第60話 和解交渉という名の対決
ベアトリーチェに片思いを寄せているナザリオの実家、オーランド商店はヴォルザードで一番大きな店だそうです。
主力の商品は、ダンジョンから産出される貴金属や宝石を加工した宝飾品で、ランズヘルト共和国のみならず、周辺国にも輸出され高い評価を得ているそうです。
ヴォルザードの目抜き通りに大きな店を構え、宝飾品の他に服飾品や武器、装備品、食品など手広く商売しています。
目抜き通りのテンポの他に工房や職人達の住居、更には店主一家の邸宅と、全ての敷地を合わせると、商会が所有する土地の面積は領主の屋敷よりも広いようです。
その店主の邸宅の離れにフレイムハウンドの五人は、食客として滞在しています。
同級生達の城壁工事を見学し、クラウスさんと別れた後でラストックの駐屯地へと移動し、昼食と委員長のケアを済ませました。
なんだか、ここ最近の昼食は、すっかりリーゼンブルグにお世話になってる感じですが、これだけ迷惑掛けられているんですから、この程度は当然ですよね。
ヴォルザードに戻った後、昨夜手紙を置いてからの五人の様子を見張り役のハルト達から聞かせてもらいました。
ちょっとしたイタズラを仕掛けたバルトロは、予想通り目が覚めると同時に激怒し、手紙も一読するとグシャグシャに丸め、火属性魔法で灰にしたそうです。
同級生の城壁工事がなければ僕も見学に来たのですが、本当に残念です。
可愛くリボンで飾られたニャーンを目にした時の、バルトロの顔を見てみたかったですよね。
解いたリボンも灰にしたバルトロは、すぐにオレステとジャルマを呼んで対応策を協議したそうです。
対応策といっても、単純明快、屋敷の中に僕を引き込んで、喋りたいだけ喋らせた後で殺し、死体はバラバラにして片付けてしまうつもりなのだとか。
僕を殺してしまえば、自分達に疑いの目が向く事も一応は考慮しているようで、殺した後は迅速に解体してチェザリとトニーに捨てに行かせるつもりのようです。
疑われたとしても、死体が無ければシラを切り通せると思っているようですね。
チェザリとトニーは、やはり重要な決定には関与させてもらえていないようで、僕の事も、場合によっては始末する程度にしか教えてもらえていないそうです。
巨漢の坊主頭、ジャルマがフレイムハウンドの解体担当だそうで、短剣サイズの大振りのナイフを取り出してニヤニヤしていたそうですが、勿論解体されるつもりはありませんよ。
ラストックにフレッド、下宿にムルト、城壁にマルトとミルトを配置して、それ以外の眷属には全員集まってもらいました。
これからオーランド商店の邸宅へと乗り込んで、半強制的に和解してもらうので、眷属のみんなには一役買ってもらう予定です。
『準備万端だね? ラインハルト』
『ケント様、相手の手の内は分かってますが、油断は禁物ですぞ』
『分かってる。いつでも周囲を闇の盾で囲えるようにしておくから、危ない時は合図してね』
『了解ですぞ、では……』
『うん、キャーン言わせに行こうか』
邸宅の門番さんに訪問の目的を告げると、武器の所持を確認された後、すぐに玄関へと案内してくれました。
これもバルトロが手配してあると分かっていたので、別段驚きはありません。
もし僕が武器を所持していた場合は、ここで取り上げる予定だったようです。
玄関からはメイドさんが、フレイムハウンドの五人が滞在している離れへと案内してくれました。
「バルトロ様、ケント様を御案内いたしました」
「通してくれ……」
メイドさんが応接間のドアをノックして呼びかけると、感情を押し殺したようなバルトロの声が返ってきました。
