聞きましたけど、攫われてから丸二日経過していますので、ちょっと難しいかと……あっ、でも解体の様子を撮影する許可は貰いましたよ」
領主であるクラウスさんと話し合い、解体の撮影許可は貰ったが、内容物の確認は難しい事情を話しました。
「なるほど、良く分かったよ。解体の様子を撮影する所までの尽力は行った……という線で、ネットの意見は誘導するようにしよう」
「えっ、ネット上の意見を誘導したりするんですか?」
「毎度毎度じゃないけどね。時には都合の悪い話には介入する場合もあるよ。と言っても、政府に都合の良いように話の流れを作るんじゃなくて、情報不足から誤った認識が広がるのを、正しい情報を流す事で抑える感じだね」
梶川さんの言い方では、政府に都合の悪い流れになっているって事ですよね。
「あの、こっちでは田山や三田の件は、どんな感じで受け止められているんですか?」
「そうだねぇ……二人とも、軽率な行動の結果として命を落しているので、その部分については批判する意見が多いね。ただ、二人とも基本的には日本に戻れないのが原因だから、帰還が進まない事への苛立ちみたいなものがあるし、異世界の風景や魔物を撮影しようとして残念な結果になっているので、撮影を助長するような風潮に対する批判があるんだよ」
やはり、現状では三人しか日本に戻って来ていない状況には批判が出ているんでしょうね。
僕にも、その原因の一端があるので、少々責任を感じてしまいます。
「すみません。グリフォン騒動も片付いたんで、少し帰還に本腰を入れるようにします」
「あぁ、批判があるのは国分君にじゃなくて、外務副大臣の一行が行き来したのが、帰還の遅れる原因になってるのではないかって話だから、気にしなくても大丈夫だよ。勿論、帰還を進めてくれるのに越した事は無いけどね」
「その帰還の遅れに付いての批判は分かったのですが、撮影を助長するっていうと、動画サイトのアクセス数を競うみたいな感じですか?」
「それもあるのだけど、三田君の場合は、日本に居る友人がグリフォンを見たい、撮影してくれ……みたいなメッセージを送っていたらしいんだ」
梶川さんは、少し渋い表情で答えました。
「えぇぇ……それじゃあ、そのリクエストに応えようとして、グリフォンに攫われたんですか?」
「そうなんだよ。それで、その撮影をリクエストしたって子が、ネット上で特定されちゃって……」
「うわぁ……炎上どころじゃないですよね」
「学校に行くどころか、家からも出られない状況だし、自宅は警備員を雇って警護している状態だね。田山君の一件があったばかりだし、何より世間の注目度が高い事案だからね」
僕の父さんも、週刊誌に叩かれた時には、新しい家族と暮らしていたマンションを引き払う事になったし、召喚に関わりがある話だと炎上の規模が大きくなるのでしょう。
「そう言えば、木沢さんって、どうしてます?」
「あぁ、あの子は上手く立ち回ったね。ここだけの話だけど、政府でも動きは見守っていてね。動画投稿サイトからの収入だけでも相当なものになるし、例の手記だけど、物凄い勢いで売れていて、海外でも販売されるらしいから、印税も相当な額になるんじゃない」
「売上を寄付するとかいう話もしてたような……」
「そうだね。木沢澄華基金なるものが設立されてね。そこから校舎崩壊の事故で怪我をされた方に見舞金、亡くなられた方のご遺族に弔慰金が支払われるそうだよ。ただ、彼女が稼いだ金額に較べれば、極々一部みたいだけどね」
「はぁ……それじゃあ、木沢さんは勝ち逃げみたいな感じですかね」
「そうだね。異世界との通信が確立されたので、彼女への注目度も下がってきているから、このままフェードアウト出来れば勝ち逃げって感じだね。まぁ、彼女一人で描いたシナリオではないだろうし、ご両親が深く関わっているみたいだけどね」
それでも、もしかすると帰還が叶うかもしれないという不確定なレベルの段階で決断して、帰還する権利をもぎ取り、ここまでの成果を手にしたのですから、大したものだと言うしかないですね。
「二人目に帰還した久保さんは、どうしてますか?」
「彼女は木沢さんとは対照的に、全く表には出てこないね。一応自宅は警備しているし、まだマスコミが張り付いているみたいだけど、本人はネット経由の授業を受けていて、家からは一歩も出ていないよ」
「それもまた極端ですね」
「まぁ、その方がマスコミから忘れられるのには、丁度良いのかもしれないね」
「あの、小田先生は、どうですか?」
