第148話 ケント捕まる

 宮殿へと戻ったコンスタンは、僕を奥まった一室へと招き入れました。

 ここは、僕が初めてバルシャニアを訪れた時に、皇族一家が集まっていた部屋です。


 大きなテーブルを挟んで、コンスタントと僕が向かい合って座り、セラフィマはコンスタンの隣に控えています。

 給仕さんが淹れてくれたのは、濃厚なミルクティーでした。


 ただのミルクティーではなく、バターも加えられているようで、トロリとした舌触りがします。

 どっしりとした味わいでありながら、鼻腔には芳醇な茶葉の香りが抜けていきました。


 たぶん、高級な茶葉を惜しみなく使っているのでしょう。

 お茶好きのドノバンさんに話したら、どんな顔をするでしょうかね。


「さて、ケント・コクブよ。貴様が異世界人だという話を、もう少し詳しく聞かせてもらおうか?」

「はい、僕はカミラ・リーゼンブルグが兵士を確保するために行った召喚術により、学校の同級生約二百名、先生七名と共に異世界・日本から召喚されました」


 カミラが召喚術を行った経緯から、一人だけヴォルザードに辿り着き、居場所を得て、同級生たちを救出するまでのあらまし、今は日本との往来も可能となっている状況を話しました。


 コンスタンは、僕の話が終わるまで時折頷く他は、一度も口を挟まずに聞き役に徹していました。


「なるほど……カミラ・リーゼンブルグは、見込みの甘さから危機的な状況を招きながらも、結果的には当初の目的を達成した……いや、目論み以上のものを手にしつつある訳だな」

「えっ……そうか、そうなりますね」


 コンスタンに言われるまでは、カミラは召喚に失敗したと思い込んでいました。

 カミラの当初の目標は、砂漠化の進行によって土地を失い、路頭に迷った民を救うために魔の森を開拓する事でした。


 そのために召喚した兵力には全て逃げられてしまいましたが、その気になれば魔の森の開拓も可能な戦力、僕と眷族を味方につけていますし、国の実権を握るという想定もしていなかった事も成し遂げようとしています。


 僕に忠誠を誓い、跪くという屈辱的な状況にはなりましたが、実利だけを考えるならば召喚は大成功だったと言って良いでしょう。

 僕の拙い話を聞いただけで、その状況を的確に認識するコンスタンは、やはり一角の人物と言わざるを得ません。


「貴様という人物とヴォルザード、リーゼンブルグの関係は大体理解出来た。次は貴様の居た世界について話してもらおう。端的にバルシャニアと較べて、どの程度進んだ技術があるのだ?」

「そうですねぇ……単純な比較は難しいのですが、機械などの文明だけならば、二百年以上は進んでいると思います」

「二百年だと? 何か根拠があるのか?」

「僕らの世界には、魔術が存在していないので、文明の成り立ちが異なりますから断言は出来ませんが、こちらの世界の状況は僕らの世界の二百年ぐらい前と同じような状況だと思われます」

「魔術が存在しないだと?」

「はい、魔素自体が存在していないようです」

「信じられんな……」

「魔術が使えない分、機械文明の進化が進んだのかと……」


 高層ビルや鉄道網、飛行機、自動車、月にまで人を送り込んだ国があると話すと、コンスタンは判断に迷ったのか、チラリとセラフィマに視線を送りました。

 そのセラフィマはと言えば、目を輝かせて僕の話に聞き入っていて、それを見たコンスタンは途端に機嫌を悪くしました。


「ふん、口では何とでも言えるが、それが事実だとどうやって証明する?」

「証明ですか……実際に見てもらうのが一番なのでしょうが、こちらから日本に行くには、影の世界を通り抜けていくしかないのですが、それには属性を無くしていただいて、僕の魔力を付与する必要があります」


 日本に行くための条件を話すと、セラフィマは本当に残念そうな表情を浮かべました。


「では、証明する手立ては無いと言うのか?」

「いいえ、日本はこちらの世界で資源開発に乗り出すつもりでいますので、空を飛ぶ機械などをお目に掛ける事は、いずれ可能になると思います」

「資源開発だと? それはヴォルザードで行うのか?」

「現状で、一番友好的な関係を築けているのはヴォルザードですので、最初の拠点を築くのもヴォルザードになるでしょうね」

「資源とは、何を指している? 鉄か? それとも銅か?」

「日本が求めているのは、主に希少金属と石油資源ですね」


 日本政府の思惑、そして空からの資源調査法などを話すと、コンスタンは腕組みをして考え込みました。


「その、空からの資源調査とやらを行えば、バルシャニアにも鉄の鉱脈が見付かる可能性はあるのか?」

「僕は資源調査の専門家ではありませんので、ハッキリした事は言えませんが、可能性はゼロでは無いはずです。それに、調査に協力をしていただけるならば、更なる鉄の融通も可能になるかと……」

