第151話 ゴーレム
ヴォルザードに戻った後、ビデオカメラを渡して、使い方を教えるためにバステンの所へと移動しました。
バステンは、アーブル・カルヴァイン辺境伯爵の軍勢と共に移動を続けていて、現在は王都アルダロスの近くまで進んで来ていました。
街道の木々の間から、王城の高い塔が遠くに見え隠れしています。
塔の上から王都を眺めた時には、広いと感じたのですが、少し離れてしまえば鬱蒼とした森であったり、田園風景が広がっていて、やはり東京とは違うと感じてしまいますね。
『ケント様、一行は今日中には、王都の屋敷へと到着する予定で、アーブルと取り巻きの数名は屋敷へ、軍勢は王都の外に駐留するはずです』
「早馬も今日中には王都に着くはずだから、アーブルの下にも知らせが届くよね?」
『はい、あれだけの計画を立てる男ですから、独自の情報網は持っているはずです』
「じゃあ早速だけど、持って来たビデオを使って、動かぬ証拠を押さえてくれるかな」
『了解です……と言いたい所ですが、私に上手く扱えますか……』
バステンと呼び出したフレッドに、ビデオカメラの説明をしたのですが、何しろテレビもビデオも無い世界で生きた脳筋系の騎士様なので、使い方を覚えてもらうのには少々手こずりました。
液晶、センサー、動画などの単語も存在していないので、こう呼んでいる、こういう物から説明したのですが、結局は、これ押して動かして、これで押して止めるみたいな説明になってしまいました。
それでも、どうにかバッテリーの残量とか、充電の仕方とか、メモリーカードの交換とかは覚えてもらえました。
スケルトンがビデオカメラから、小さなメモリーカードを抜き出している姿は、なかなかシュールなものがありますよ。
説明をしている途中で、ヴォルザードにシーリアが到着したという知らせを受けたのですが、あちらは守備隊の方にも頼んであるので、後回しにさせてもらいました。
時間を見つけてバステン達と同様に、コボルト隊のみんなにも使い方を教えておけば、眷属がハイテク諜報部隊へと進化しそうですね。
「じゃあ、僕はヴォルザードに戻るから、バステンはアーブルの監視、フレッドは第一王子派の監視をお願いね」
『お任せ下さい、ケント様』
『ばっちり……任せて……』
さぞかし鷹山がはしゃいでいるだろうと思いながら、ニヤニヤしながらヴォルザードの城門へと行ってみると、夜叉が待ち構えていました。
おぅ、フジヤーマ、テンプーラ、ヤシャガール……なんてふざけてる場合じゃないです。背中に冷たい汗が伝って落ちていきます。
「おかえりなさい、健人。ゆっくりとお話ししましょうか」
「そうだね。僕も色々と聞きたいな」
「唯香……マノンも……どうして?」
「母から、ケント様のご友人の大切な方が、ヴォルザードにいらっしゃると聞いておりましたので、こちらでお待ちしていれば良いと、お二人に連絡いたしましたの」
「リーチェ……」
秘書としての連絡能力を、こんなに早く発揮しなくたって良かったのに……。
ちなみに、鷹山はシーリアと会った途端に大泣きして、フローチェさんに慰められていたそうです。
三人は、そのまま鷹山が借りたという家に向かったそうですが、ちゃんと住めるようになっているのか確認しておいた方が良かったですかね。
とは言え、今の僕には鷹山の心配なんかしている暇はございません。
いつもならば、右腕に腕を絡めてくる委員長は、くいっと顎でついて来るように合図すると、スタスタと自分の部屋へと歩き始めました。
マノンもジト目で見詰めていましたが、委員長と一緒に行ってしまいます。
「さぁケント様、まいりましょう!」
「うーっ……なんでリーチェは、そんなに楽しそうなのかなぁ……」
「私も、完全に納得した訳じゃありませんからねぇ……」