たぶん、メイドさんは今朝からのバルトロの様子を見て、良からぬ事が起こると予測しているのでしょう。僕をドナドナされていく子牛を見るような目で見て来ます。
「どうぞ……お気を付けて……」
「ありがとうございます」
メイドさんの気遣いに感謝しながら応接間に入ると、笑顔のバルトロが迎えてくれました。
勿論、顔は笑っていますが、目は獲物を狙う鮫みたいですね。
「やぁ、君がケントか、良く来てくれた、さぁ入ってくれ……」
「初めまして、今日は突然押しかけて申し訳ありません」
「堅苦しい挨拶は抜きだ、さぁ、奥の席に座ってくれ」
「はい、失礼します」
バルトロが勧めてきたのは、ドアから一番遠い、昨日バルトロが座っていた席です。
向かい合う位置にバルトロが座り、その両斜め前にオレステとジャルマ、僕の側がチェザリとトニーです。
つまりは一番逃げられない席という事なのでしょう。
メイドさんがお茶の支度をする間、オレステとジャルマは、薄ら笑いを浮かべながら、僕を品定めしています。
チェザリとトニーは、敵意を剥き出しにして睨み付けて来ます。
「さて、俺達に用があるそうだが……」
メイドさんが退室すると、バルトロが問い掛けてきました。
先程までの笑みを消し、眉間には深い皺が刻まれ、額には青筋が浮かんで来ています。
「はい、手紙にも書かせていただきましたが、どうやら僕は誤解されてしまっているようなので、その誤解を解いて、和解していただこうと思ってお邪魔いたしました」
手紙はバルトロが読んで、すぐ灰にしてしまったので、他の四人には正確な内容は伝わっていないようなので、昨夜何度も書き直した内容を思い出しながら、出来るだけ正確に手紙の文面を再現しながら、訪問の意図を伝えました。
「手前ぇ! 調子に乗ってんじゃねぇぞ、ガキが!」
「チェザリ! トニー! 座れ!」
慇懃無礼な手紙の内容を再現すると、当然のようにチェザリとトニーは激昂して立ち上がりましたが、バルトロに一喝されて腰を下ろしました。
「がははは……バルトロよ、このガキ大した度胸じゃないか、本当に始末しちまうのか?」
「ジャルマ! 手前、なに余計な事を口走ってやがんだ」
「がははは、すまんすまん、じゃが、もうこのガキは袋のネズミ、逃げ場なんぞ無いぞ」
「ふん、闇属性の魔法を使うって話だからな、詠唱を始めたら遠慮なく殺せ」
バルトロの言葉に、チェザリとトニーは驚いた表情を見せましたが、すぐにニタリと下卑た笑いを浮かべました。
「くっくっくっ、バルトロよぉ、随分と気負ってやがるけど、どうしちまったんだ?」
「ふん、こ、こんなガキが、フレイムハウンドを舐めくさってやがんだぞ、キッチリあの世に送ってやるのが筋ってもんだろう……」
「そうかいそうかい、でもよぉ、ジャルマも言う通り逃げ場なんか無いんだからよ、もうちょっと遊ばせろや」
面白がっているオレステとジャルマに、バルトロは渋い表情を浮かべています。
どうやら、昨日のリボンの一件は話していないようですね。
ならば、僕の口から教えて差し上げましょう。
「このご様子では、どうやら和解していただけないみたいですが、昨夜の警告は皆様にもお伝えしていただけたのでしょうか?」
「くそガキ……そんなに早く死にてぇのか……」
腰を浮かせかけたバルトロを見て、オレステとジャルマは首を傾げています。
「警告とは何の話だ? バルトロ」
「うるさい、黙ってろジャルマ、ガキの戯言なんざ相手にすんな!」
「おうジャルマ、どうやらその警告ってやつがバルトロが逸ってる原因じゃねぇのか?」
「うむ、そのようじゃな。小僧、お前さん何をやらかしたんじゃ?」
オレステとジャルマは興味を持ったようですが、バルトロは絶対に知られたくないようです。
「うるせぇ、チェザリ、トニー、殺れ!」