「その計画は、リーゼンブルグでも進めるつもりか?」

「はい、僕らが召喚された時に、事故が発生して多くの人命が失われました。その賠償を進める意味でもリーゼンブルグでの資源開発を行いたいのですが、ご存知の通り国の内情が安定していません。計画を進めるにしても、カミラ・リーゼンブルグを中心とする者達が国の実権を握ってからでしょうね」


 コンスタンは、腕組みをしたまま目を閉じて、熟考し始めました。


「父上……」


 溺愛するセラフィマが呼び掛けても、ジッと考えを巡らせて続けています。

 やがて考えが纏まったのか、ゆっくりと目を開くと、姿勢を改めました。


「ケント・コクブよ。まずは、これまでの非礼を詫びよう。許されよ」


 コンスタンは深く頭を下げてみせました。


「いえ、こちらも何の前触れも無しにお邪魔しましたので……」

「それと、思ってもいなかった純度の高い鉄を融通してくれた事に感謝する」


 コンスタンは、もう一度頭を下げてみせました。

 隣で、セラフィマも一緒に頭を下げています。


「約束した通り、この度のリーゼンブルグへの出兵は取り止める」

「ありがとうございます」

「いや、礼には及ばん。あのまま出兵を行っていれば、我が軍も少なからぬ損害を被る事になっていただろうしな」


 バルシャニアの出兵計画は、第一王子派と第二王子派が潰し合いをして、戦力的に疲弊しているという前提に沿って立てられたものです。

 その潰し合いが行われず、リーゼンブルグの戦力が丸々残っている状況では、計画の前提条件が崩れてしまいます。


 相手が疲弊していなければ、当然バルシャニアにも大きな損害が出ていたでしょう。

 コンスタンが出兵を取り止めた事で、戦争の危機は回避されたと思ったのですが、それほど甘くはないようです。


「ただ、今回の出兵は見送るが、リーゼンブルグの国内事情や対外政策の改善が見られない場合には、再び兵を起こすかもしれぬぞ」

「全ては、リーゼンブルグ次第という事ですか?」

「そうだ。いくら間に砂漠があろうとも、攻め込めぬ訳ではないからな」


 グライスナー侯爵がバルシャニアに対して強い猜疑心を抱いていたのと同様に、バルシャニアもまたリーゼンブルグに対しては疑いの眼差しを向けているようです。


「どうしてそんなに戦をしたがるのですか?」

「何を言う、戦なんぞ無い方が良いに決まってるだろう。そうだとしても、向こうから攻められたら戦うしかないのだぞ」

「ですが、カミラが実権を握れば……」

「それは、何時実現するのだ? 万に一つの失敗は無いと言いきれるのか?」

「いえ、絶対とまでは言い切れませんが……」

「ならば備えを怠る訳にはいかんだろう。カミラ・リーゼンブルグが実権を握って、確実な友好関係を築くまでは、いつでも兵は動かせるように備えるのが皇帝の役目だ」


 確かに、国民の多くが平和ボケしていると言われる日本でも、防衛力として自衛隊が存在していますから、バルシャニアが兵を整える事は当然なのでしょう。


「ケント・コクブ。そなたとは、友好的な関係を築いていきたいと考えている」

「では、資源開発の話も……」

「残念だが、その話は出来ない」

「えっ……どうしてですか?」

「そもそも、そなたは何処の国に属する者なのだ?」

「えっ……僕は……」

「ヴォルザードに住み、リーゼンブルグの味方をし、ニホンなる国の話を持ち掛けて来るが、そなたは何処の国の、どんな役職に就いているのだ? 何の権限を持って話をするのだ?」

「ぼ、僕は……」


 頭からサーっと音を立てて血の気が引いていく思いです。


「どこの国に属するのかも分からぬ者とは、鉄の取り引き程度は出来ても、国の行く末を左右するような話をする訳にはいかぬ」

「ですが、資源開発の話は、バルシャニアにとっても悪い話では……」

「良い話か、悪い話かを論じているのではない。そなたの権限を問うておるのだ」


 コンスタンの口調は、激しい訳でも敵意を含んでいる訳でもなく、静かに教え諭すようなものです。

 それだけに、僕の胸に深く突き刺さりました。


「ケント・コクブよ。ワシが約定を交わせば、バルシャニアという国が総力を持って約定を果たす。ワシには皇帝として、それだけの権限がある。そなたには、どれほどの権限があるのだ? そなたと約定を交わせば、ニホンという国が総力上げてでも約定を果たしてくれるのか?」