一応、腕を組んでいますけど、楽しいデートという感じではなく、連行と呼んだ方が良い状況ですよね。
委員長の部屋に着いた僕は、当然のように正座です。
ベッドや椅子に腰を下ろして、腕組みをした三人から見下ろされています。
正面に委員長、右にマノン、左にベアトリーチェ、三方から囲まれて、表情から顔色まで注視されちゃってますから、言い逃れなんて出来ませんよね。
どうしてセラフィマから結婚を申し込まれたのか、どうして断らなかったのか、どんな容姿の女の子なのか……等々、根掘り葉掘り尋ねられ、白状させられました。
「申し訳ございませんでした」
全て洗いざらい白状し終えたところで、姿勢を改めて頭を下げました。
うん、自分でも惚れ惚れするような土下座っぷりですね。
「はぁ……健人は、謝れば私達が許すと思ってるんでしょう?」
うっ、読まれちゃってますか……
「事情があるのは分かるけど……やっぱり駄目だよ」
うん、マノンちゃんの気持ちは、ちょっとだけ分かるよ。
「私は負けるつもりなどございませんけど、やはりライバルは少ない方が良いですよね」
「いや、僕としてはライバルじゃなくて、みんな仲良く……」
「そんなに簡単に割り切れないよ。もし私が八木君とデートしたら、健人はどう思う?」
「駄目駄目、そんなの絶対に駄目、ガセメガネなんて以ての外だよ」
「じゃあ、僕がギリクさんと、その、浮気したら……」
「駄目駄目、あんな犬っころとなんて許さないよ」
「ほら健人だって、そう思うでしょう。少しは私達の気持ちも考えてよ」
「そうだよ、ユイカの言う通りだよ」
「私は、ケント様のお好きなように……」
「ベアトリーチェ……」
「じょ、冗談ですよ、ユイカさん」
うん、なんだか委員長にラスボスの風格が備わってきているように思えるのは、僕の気のせいでしょうかね。
「あの……どうすれば……」
「ふぅ……罰として、健人は明日一日、私達と一緒に過ごす事。日本にも、リーゼンブルグにも、バルシャニアにも行くのは禁止!」
「いや、でも明日は八木達に今後の事を相談したいって言われていて……」
「私達が一緒でも相談は出来るでしょ?」
「ま、まぁ、それはそうなんだけど……」
非リアの集団の相談に、ハーレム状態で出掛けて行くのはどうなんでしょうね。
「それとも、また私達に内緒で女の子と……」
「とんでもない! ホントに明日は相談を受けるだけだから、一緒に来て下さい。お願いします」
「分かれば宜しい……」
委員長は、組んでいた腕を解くと、床に正座している僕と目線を合わせるようにしゃがみ込みました。
「健人……」
「はい……?」
「カミラは駄目だからね」
「ひぐぅ!」
「駄目だからね……」
「はい……」
話せません。今カミラの事まで話したら、確実に命の火が消えます。
『ぶははは、前途多難ですなぁ、ケント様』
『もう、笑い事じゃないからね……』
結局、明日の朝食を一緒に食べる事から始まり、夕食を共にして、全員を送り届けるまで一緒に過ごす事で、どうにかお許しをいただきました。
うーっ……セラフィマは、僕がこんなに苦労しているなんて思いもしないんでしょうねぇ。
委員長のお説教から、ようやく解放されたので、影に潜ってからメールを確認すると、鈴木さんから外務副大臣の予定が送られて来ていました。
日本時間で、明後日の午前十時に練馬駐屯地から出立出来るように、準備を整えておいて欲しいとの事でした。
ヴォルザードでは、お昼ぐらいになってしまいますし、体調面を考慮して、帰還を伸ばして欲しいと小田先生に伝えて、こちらは了承してもらいました。
ベアトリーチェにも日程を伝えて、クラウスさんにも連絡してもらいます。
ようやく本日の予定は、全部消化出来たはずです。
アーブル・カルヴァインや、第一王子派の動きも気になりますが、バステンとフレッドに任せてしまいます。