「待て! どうしちまったんだバルトロ、一体何なんだ、その警告ってやつは」
「くそ! チェザリ、トニー、さっさと殺れ!」
チェザリとトニーは、テーブルの下に隠していたナイフを抜いたものの、バルトロとオレステを見比べて迷っているようです。
ジャルマが目で即してきたので、警告の内容を伝えました。
「眠っているバルトロさんのズボンを下ろして、大事な部分を赤いリボンで飾って差し上げました。その上で、和解を拒否するならば、次は切り落します……と手紙には書かせていただきました」
「がははははは、こいつは傑作だ!」
「うひゃひゃひゃひゃ、小僧、手前、俺を笑い死にさせるつもりか!」
ジャルマとオレステは、腹を抱えて笑い転げ、バルトロは手にしたカップを握りつぶしました。
チェザリとトノーは、笑って良いのか駄目なのか判断できず、引き攣った笑みを顔に貼り付けています。
ジャルマとオレステは暫く笑い続けていましたが、バルトロが拳をテーブルに叩き付けた事で、ようやく沈黙しました。
「小僧、調子に乗っていられるのは、ここまでだ」
「そうですか……それじゃあ当初の予定通り、僕を殺してバラバラに解体して、こちらのお二人に捨てに行かせるんですね?」
「ほう、そこまで調べてやがったのか、その調査能力だけは大したもんだ。チェザリなんざよりは余程役に立ちそうだが……ここまで俺をコケにしたら終わりだ」
ようやく自分のペースを取り戻したのか、バルトロは余裕の笑みを浮かべながらナイフを抜き放ちました。
「あの……どうせ結末は決まっているようなので、少し質問させてもらっても良いですかね?」
「あぁ、構わねぇぞ、言ってみろ、小僧」
僕の質問には、バルトロよりも先に、ナイフを弄んでいるオレステが答えました。
「皆さんは、ナイフで武装している、僕は丸腰、だから僕には不幸が訪れて、ヴォルザードから姿を消す事になる……そう皆さんは考えてらっしゃるんですよね?」
「あぁ、その通りだ、良く分かってんじゃねぇか、小僧」
「はい、それでですね……皆さんは、それが逆になるとは考えないんですか?」
「はぁ? 逆だと……?」
オレステだけでなく、他の四人も怪訝な表情を浮かべました。
「はい、逆です。僕が生き残って、皆さんが姿を消しちゃう……なんて事は考えてみたりしないんですか?」
「がははは、お前さん、丸腰で生き残るどころか、ワシらを始末出来るとでも言うのか?」
「皆さんは、僕が闇属性の魔法を使えて、世間で言う魔物を使役していると御存じなんですよね?」
ナザリオに武勇伝をせがまれるぐらいですから、当然僕の話も聞いていると思うのですが、それにしてはフレイムハウンドの五人は、余りにも無警戒に感じてしまいます。
「馬鹿が……いくら強力な魔物を使役できても、この場に居なけりゃ何も出来ないだろうが……」
どうやらバルトロの口調からして、僕が眷属を召喚出来ると思っていないようですね。
「なるほど……もう一つ質問しても良いですか?」
「何だ、さっさと言え」
「もしも、もしもですが、今の状況をひっくり返すだけの力を僕が持っていたら、皆さんはどうします? それでも敵対を続けますか? 冒険者ってのは死んだら負けなんですよね?」
オレステ達は顔を見合わせた後で、バルトロに視線を集めました。
「もしも、そんな芸当が出来るなら考えなくもないが、俺達は現実主義だから戯言に付き合う気はねぇ、和解なんざ有り得ねぇ……手前はここで死ぬんだよ」
バルトロが四人に合図しかけたので、それよりも先に爪先で床を叩きました。
僕の右側にはラインハルト、左側にはバステンが仁王立ちし、フレイムハウンドの五人の後ろには、ザーエ達アンデッド・リザードマンが姿を現しました。