「小田さんにも、一時は批判が集中するような状態になったのだけどね。先生達も行動を制約される腕輪を付けられて、逆らえば命の危険がある状況だったと周知したので、批判は下火になっているよ。と言うか、批判の火種は船山氏なんだけどね」
船山の父親は、関口さんが亡くなった時にもマスコミの前で騒ぎ立てていましたが、田山が死亡し、三田が攫われてしまった事で、またしてもマスコミ相手に喚き散らしているそうです。
マスコミにしてみれば、行方の分からない生徒の父親ですし、あのキャラクターですからネタにしやすいんでしょうね。
「小田さんは色んな批判を受けても冷静さを失わずに対応していたし、何よりも小田さん自身が被害者でもあるからね。彼への批判は、被害者への批判となりかねないから、この先も露骨なものは無いんじゃないかな。まぁ、普通に教鞭を取るのは難しいだろうけどね」
実際、小田先生は戻って来た当日に家族と過ごした以外は、あちこちへ引っ張りだされて説明に追われる状況が続いているようです。
小田先生は、関係機関への事情聴取にも協力しているようですし、生徒全員の帰還が終わるまで全面的な協力と続けるつもりのようです。
「梶川さん、その生徒の帰還なんですけど、僕以外にも鷹山秀一はヴォルザードに残ると思うんですが、その国籍とかはどうなるんですかね?」
「うーん……国籍かぁ……正直に言って、どういう扱いになるのか僕にも分からないなぁ」
「それは、ヴォルザードの市民としては認められないって事ですか?」
「うーん……国籍の選択は自由というのが原則なんだけど、それには外国籍の取得というのが前提になるんだよ。でないと国籍を持たない人になっちゃうからね」
「なるほど、じゃあヴォルザードの……いや、ランズヘルト共和国の国籍を取得すれば、日本国籍じゃなくなる事も可能なんですね?」
「いや、まずそのランズヘルト共和国を日本が独立国家として認めないと駄目なんだけど……地球以外の国を国家として認めた前例が無いからね。向こうの国籍を取りました、日本の国籍はいりません……とはいかないだろうね」
「それじゃあ、僕はこのままずっと日本国籍のままって事になるんですか?」
「現状ではそうだね。だから、国分君は日本の法律にも縛られた状態だからね」
「えっ、そうなんですか? じゃあ、まだお酒もタバコも駄目で、結婚も出来ない?」
「そうだね。勿論、二人以上の女性と結婚したら、重婚の罪に問われちゃうね」
「えぇぇ……そんなぁ、不味いですよ。リーゼンブルグのゴタゴタが片付いたら、セラフィマが輿入れして来るって言ってるのに……」
グリフォン騒ぎのせいでリーゼンブルグの王城の状況が分からなくなってますが、元第一王子派と元第二王子派は、カミラのもとに結集する事が決まりましたから、アーブル・カルヴァインの出方次第ですが、あっさり解決する可能性だってあります。
バルシャニアの皇女が来るのに、結婚しないという状況は、少々不味い気がしますし、セラフィマと結婚するならば、他の三人とも結婚しないと、今度はクラウスさんが黙っていないでしょう。
「なんとか、ランズヘルト共和国の国家承認って、早くなりませんかね?」
「うーん……政府の中の人間が言っちゃ駄目なんだろうけど、お役所仕事っていうのは、そう簡単に進まないもんなんだよ。ましてや前例が無い事だから……期待は出来ないね」
「ですよねぇ……」
てか、僕が困っているのに、鈴木さんはどうして楽しそうなんですかね。
「まぁ、その話を早く進めたいならば、外務省の三浦さん達に協力してもらうしかないんじゃないかな」
「そうか、三浦さん達の仕事が進めば、国家間の交流も緊密になって、承認が早まるかもしれないんですね」
「まぁ、そうだけど、そう簡単には行かないと思っておいた方が良いよ」
梶川さんが言うには、例え日本が承認の方向で動こうとしても、同盟国や周辺国からクレームが付く可能性もあるそうです。
考え方によっては、日本が巨大な国土を持つ国になる可能性だってありますし、それこそ地下資源の利権に付いても、独り占めは許さない……みたいな話が持ち込まれる可能性もあります。
と言うか、セラフィマを受け入れるには、家も探さないと……いや、建てないと駄目でしょうね。
あれ、土地って、どうしたら良いのでしょうかね。
同級生の帰還は進めないといけないし、マイホームの件、リーゼンブルグのゴタゴタ……グリフォンを退治しても、なんだか全然のんびり出来そうもないんですけど。
とりあえず、受け取った鉄筋をギルドの倉庫に持ち込みましょうかね。
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