下宿に戻って、晩御飯を食べたら、ちょっとやりたい事があるんですよね。
また悪さをしに行くのかと、膨れっ面するメイサちゃんを宥めて、魔の森の訓練場へと移動しました。
『ケント様、休まれた方が宜しいのではありませんか?』
「うん、ちょっとだけ、ゴーレムを作ってみようかと」
『ほう、例の連絡をするためのものですかな?』
「それもあるけど、ゴーレム自体に興味があるんだ」
ゴーレムというと、僕の中では魔術で動くロボットみたいな印象があって、出来るものなら巨大ロボみたいのも作ってみたいんだよね。
ラインハルトの話では、ゴーレムは魔石を核とした土人形のようなもので、凄腕の土属性の魔術士は、複数のゴーレムを操るそうです。
影収納にゴロゴロしているゴブリンの上位種の魔石を核に使って、早速ゴーレムを作ってみます。
と言っても、作り方とか全く分からないので、魔石を置いた地面の近くに両手を付けて、イメージしながら声高らかに唱えました。
「ゴーレム・クリエイト!」
うんうん、技名を叫んで魔術を使うって、何か良いよねぇ……
魔石を包み込むようにして、四角い頭、胴体、手足を持つ土人形が出来上がりました。
『おぉ、さすがはケント様、これほどスムーズにゴーレムを作られますか』
「普通は、どうやってやるものなの?」
『ワシも詳しくは知りませんが、長々とした詠唱をしなければゴーレムにはならないと聞いた事がありますぞ』
「うーん……実物を見てないから、良く分からないね」
出来上がったゴーレムとは、眷属のみんなと同じように魔力のパスが繋がっているように感じます。
そのパスを通じて指令を出すと、ゆっくりとゴーレムは歩き始めました。
ですが、歩かせてみて、すぐに問題点に気付かされてしまいました。
簡単に言うと、動きが悪すぎるのです。
『ほほう、さすがはケント様、なかなかの出来栄えに見えますぞ』
「いやいや、全然駄目だよ。動きが悪すぎるよ」
『ですが、ゴーレムの動きとしては、問題無いように見えますぞ』
「いや、こんなにぎこちない動きじゃ駄目だよ」
ゴーレムの動きが悪い原因は、関節が無いからです。
土人形の手足の部分を、グニャグニャと無理やり曲げて動かしているので、スムーズさの欠片もありません。
もう一つ、関節無しのゴーレムには、ボディーの強度不足という欠点があります。
ボディーを固くしてしまうと、手足を曲げるのが困難になって、まともに動けなくなってしまいます。
かと言って、グニャグニャボディーでは頼りないですし、使う用途が限られてしまいそうです。
パスを通じて指令を出すと、ゴーレムは土へと還りました。
「うーん……フィギュアみたいに球体関節を作れば上手く動くのかなぁ……」
球体関節を持つゴーレムを作ろうとしたのですが、これが上手くいきません。
構造が複雑になるので、一度の工程では作れないのです。
仕方がないので、手や足、首といったパーツは別に作って、魔石を入れて作ったゴーレムの胴体に取り付けたのですが、今度はパスが手足に繋がらず、動かせません。
手足にパスを通すには、繋がった状態で一度に作らないと駄目みたいですし、一度に作ろうとすると関節の構造を作るのが難し過ぎます。
滑らかな動きのゴーレムを作りたいのですが、いきなり壁にぶち当たってしまいました。
「うーん……思ったようにはいかないなぁ……」
『ケント様が思い描くようなゴーレムが作れたなら、これまでのゴーレム数体分の役割を果たすのではありませんか?』
「数体分かぁ……あれっ、数体分?」
『いかがいたしました、ケント様?』
「そうか……数体分か……」
頭、胴体、腕、二の腕、上肢、下肢、合計十個のパーツに分けて、球体関節を付け、それぞれに魔石を仕込んでみました。