ザーエ達は、左手でフレイムハウンドの面々の頭を押さえ、首筋にククリナイフの刃を当てています。
更には、部屋を埋め尽くすように、アルト達アンデッド・コボルトが姿を現し、爪と牙を剥いて見せてました。
「皆さん、どうぞナイフをテーブルに置いて下さい」
「くそっ、どうなってやがんだ……」
「リ、リザードマン……」
「小僧、これが手前の力か……」
向かい合った仲間の姿を見れば、自分の置かれている状況は一目で理解出来るはずです。
先程までの余裕は霧散し蒼ざめた五人が、大人しくテーブルに置いたナイフを素早くアルト達が回収しました。
「皆さんがヴォルザードの法に則り、まっとうな冒険者として活動する限り、僕から敵対する意志はありません。ですが、皆さんの方から仕掛けてくるならば、応戦するしかないですよね?」
「くそっ……なめやがって……」
「なめてるのは、そちらの方ですよバルトロさん。 僕が子供だと思って、ろくに調べもせずに下宿にちょっかい出して、まさか反撃されるなんて欠片も思っていなかったでしょう?」
「くそっ……」
いくら睨み付けたって、殺傷与奪の権利を奪われた状態では格好付かないですよね。
「がははは、バルトロ、これはワシらの負けだぞ、手を出すには相手が悪い」
「俺もジャルマの意見に賛成だ。この小僧、詠唱もせずにこの数の魔物を使役するんだ、オマケに手の内まですっかり探られている。下らねぇプライドなんかに拘ると破滅すんぞ」
「くそっ……要求は何だ、ガキ!」
ようやくバルトロも白旗を上げたようですので、こちらの要求を呑んでもらいましょうかね。
「先程も言った通り、法に背いたり、僕の仲間にちょっかいを出さないなら、敵対するつもりはありません。ですが、その要求を呑んでいただけないならば、ヴォルザードからは消えてもらいます。と言っても殺すつもりはありませんから、出て行ってもらえるように仕向けますよ。でも、切り落しちゃったりはするかもしれませんね」
「くそっ……いいだろう、その話呑んでやる」
「それと……」
「ちっ、まだあんのか!」
「はい、チェザリさんとトニーさんを囮に使うのも無しの方向でお願いしますね」
「て、手前……」
「ちょ、バルトロさん、どういう事ですか?」
「俺らを囮に使うって……マジなんすか?」
囮として使われると聞いて、さすがにチェザリもトニーも抗議の声を上げましたが、背後からザーエ達にに拘束されたままなので、迫力の欠片も無いですね。
「ちっ、余計な事を言いやがって、クソガキが……」
「はい、仰る通り、僕はクソガキですけど、そのクソガキから見て、ちょっとは格好良い大人の姿を見せて下さいよ。Aランクの冒険者なんですよね? 後に続く者達を鍛え、育て、いざとなれば守るぐらいの気概を見せて欲しいですね」
バルトロ、オレステ、ジャルマの三人は渋い表情を見せ、チェザリとトニーは、その通りだとばかりに頷いてみせました。
「じゃあ、僕はそろそろお暇させていただきますが、約束は守って下さいね。僕もあんな物を切り落とすのは嫌ですから……」
僕が席を立つと、予め打ち合わせていた通りに、アルト達が影へと潜り、残ったザーエ達と僕らの後ろには闇の盾を出して、そのまま一歩下がって影の世界へと移動しました。
「くそっ、くそっ、くそっ、ガキが、なめやがって!」
僕らが姿を消した途端、バルトロはいかにも高価に見えるテーブルを皹が入るほどに殴り付け、喚き散らしました。
オレステが、お手上げだとばかりの両手を挙げれば、ジャルマも無言で頷いてみせています。
「くっそ……あのガキ、いつか痛い目に遭わせてやっからな」
「バルトロよぉ、そいつは、お前一人でやってもらえっかな?」