「いえ……僕にはそれだけの権限はありません」

「これまでの行いを見るに、そなたは悪い人間ではないのだろう。いや、そうではないな。そなたは、良い人間であろうとしている。その志は悪くない。その歳で、皇帝であるワシと直談判して、他国の争いまで止めようと言うのだから大したものだ」


 コンスタンは賞賛の言葉を口にしましたが、それは、年齢の割には……という縛りが付けられていますし、口元に浮かぶ笑みには年長者の余裕が感じられました。


「だがな、そなたは国の未来を左右するような事柄を論ずるには、経験も、知識も、地位も、権限も、そして覚悟も足りない。今のそなたとでは、バルシャニアの未来を論ずる訳にはいかぬ」


 キッパリと言い切られたコンスタンの言葉に、返す言葉が見つかりませんでした。

 リーゼンブルグの内乱を鎮めるための中心的な役割を果たしていると、いい気になっていましたが、それもカミラやグライスナー侯爵が居て初めて成立する対策です。


 僕が一人でノコノコと出て行っても、誰も認めてくれないでしょう。

 同じように、眷族達の能力は認めてもらえても、国家規模のプロジェクトを共に行う相手としては認められないと言う訳です。


「それでは、日本の然るべき地位の人物が、資源開発の話を持ち込んで来た場合には、聞いていただけるのでしょうか?」

「無論、話は聞かせてもらおう。だが、受け入れるとは限らんぞ」

「どうしてですか? 資源調査を行えば鉄の鉱脈が見付かるかもしれませんし、僕の世界の採掘技術や精錬技術を使えば、効率よく純度の高い鉄が手に入るかもしれないんですよ」

「一番の懸念は、技術に格差があり過ぎる事だ。考えてもみろ、二百年の未来がいきなり訪れて、世の中が混乱せずに済むと思うか?」

「それは……混乱すると思います」


 突然、日本に二百年先の未来から未来人がやって来て、オーバーテクノロジーの数々を伝えて来たら、とんでもない騒ぎになるでしょう。

 資源開発が行われるとなれば、バルシャニアには調査用のヘリコプターや機材、採掘に必要な機材、重機、パソコンや通信機器も当然持ち込まれるでしょう。


 突如持ち込まれる未知の技術によって、一気に生活が豊かになるかもしれませんが、とんでもない歪みをもたらしてしまうかもしれません。


「バルシャニアは、元々は少数の部族が寄せ集まった国だ。四代前の皇帝が国を平定し、それからは一つの国として形の上では纏まっているが、騒乱の火種が完全に消えた訳ではない。山間部と平地では、ともすれば富の格差が生まれがちだ。部族の間に生じた格差を放置すれば、必ずや争いの火が点ることとなる」


 コンスタンは、冷めたお茶で喉を湿らせ、話を続けました。


「部族間の交流を増やし、一つの国に纏まる利を説き、産業を興し、共に栄える……そうしてバルシャニアは成り立ってきたのだ。確かに、そなたの国の技術は素晴らしいのだろう。ワシのような老いぼれには想像もつかぬ技術は、バルシャニアに莫大な富をもたらすかもしれぬ。だが、一部の者に富が集中するような事態となれば、歪みが生じ、争いの火種が燃え上がりかねん。そなたの国の申し出を受け入れるにしても、制約を付けさせてもらうだろうな」

「分かりました。資源開発の件は、正式な担当者を連れて、改めてお話しさせていただきます」

「うむ、そうしてもらおう」


 コンスタンは言葉を切ると、給仕に合図をしてお茶を淹れ替えさせました。

 先程の濃厚なミルクティーとは一変し、こんどは爽やかな香りのするお茶で、ドライフルーツが添えられています。


 お茶を口に含むとスーっとする清涼感が広がり、甘酸っぱいドライフルーツとの相性も抜群です。

 コンスタンにやり込められて、落ち込んだ気分もスッキリと解けていくようです。

 うっとりとお茶の味わいを堪能していると、コンスタンが笑いを洩らしました。


「ふん、まったく変わった男だな。バルシャニアの皇帝であるこのワシに、面と向かって楯突いたかと思えば、神妙な面持ちで真剣に話に耳を傾ける。かと思えば、ワシの存在すら忘れたかのように茶の味わいに没頭する。セラフィマ、このような変わり者で本当に良いのか?」

「はい、我がバルシャニアの精鋭部隊を手玉に取るほどの武力を持ちながら、無闇な殺生をなさらず、交渉にて事の解決を試みる。家柄云々ではなく、ケント様のようなお方こそが、バルシャニアには必要だと存じます」