言うなれば、十体のゴーレムを合体させて一体のゴーレムにしようという作戦です。
これならば上手く動くだろうと思ったのですが、残念ながら失敗でした。
パーツそれぞれに指令を出さないと動かないので、ギクシャクしてバランスが取れずに倒れてしまいます。
普段、僕らは歩く時に、いちいち手をどう動かし、どのタイミングで腿を上げ、足を振りながら伸ばし……などと考えながら動いていません。
一体化したゴーレムの場合には、こんな感じで動くという漠然としたイメージで動かせていたものが、パーツに分かれてしまったために、操作が複雑になってしまった感じです。
「うーん……いい考えだと思ったんだけどなぁ……」
『ケント様、これはゴーレムの集合体なのですな?』
「うん、そうなんだけど……上手く動かせないんだよねぇ……」
『先程ケント様は、ゴーレムは人工の魔物のようなものだと言っておられましたな』
「うん、ゴーレムは人工の魔物であり、僕が作った土属性の眷族って感じだよ」
『でしたらば、どれか一つを上位種として、他のゴーレムを統率させたらいかがです?』
「なるほど! それだよ、ラインハルト」
早速頭の部分に少し大きめの魔石を入れて、他のゴーレムを統率する役割を果たすようにイメージしながら作り上げました。
新たに作った頭の部分に、自分が歩く時のイメージ送ると、一体型のゴーレムとは比べ物にならないスムーズな動きで歩き始めました。
『おぉぉ……これは、まるで人間が中に入っているかのようですぞ』
「うん、まだ関節の数が少ないから完璧な動きとは言い難いけど、これならばスムーズに動くゴーレムも作れそうだね」
この後、最初に統率する上位となるパーツを作り、腕などのパーツは最初から上位パーツにパスを繋ぐようにすれば、僕に繋ぐパスは一本で済む事も分かりました。
これならば、魔導アンドロイドみたいな精巧なゴーレムも作れそうです。
『ところでケント様、例の連絡のための機能は付けなくても宜しいのですかな?』
「あっ、そうだよ。動かすのが楽しくて、すっかり忘れてたよ」
『闇の盾を維持させるとなると、ゴーレムに闇属性を与えないといけないと思いますが、そのような話は聞いた事がありませんぞ』
「うん、でも、リザードマンも、コボルトも、ストームキャットも、元は違う属性の魔物だよね。だったら、ゴーレムにだって闇属性を与える事は出来るんじゃない?」
『なるほど、そう言われてみると出来そうに感じますな』
と言う訳で、球体関節の試作品ゴーレムを使って、そこに闇属性を与えようとしたのですが、どうも上手くいきません。
みんなを眷族にした時と同じく、闇属性のパスを繋ごうとするのですが、上手く繋がってくれないんですよね。
「うーん……良いアイデアだと思ったんだけどなぁ……」
『やはり、二つの属性を与えるのは難しいのではありませぬか?』
「二つの属性を与えるのが無理ならば、一つだけにすれば良いのかな?」
そう言えば、通信用のゴーレムを思い付いた時には、据え置き型で、闇の盾の維持に特化したゴーレムにしようと思っていました。
「こんな複雑なゴーレムじゃ無い方が良いのかなぁ……」
球体関節の試作品ゴーレムは、統率役のゴーレムにパーツゴーレムが繋がっている状態なので、違う属性を付与するには全部のゴーレムにも新たな属性を与える必要がありそうです。
そこで、当初の予定通りの通信専用のゴーレムを作る事にしました。
据え置き型なので、何かの彫像と考えて、イースター島のモアイ像を模した形にしてみました。
『ケント様、この形には何か意味があるのですかな?』
「これは、僕らの世界で、どうやって作ったのか、誰が作ったのかとか謎の多い彫像として有名なものを模してるんだ」
『なるほど、ワシから見ると、ケント様の魔術も謎だらけですな』