「うむ、そうじゃな、ワシもその話には乗らんぞ」
「なっ……お前ら、こんだけなめられて、黙ってるつもりか?」
「あぁ、俺はまだ切り落されたくねぇからな」
「ワシもじゃ……がはははは」
「ちっ、腰抜けが……」
達観したような笑顔を交わすオレステとジャルマをバルトロは苦々しい顔で睨み付けました。
「あの……バルトロさん、さっきの話ですが……」
「俺達を囮に使うって……」
「うるせぇ、嫌なら何処にでも行っちまえ!」
バルトロは、不貞腐れたように両足をテーブルの上に投げ出すと、天井を仰ぎ見てから目を閉じました。
突き放される形になったチェザリとトニーは、どうするんだと目線で会話を交わしたものの、結論が出せないようです。
「バルトロの言った通りだぜ、さっきの小僧が何を言おうと、俺らの性根はそう簡単に変わりやしねぇ」
「そうじゃな、いざって時になれば、躊躇無くお前さんらを囮に使うじゃろうな……それが嫌だと言うなら、フレイムハウンドを抜けて自分らの足で歩くんじゃな」
オレステやジャルマにも突き放された格好になったチェザリとトニーは、暫く無言で考え込んでいました。
「悪いが、俺は抜けさせてもらう……今まで世話になった」
腕組みして考え込んでいたトニーは、短く告げると、軽く頭を下げて応接間から出て行きました。
それを見たチェザリは、まだ迷っているようでしたが、意を決したように席を立ちました。
「お、お世話になりました!」
未練を振り切るように大きな声で別れを告げ、チェザリも応接間を出て行きました。
「けっ、根性無し共が……」
「がははは、オレステよ、今どきの若い者に、それを望むのは酷ってもんじゃ」
「何言ってやがる、俺らを散々コケにして悠々と立ち去っていった小僧が居ただろうが」
「おう、そうじゃったな、がはははは」
口では文句を言いながらも、オレステは清々したような表情をしています。
「それで、オレステよ、これからどうすんじゃ?」
「どうするも何も、昔に戻っただけの話だろう」
「がははは、どうせなら老け込んだ顔や身体も、昔に戻ってくれると助かるんじゃがな、がははは!」
「くっくっくっ、ちげぇねぇ……」
「お前らも、どこかに行っちまえ……」
バルトロが目を閉じたままで呟くと、オレステとジャルマは顔を見合わせた後で、噴き出しました。
「うひゃひゃひゃ、おい聞いたかジャルマ、泣き虫バルが何か言ってるぞ」
「がははは、待ってよぉ……置いてかないでよ、オレステ……じゃとよ」
「手前ら、いつの話してやがんだ!」
目を開けたバルトロが凄んでみせても、二人は何処吹く風という感じです。
どうやら、この三人は相当古い付き合いのようですね。
「他のやつらは知らねぇが、俺らに格好付けても無駄だろう、なぁジャルマ」
「じゃな……しっかし、ぶふっ、股間にリボンとは……がははは!」
「うるせぇ、昨日は飲み過ぎて油断してただけだ、今度来やがったら返り討ちにしてやる」
「くっくっくっ、切り落されないで良かったな、小さくたって無いよりはマシだろう」
「うるせぇ! 俺は小さくなんかねぇ!」
「だとよ……」
「がははは、そうしておいてやるかのぉ……」
「くそっ、勝手にしろ……」
この三人だけの関係を見ている分には、何の問題も無さそうですが、昨夜の会話や今日の対応を見ると、かなりの問題がありそうなので、やはりドノバンさんには報告を入れておきましょう。
しかし、クラウスさんにしても、バルトロ達にしても、ちょっと見習うのを躊躇してしまう大人ばっかりですね。
いくら最果ての街とは言っても、困ったもんですねぇ……。
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