 セラフィマは、キッパリと答えた後で僕へと視線を向け、頬を染めました。


「と言う事で、ワシとしては不本意ではあるが、婚儀を整えさせてもらうが、異論は無いな、ケント・コクブ」


 ジロリと僕に向けられたコンスタンの視線は、それまでの後進を教え諭す年長者のものではなく、断れば呪い殺さんばかりの情念の込められたものです。

 でも、なし崩しに話を進められる訳にはいきません。

 ここは毅然とした態度でお断りさせていただきましょう。


「大変ありがたいお話ではございますが、僕には将来を約束した人が居りますので、辞退させていただきます」


 深々と頭を下げてから、目線を上げると……鬼が居ました。

 コンスタンの背景には、憤怒の炎が燃え盛っているような幻覚さえ見えます。


「辞退するだぁ? セラちゃんが結婚してくれるって言ってるのに、辞退するだとぉ……?」

「ひぃ……す、すみません。ですが、僕には将来を約束した……」

「カミラ・リーゼンブルグか?」

「い、いえ、カミラには忠誠を誓わせましたが……結婚とかは、賠償とか謝罪が済まないとなので……」

「ならば、ヴォルザードの領主の息女殿か?」

「はい、ベアトリーチェとは将来を約束してますが、他に二人ほど……」

「三人……カミラ・リーゼンブルグも加えると四人もか……」


 怒りと呆れが入り混じった、実に複雑な表情を浮かべつつ、コンスタンはセラフィマへと視線を向けました。

 僕が辞退すると言った瞬間は、呆然として涙を浮かべていたセラフィマでしたが、キっと目尻を吊り上げ、こちらの背景にも炎が燃え上がっているかのようです。


「ヴォルザードでも多妻は認められていると聞いております。父上、私がヴォルザードのケント様の元へと輿入れいたします。さすればヴォルザードとの友好関係も築け、リーゼンブルグへの抑えにもなりましょう」

「本当に、それで良いのだな?」

「はい、警護をものともせずに皇族の居室に入り込む能力、精鋭部隊を圧倒する戦力、そして、今日の父上との話し合いを聞いて、信頼出来る方だと見極めました。後は、私が全身全霊をもってお仕えし、ご寵愛を勝ち取ってみせます」

「と言う事だ、ケント・コクブ。リーゼンブルグの内情が静まり次第、ヴォルザードへと輿入れさせる。それで良いな?」

「いや、あの……僕の話を聞いてました? 僕は辞退させて……」

「これほど! これほどまでにセラちゃんが譲歩しているのに、それでも聞き届けぬとぬかすのならば、バルシャニアの全軍を持ってしてヴォルザードを攻め落し、そなたにケジメをつけさせる!」

「えぇぇ……そんなぁ……」

「ケント様は、平和的な解決を御望みではないのですか?」

「そ、それは、御望みですけど……」

「ならば……」


 セラフィマは、すっと席を立つとテーブルを回り込んで来て、僕を見下ろすように側に立ちました。


「んっ……」

「えっ、ちょっと、何を……ふぐぅ……」


 唇を噛み切り、溢れてきた血で紅のように染めると、セラフィマは僕の抗議を塞ぎました。

 これは完全に詰みじゃないかなぁ……と思いつつも、セラフィマの唇に治癒魔術を流し込みました。


「んぁ……そんな、どうして治癒魔術を……」

「召喚の影響なんですかね。僕は光属性も持っているので『魔眼の水晶』が反応しなかったんですよ。それが理由で一人だけ魔の森に放り出されたんです」

「ケント・コクブよ。血の盟約を交わした以上は、セラフィマとの婚姻を断る事は許さん」

「はぁ……強引すぎやしませんか?」

「それとも、私から逃げ切れると思っていらっしゃいますか?」


 小首を傾げて微笑むセラフィマは、親馬鹿、兄馬鹿の気持ちが理解出来てしまう可憐さで、抗おうとする気持ちをボッキリと圧し折ってくれます。


「はぁ……こんなのズルいよ……」


 ガックリと項垂れた僕の頭をセラフィマはそっと抱き抱えて、よしよしとばかりに撫でてくれます。


「ケント様、何か失礼な事を考えていませんか?」

「い、いいえ……考えていませんので、もうちょっと、このままで……」

「あらあら、ケント様は意外に甘えん坊なのですねぇ、うふふふ……」


 はい、甘えん坊ですし、これはテーブルの向こう側に居る親馬鹿オヤジへの嫌がらせです。

 おぉぉ……皇帝陛下、血管切れそうですよ。


「ぬぅ……い、いつまでそうしておるつもりだ!」

「あら、父上も時々、母上にこうしていただいているのを知っておりますよ」

「なっ、な、な、なぜそれを……」

「ケント様、これから末永くお願いいたしますね」

「はい……」


 駄目でした、いくらロリっ娘でも、本物の肉食娘には敵いませんでした。

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