自分では動けない変り種のゴーレムに、闇属性を付与しようとしたのですが、これがまた上手くいきません。
構造は、これ以上無いぐらい単純なのに、どうしてでしょうね。
これでは日本とヴォルザードの通信を確保するには、僕が魔術を使い続けるしかなくなってしまいます。
『ケント様、ザーエ達を眷族にした時と同じ手順にしてみたらどうです?』
「同じ手順?」
『はい、一度命を断ってしまうという事ですな』
確かに、ラインハルトの言う通り、みんなと眷族にした時は、一度命を奪ってから眷族にしています。
「でも、ゴーレムは元々生きている訳じゃ……そうか、土属性のパスを切れば良いのかな?」
据え置き型のゴーレムに繋いでいたパスを切ると、魔石が入ったモアイ像になりました。
この状態で、みんなを眷族にした時のように、闇属性のパスを繋ぐように意識すると、ぐぅっと魔力が引っ張られる感じがしてパスが通じました。
そして、闇属性のパスを通して、闇の盾を開くように命じると、モアイ像の前に闇の盾が展開いたしました。
「よし! これなら大丈夫。あとは、どの程度の魔石が持つかだね」
『素晴らしい! さすがはケント様、これは同様の方法で、火属性を持つゴーレムとかも作れるようになるのですかな?』
「どうなんだろうね。試してみようか」
なるべく単純な形の方が良いだろうと思い、大砲のような形のゴーレムを作り、一旦パスを切り、改めて火属性のパスが繋がるように意識してみました。
「うーん……駄目みたいだね。火属性を意識するとパスは繋がらないや」
『なるほど、眷族化出来るのは闇属性だからなんでしょうな。言うなれば、ゴーレムのアンデッド化のようなものでしょうな』
「火属性でも眷族化出来るならば、砲台を並べて攻撃……なんて事も出来るかと思っていたから、ちょっと残念だな」
『ですが、目的のゴーレムは出来ましたから、良かったではありませんか』
「そうだね。でも、ゴーレムで闇の盾を維持出来るのなら、無線じゃなくて有線の方が良いのかなぁ……」
闇の盾を維持出来るならば、日本からケーブルを引いて基地局を設置した方が、通信が安定しそうな気がします。
ただ、闇の盾を消した場合に、間を通っていたケーブルがどうなるのかが不安なので、ちょっと試してみました。
『ケント様、どうかされましたか?』
「うん、ちょっとね……今更だけど、間に挟まった状態で闇の盾が消えるとどうなるのかと思って……」
訓練場の端に落ちていた、バットぐらいの太さの枝を突っ込んだ状態で、闇の盾を消してみました。
「うわっ! 何これ、スッパリだよ!」
闇の盾を消すと、太い枝はスッパリと盾のあった場所で切断されて、残りの部分は影の空間に転がっていました。
『ほほう……ケント様、これは武器としても活用出来るのではありませんか?』
「そうだね。ちょっと他の物でも試してみよう」
今度はナイフで試してみましたが、何の手応えも無しに、ナイフの刃はポロリと切断されて落ちました。
「うわっ……これは、ちょっとマズいね……」
闇の盾を通れるのは、物体の他は、僕と僕の魔力を付与した人、それと僕の眷族だけですが、タイミングを誤ると輪切りになってしまいかねませんので、気を付けないと駄目ですね。
ですが、相手に武器を突っ込ませた状態で消せば、武器を破壊する事が出来そうです。
日本からケーブルを引くという方法は、盾が消えた時の事を考えると、控えた方が良さそうです。
通信用のゴーレムは、対となる二体を作り、実際の接続は周りの意見を聞いてからという事にして、今夜は下宿に戻る事にしました。
明日は、委員長達とのデートですから、帰って休みましょう。
はい、デートですよ、デート、誰が何と言おうともデートです。
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